No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
89 |
6月 |
7日 |
木 |
鉱石山 |
1205 |
追貝 |
川場村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
ぐんま百 |
鉱石山(1205m、追貝)はぐんま百名山の一座と言うことで山ラン有効ポイントに加えられた。このピークの北東部にはもう一座、山名事典やウオッちずにも掲載されていない朝倉山(木賊山)があり併せて登ってきた。県道263から林道に入ると2km位で登山口となる。登山道は廃林道で谷間をほぼ真っ直ぐに続き、急傾斜地になると南側の尾根筋を回り込むように向かっていた。ほどなく登山道は古いトロッコ軌道(その昔ガーネットが産出したらしい)となり、いよいよピークとは反対方向となったため尾根筋目指してショートカットを決め込んだ。その後は尾根筋の登山道を緩やかに登るとトイレが並び、その奥に鉱石山のピークがあった。雑木に囲まれ視界はほとんどない。登山口より42分。折角ここまで来たので隣の朝倉山まで足を伸ばすことにした。笹尾根の踏み跡を15分ほど登ると朝倉山となるが、こちらの方がよっぽど山らしいw 1時間39分で往復。 |
2 |
90 |
|
|
|
浅松山 |
1291 |
追貝 |
川場村 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
浅松山(1291m、追貝)を地形図で見ると県道64号から伸びる林道が山頂北側を抜けて東に向かっている。ナビと地形図を見比べながらこの林道に取り付いた。轍はあるのでクルマは通っているようだが、落石、路肩の崩落、倒木とかなりの悪路だったが、どうにか浅松山の北側まで進入出来た。まず林道を歩き、薮の斜面に取り付き東側の鞍部から腰丈ほどのクマササを掻き分けると浅松山山頂となった。大きな木製標柱が建っていたが展望はほとんどない。クルマから8分。
田代山(1351m、追貝)は浅松山の南東に位置するピークで、地形図を見ると北側の尾根筋まで破線が続いている。そこで破線を追うと古い林道か防火帯の名残のような形状が続いていたが、薮化が進行しており躊躇せず林道へ下りた。林道は廃道化してるが歩きやすかったが、なんとここで大量の熊の糞と遭遇し緊張感を増す。地形図上で林道が西方向へ大きくクランクする位置まで来ると、そのまま直進する林道が分岐していた。更に廃道化してるが道型はしばらく続き、薄いが踏み跡もある。笹薮を避けカラマツ林の中を歩くとほどなく地形図の破線と合流した。向きを南に変えたいところだが北側の尾根筋を目指して東へ向かう我慢の歩きが続く。次第にクマササは背丈を増し腰丈ほどになるとようやく山頂に続く北尾根となった。ここからは一気に方向を南に向ける。大した登りではないが尾根筋は広く何処を歩いても笹薮は醜く、所々では背丈ほどもある。やっとのことで登りついた田代山は深い薮の中で展望はない。2枚の山名板だけが山頂を教えてくれた。浅松山から1時間12分。53分でクルマに戻る。 |
3 |
91 |
|
|
|
田代山 |
1351 |
追貝 |
川場村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
4 |
92 |
|
|
|
後山 |
633 |
後閑 |
川場村 |
JF1LIR |
430 |
FM |
|
後山(633m、後閑)へは道の駅・川場田園プラザ近くから虚空蔵への案内に従って車道を進むと後山古道の案内標柱となる。車道が続いているがここから歩くことにした。小さなピークを一つ越え、尾根筋を離れ北側に巻くように登ると切通しとなり、その先が山頂だった。往復20分。 |
5 |
93 |
|
|
|
雨乞山 |
1068 |
追貝 |
川場村 |
7L2MTL |
430 |
FM |
|
雨乞山(1068m、追貝)へは雨乞山散策道を辿った。山頂近くまで林道が続き、正に散策と言った感じの山行となった。登りついた山頂には大きな石祠と東屋があり、南側は切り開かれ好展望地となっていた。往復50分。写真左は散策道の入口、中央は山頂の石祠 |
6 |
94 |
|
10日 |
日 |
丸山 |
1344 |
皇海山 |
沼田市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
丸山(1344m、皇海山)へは平川沿いに三重泉国有林内を東西に貫く三重林道が北側に延びている。何処まで行けるだろうかと疑心暗鬼でクルマを走らせると、ほぼ中程でゲートが出現し希望は泡と消えた。ゲートを跨ぎ歩き出すと、ほどなく林道は崩落の連続となる。バイクならどうにか行けるかなと思ったりもしたが、それも直ぐに無理だと分かる。歩き始めて1時間20分、3つ目の隧道を抜けると丸山の北尾根筋の突端となる。隧道から50m位行くと青テープがあり、下り出すが半端ない急傾斜でやっとのことで沢へ降り立った。今日もスパ長なので難なく渡渉したのはいいが、適当な取り付き地点が見つからず目の前の急斜面に踏み込んだ。最近は熊と遭遇したらそれなりに抵抗でもしようとピッケルを持ち歩いている。このピッケルをが役立ちアックスのように地面に打ち込みこれを支点として攀じ登った。やっとのことで尾根筋に乗ったが急勾配は途切れることなく続いている。シャクナゲ藪は所々で顔を出すが左程気になることはない。取り付いてから1時間5分、青息吐息で登り着いた山頂には2つの山名板が下がっていた。立ち木の中で展望はほとんどなく皇海山だけをどうにか確認出来た。下りの際に気付いたのだが、取り付き地点は少し下流の建物の基礎跡と思われる石積みの裏に踏み跡が在りそちらの方が正解のようだ。渡渉後は崖を攀じ登り、林道に復帰してダラダラ歩いてクルマに戻った。全行程:4時間33分。 |
7 |
95 |
|
|
|
水行寺山 |
1327 |
皇海山 |
沼田市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
水行寺山(1327m、皇海山)は地形図で見ると林道に続き、破線が山頂近くまで伸びている。平川を渡り山麓に広がる畑の中をどんどん上がっていくと細い林道の分岐がある。これを行くと広い畑となり、その横を抜けると酷い草薮となった。かろうじて道型は残っていたので、4WDに切り替え突入すると20m位で林道が現れ、送電鉄塔の横を道なりに右に曲がると突然舗装道に出た。なんと右を見ると鉄柵があるではないか!? あとは快適な舗装道(林道鬼岩線)をどんどん上がると山頂南尾根上となった。ところがここには地元の人と営林署関係の人だろうか、6,7台の車両が停まり何やら話し込んでいる。そこへ突然現れた部外者に怪訝そうな視線が向けられる。できるだけ平静を装い、「この山に登りたいのですけどクルマをここに置いて良いですか」と話しかけると、そこへ突っ込んでと、渋々の返事、、、足早に尾根筋に踏み込んだ。ほどほどの勾配を上がると直ぐに山頂となり、三角点標柱と山名板の付けられた木が朽ち果て倒れていた。往復10分。どうも自分の下山を待っていたらしく、ゲートの管理があるから先に下りてくれと言う。いちいち説明するのも面倒なので一緒に車列を組み鉄柵を通過した。 |
8 |
96 |
|
|
|
赤倉山 |
1257 |
追貝 |
川場村 |
JR1AYS |
430 |
FM |
|
赤倉山(1257m、追貝)へは赤倉林道を使うが、間違いなく通行可能な片品側から進入した。この山の東側は広範囲に伐採され、新たにスギの植林されている。この伐採地から取り付くこととし、林道の駐車余地にクルマを停め作業道跡に入った。尾根筋近くまで作業道を辿り、少しばかり伐採地を登ると尾根筋となる。薄いが踏み跡もあり、稜線伝いに進むと山頂から北へ伸びる尾根筋となる。ここからは小さなアップダウンで南下すると三角点と山名板の下がる山頂となった。高点は明らかにこの一つ南側のピークなので行ってみたが表示物は何もなかった。往復57分。このあとクルマのバッテリートラブルでJAFに出動要請w |
9 |
97 |
|
14日 |
木 |
燕巣山 |
2222 |
三平峠 |
片品村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
栃木百 |
燕巣山(2222m、三平峠)は栃木100名山の一つで2008年7月に一度登っている。今回は同ルートなので4年前の自分と比べられると、ちょっとばかり力んでスタートした。二度目なので迷うことは無いが、相変わらず沢沿いの登りは荒れていて、倒木が増えているように思える。この時期なので下草が濡れているがスパ長なのですこぶる快適で渡渉も気にならない。結局、四郎峠には3分短縮の58分で着いた。ここからの半端ない勾配が頭に焼き付いていたが、今回も同様にきつい登りとなった。結果、この間は3分オーバーの58分だった。トータルでは同タイムであり、どうにか体力は維持できているのかな? 山頂からの展望はガスがかかりほとんどない。
四郎岳(2156m、三平峠)はぐんま百名山であるのも、この二山の面白い関係であるが、さて登りはどっちがきついのだろうか。眺める度にいつもそんなことを思っていたが、今日は自分の脚で結論を出そう。そんな思いで四郎峠から登り返すと、緩やかな尾根筋歩きもほんの少しで、登り一辺倒の急勾配が始まった。途中にはロープの下がる箇所もある。だんだん足が重くなり、休憩の間隔が縮まってくる。四郎峠から42分でやっとのこと山頂となる。一部が伐採されガスが晴れた南側に素晴らしい展望が広がっていた。結論としてはどちらも同程度にきつかった。全行程:4時間24分。 |
10 |
98 |
|
|
|
四郎岳 |
2156 |
三平峠 |
片品村 |
JO2TAI |
430 |
FM |
ぐんま百 |
11 |
99 |
|
21日 |
木 |
唐沢山 |
1787 |
丸沼 |
片品村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
唐沢山(1787m、丸山)へは南側の尾根筋から取り付くことにした。スノーシェードを抜けたところに黄色い落石注意の看板があり、その後方に急勾配を上がる踏み跡がある。余りに勾配がきついので少しばかり西に行くと、やや勾配の緩い植林地となり取り付いた。ほどなく尾根筋に乗るが勾配は半端なくきつい。休み休みの登りとなり、1582Pまでの標高差400mに約1時間を要した。ここからは尾根筋の植生が一変し、ネマガリタケの薮が少しばかり続き、ほどなくアスナロの枝がうるさくなってくる。それでも尾根筋には獣道(人も僅かだが踏んでるであろう)が続いているのでそれを追うように登った。笹薮の山頂にはKUMO氏とフジオカTK氏の山名板が下がっていた。一部南側の視界があり、日光白根山に通じる丸沼高原が一望できた。下りは往路をピストンしたが、それにしてもきつい登りだった。往復:2時間36分。 |
12 |
100 |
|
|
|
赤沢山 |
1540 |
丸沼 |
片品村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
赤沢山(1540m、丸山)へは鉄塔巡視路を使う最短コースがあるらしいが、何処が取りつきか分からず、地形図にある北側の破線を追うこととし林道を進んだ。ところがその取り付きを見過ごしてしまい、200m位先の新しい林道への分岐まで来てしまった。地形図で見るとこの林道は1555Pの尾根筋に向かうように思えたので、この林道から登ることにした。まだ新しい林道でいくつかの分岐があるが、尾根筋に向かいそうな分岐を選びながら行くと1260地点で終点となった。少しばかり急斜面を上がると1555Pからの尾根筋となり、膝丈程度のクマササ薮の中に続く獣道を使いながら登った。左からの尾根と合流すると途端に勾配は緩み、突然開けた視界の先に鉄塔が現れた。鉄塔には58の看板が下がり、その先に巡視路が続いていた。当初はこのまま1555Pまで尾根筋を登るつもりだったが、先を見ると赤沢山のピーク近くに次の鉄塔が見えるので巡視路を行くことにした。流石に巡視路は軽快で、あっという間に次の59号鉄塔から再び尾根筋を上がった。次第に笹薮は丈を増し、高いところでは胸丈ほどにもなったが密度は薄いので大したことは無い。登りついた山頂には三角点と馴染みの山名板が2枚下がっていた。ここまで1時間15分。下りはどうしても破線の登山度が気になり辿ることにした。北西方向に下ると境界標と赤ペンキのマーキングが続き、160号鉄塔(どうして一桁増えてるのかな?)となる。そのまま巡視路を行くと林道となり最短ルートとなるらしいが、地形図の破線を追って巡視路を59号鉄塔の方に向かった。ほどなく破線の位置と一致する道型となるが既に薮化し荒廃が進んでいた。下るほどに踏み跡はしっかりしてくるが、ほどなく沢沿いとなった登山道は腰丈を越えるイバラ道となった。シダや棘の生えた低灌木が生い茂る鬱蒼とした谷間の登山道である。下るほどに沢筋は太くなり何ヶ所かで渡渉を繰り返し、やっとのことで林道に降り立った。確かに距離的には短いかもしれないが、破線ルートはとてもお勧めできないと感じた。2時間2分で周回した。 |
13 |
101 |
|
|
|
堂平山 |
1310 |
至仏山 |
片品村 |
JE1CCE |
430 |
FM |
|
堂平山(1310m、至仏山)へは南東尾根筋が一番緩やかそうに見えたが、取り付いたのは最短距離と思われた北東尾根だった。理由は近くまで行くと踏み跡らしきものがあったのと、南西尾根からでは50m近く余計に登ることになるからだ。案の定、きつい登りとなった。終始急勾配が続き、距離からすれば30分もあれば登れるだろうと安易に考えていたが、50分間喘ぎ続けてやっとのこと山頂となった。雑木林に囲まれた山頂からの視界はほとんどなく、馴染みの2枚の山名板が下がっているだけだった。1時間11分で往復。 |
No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
70 |
5月 |
4日 |
土 |
与作岳 |
1933 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JL1FDI |
430 |
FM |
|
与作岳(1933m、尾瀬ヶ原)、景鶴山などの群馬・新潟県境の山は尾瀬国立公園の中にあり、尾瀬側からは雪があるこの時期だけしか行くことが出来ない。鳩待峠を出て尾瀬ヶ原の南側の入口・山の鼻から神宮、ヨッピ橋、東電小屋と所々顔を出している木道を拾いながら雪原を行く。山の鼻を過ぎた辺りから再び雨となり、一時見えていた至仏山なども雲の中に沈んでしまった。東電小屋辺りではいよいよ本降りとなり雨具を着込む。東電小屋の裏手にトレースを見つけ、これを追うように斜面に取り付いた。ツェルトと雨具、着替えの防寒下着類、行動食と極力装備を抑え、これに水3.5Lをプラスしただけで背中は軽い。足元はいつもの通りオールマイティーのスパ長だ。1537P、1653Pと小ピークを越えて行くと、下山する6人パーティーと出合った。景鶴山山頂まで残り5m程の雪稜が危険と判断してピークを踏まず下山したとのことだった。急登を終えると進路は西へと向きを変え傾斜は緩くなり、ほどなく与作岳山頂となった。ピークは広く立木に下がるすかいさん製の山名板でそれと分かった。鳩待峠から4時間20分。
景鶴山(2004m、尾瀬ヶ原)へは広い尾根筋を緩やかに下げ、上ヨサク沢とケイズル沢の間の尾根筋と合わさると山頂直下となる。ここで先行者のトレースとケイズル沢方向からのトレースが合流していた。ハイトスさんが登ったルートで景鶴山には最短のようだったが、今回は与作岳もあるので県境を辿った。ここからは細尾根の雪稜となるが、先行者のトレースを追うように上がった。大きな岩を左に巻き上げるとほどなく先行者のトレースはここで消えていた。確かにピークまで僅か5m程であるが岩に巻きつくように出来た雪稜はやせ細り、岩との間は空洞になっていた。行けないことは無いが下手すれば奈落の底である。北側へ回り込むことにした。灌木帯の中で雪付きは悪く、踏み抜きを繰り返しながらやっとのことで反対側の尾根筋に乗り山頂を踏んだ。山頂の立ち木にはアイゼンの片割れだけが下がり、見慣れた黄色い山名板は根元に転がっていたので元に戻した。与作岳から10時間10分。
旧カッパ山(1892m、尾瀬ヶ原)は現在のカッパ山(1822m)の旧所在地である。景鶴山ピークの西側の山頂尾根筋にはほとんど雪は無く薮漕ぎとなった。やっとのことで下りにさしかかると今度は半端ない急傾斜である。シャクナゲ、スズタケと手当たり次第に掴めるものを手掛かりに滑り落ちるように下ると広い雪原に降り立った。当初は県境尾根筋を少し行き、カッパ山から八海山と周回するつもりだったが、まだまだ体力的に余裕があったので白沢山まで足を伸ばすこととし登り返した。この時点で16時を過ぎていたので夜通し歩き続ける覚悟をした。県境尾根筋は広く大した起伏もないので楽に歩けたが、相変わらずガスが立ちこめていたのでとにかく尾根を外さないように慎重に歩いた。お椀を付した様な広いピークに付くとGPSは旧カッパ山山頂を示していたが表示物は皆無である。広い山頂にアオモリトドマツが何本か顔を覗かせていた。景鶴山から1時間45分。
大白沢山(1942m、尾瀬ヶ原)へ向かうのに尾根筋を取り違えてしまった。先を急ぐあまり次のポイントをGPSにセットしないままに歩きだしたらこの失態である。直ぐに気付いたため難なく県境尾根筋に復帰することが出来た。この先も尾根筋は広く稜線を外さぬように歩くと広い山頂となった。ここも広くあっちこっち目をやるとアオモリトドマツの高い位置に下がる山名板を見つけた。隣の木の幹には4枚の山名板が、雪面より低いところに並んで付けられていた。この位置からすると無雪期のものだが、こんなに並ぶほど薮を漕いで訪れているのだろうか? 後からまとめて取り付けられたものと想像してみたw 旧カッパ山から45分。
白沢山(1953m、尾瀬ヶ原)への最難関はいきなり訪れた。大白沢山から西への下りは、地形図を見るとゲジゲジマークが入っているのである程度想定はしていた。ちょっとした岩場ではあるがよくよく見ると踏み跡があり慎重に下り再び雪原となった。ススヶ峰までの分岐は軽い登り勾配でその先は長い下りとなる。東側に雪庇が波打つように形成されており、ヘッ電の明かりを頼りに慎重に歩いた。登り返すのが嫌になるほどの長い下りを行くと鞍部となり緩やかな登りとなる。19時を過ぎてくると気温は急激に下がり出し雨はみぞれ混じりとなり、風も吹きだし時には斜めから吹き付けるようになった。それでも足取りは軽く、難なく白沢山に辿りついた。ここも山名表示を探したが見つけられず、GPSの示すポイントを山頂とした。大白沢山から1時間55分。
ススヶ峰(1953m、尾瀬ヶ原)へはヘッ電に照らし出された自分のトレースを丹念に追い続けた。ススヶ峰への分岐から少しばかり登ると70m余りを下げ鞍部となる。ここからの登り返しはかなりの勾配が続いたがひたすら登り続けた。そしてその頂には中央分水嶺・ススヶ峰と書かれた山名板が下がっていた。白沢山から2時間20分。
岳ヶ倉山(1816m、尾瀬ヶ原)へはススヶ峰からの長い下りの後に緩やかに上げるだけなので左程きついところは無かった。ただ夜半となり、みぞれは完全な雪へと変わってきた。折角登り上げたピークではあるが山名板探しも程々に下山を開始した。ススヶ峰から1時間10分。
あとは尾瀬ヶ原に向けて下るだけなのにここで大きなポカをした。何を勘違いしたか1727Pから反対側の尾根に下りてしまったのである。24時過ぎからのこの1時間はきつい時間だったが心が萎えることは無かった。ルートに復帰してからは左俣に向けて尾根筋を下ったが谷間からは雪解け水の轟音が聞こえている。ぎりぎりまで尾根筋で粘り、最後は激流をスノーブリッジで越え猫又川となった。ここからは猫又川に沿って歩き、山ノ鼻から鳩待峠に戻った時には夜は明けていた。行動時間:18時間45分。 |
2 |
71 |
|
|
|
景鶴山 |
2004 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JI1RTH |
430 |
FM |
ぐんま百 |
3 |
72 |
|
|
|
旧カッパ山 |
1892 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JH1AQG |
430 |
FM |
|
4 |
73 |
|
|
|
大白沢山 |
1942 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JR1PCY |
430 |
FM |
|
5 |
74 |
|
|
|
白沢山 |
1953 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
6 |
75 |
|
|
|
ススヶ峰 |
1953 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JH1UBK |
430 |
FM |
|
7 |
76 |
|
|
|
岳ヶ倉山 |
1816 |
尾瀬ヶ原 |
片品村 |
JF1LIR |
430 |
FM |
|
8 |
77 |
|
17日 |
木 |
白尾山 |
2003 |
三平峠 |
片品村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
白尾山(2003m、三平峠)へは富士見下から長い林道を辿り富士見峠から尾根筋に乗る。林道は除雪の真っ只中で、富士見小屋の手前1km位まで進んでいた。ほぼ1時間40分で富士見小屋となったが、一階部分はまだ雪に埋もれていた。ここからは富士見峠方向に進むと緩やかな尾根筋となる。うっすらと続く林道の道型を追うように歩くと、ほどなく電波塔となる。ここで歩みを北東方向に変え、さらに緩やかな尾根筋を行くと広い山頂となった。山名表示は見当たらず最高点にピッケルを立てピークとする。富士見下から2時間40分。
皿伏山(1917m、三平峠)へは白尾山からの尾根筋を北へ辿ることになる。最初の下りが少々急だったが、その後はなだらかで軽快に進んだ。ただ尾根筋が広いので方向が定めにくい。セン沢田代からは登りとなり、適当に急斜面を上がると広い山頂となった。ピークには案内標柱のみで、樹林帯の中で視界は無かった。白尾山から2時間37分でピストン。
荷鞍山(2024m、三平峠)は白尾山の南東から南へ派生する尾根筋のピークである。尾根筋ははっきりしているのでルーファンは問題ない。鞍部からの登り返しでは所々に刈り払われた夏道が顔を覗かせていたが、残雪の急登を攀じ登った。山頂は南西方向の視界が開け、中原山越しに至仏山を望むことができる。どう見ても同一者の作と思われる山名板が二つ並んで下がっていた。白尾山の分岐から68分でピストン。
中原山(1969m、至仏山)へは富士見小屋にザックをデポし急ぎ足で往復することにした。アヤメ平まで来ると木道が半分以上顔を出し、湿原越しに燧ケ岳や至仏山、2週前に登り来た景鶴山〜白沢山の県境尾根が見えてくる。今日辿った白尾山〜荷鞍山の山並も眼前に広がっていた。このピークも広く表示物を探したが見つからず、早々に下山した。富士見小屋から40分でピストン。
富士見小屋からは除雪作業中の林道を急ぎ足で下り、計10時間の山行を締めくくった。あとは白根温泉で汗を流し、山菜蕎麦で腹ごしらえまでして、飛ばしに飛ばし5時の仕事にギリギリ滑りこんだ。 |
9 |
78 |
|
|
|
皿伏山 |
1917 |
三平峠 |
片品村 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
ぐんま百 |
10 |
79 |
|
|
|
荷鞍山 |
2024 |
三平峠 |
片品村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
11 |
80 |
|
|
|
中原山 |
1969 |
至仏山 |
片品村 |
JF1LIR |
430 |
FM |
|
12 |
81 |
|
20日 |
日 |
六軒山 |
1723 |
丸沼 |
片品村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
六軒山(1723m、丸沼)へはネットでは全てが香沢林道からのものであった。2時11分、ゲートを抜け香沢林道に入る。真新しい舗装に白いガードレールが続き、これが林道?と戸惑いながら行くとそれも香沢ダムで終わり、その先は見慣れた林道となった。新月に近く僅かな星明かりだけの夜で、ヘッ電だけの明かりでは心細く、熊鈴2つとラジオのボリュームを上げ騒がしく歩いた。林道分岐を過ぎると三ヶ峰橋と香沢大橋が繋がるように現れ、ほどなく新しそうな落石が林道を塞いでいた。クルマはここまでか。次の深山橋先では崩落により道を付け替えているようで、崩落部上部より小石がカラカラと落ちる音が聞こえ急ぎ足で通過した。地形図上の二股分岐を左に分けると一旦下りとなるが、直ぐに真っ直ぐな傷んだ上りとなる。最後に右手に折り返すように行くと稜線となり林道の法面を攀じ登るとそこが笹薮の六軒山ピークだった。三角点峰だが腰丈以上の密薮で探索は早々に諦め、すかいさんの山名板を確認し、お決まりの無線の儀式を約束通りNXB局と交わし先を急いだ。ゲートから3時間2分。
笠ヶ岳(2246m、丸沼)へGPSを合わせると直線で2.5km、標高差にして約500mある。地形図を見る限り、尾根筋は通りルーファンは問題ないようだが薮の状態が気になり4時間を想定した。手始めに六軒山から稜線に乗り林道の切り通しまで歩いてみたが、踏み跡が続き薮は無く快適だ。切り通しからは1824Pが急な登りになるので、烏ヶ森の住人さんが記載されている地図にない林道を行き、1824P先の鞍部に最短距離で直登した。尾根筋に出ると薄い踏み跡があったが、主体は鹿道であろう。アスナロ薮と倒木帯が不連続で続き、次第にコメツガの幼木との混合薮となってくる。尾根筋を極端に外さぬ範囲で薮を避けるように登った。1950まで来ると残雪が見えるようになり、2000で一旦勾配が緩むが混合薮は相変わらず続いていた。2070で最初のガレ場となり、日光白根山側の好展望と引き替えに50m余りの区間の東側はザレた斜面となっていた。この時ばかりは尾根筋の灌木薮を頼りに通過した。この先はアスナロに入れ替わるようにシャクナゲが増えだしコメツガ・シラビソとの混合薮となり、それを所々で残雪が覆っている。ところがこの時期の残雪は辛うじて残っているというだけで、踏み抜きが多く体力を消耗するばかりで少しも有難くない。2100の地点まで来ると何本ものワイヤーが絡みつく枯れた大木が仁王立ちしし、まるで「兵どもの夢の跡・記念碑」のようであった。その先も灌木藪がしばらくあり、2150を越した辺りから最後の急勾配となるが、次第に灌木薮は低い笹となり残雪たっぷりの山頂となった。すかいさんの山名板の下がる立木は雪の重みで枝が引っ張られて、幹がピークに向かって大きく傾いていた。余り展望は立ち木のため良くないが、東には錫ヶ岳、日光白根山が間近に見えた。六軒山から3時間5分。
三ヶ峰(2032m、丸沼)へは南側の2205Pまで南進し、そこから進路を西方向に換える。2205Pまでは残雪が結構残っているが相変わらず踏み抜きが多い。それでも下り勾配なのでそれほど苦にもならず鞍部まで行くと、枯木と倒木だらけの平坦地となりほどなく2205Pとなった。ここで進路を西にとると、途端にシラビソ・シャクナゲの灌木藪となり南側はガレ場の急斜面が2077Pを過ぎるまで断続的に続いていた。こんなとき頼りになるのはシカ道で、ガレ場や密薮帯を外し稜線上と北側斜面を交互に行き来していた。それにしても灌木藪は醜く、下り勾配なので多少の薮は体重で押しのけることができたが、登りではそうも行くまいと感じた。2000を切ると緩やかな笹尾根がしばらく続き鞍部となる。ここからは笹原の登り返しとなるが、稜線南側には一筋の雪庇の名残が続いていた。中程まではこの残雪を登ったが、勾配が増す三ヶ峰東峰の直下では胸丈ほどの笹の密薮となった。残雪を繋ぎ、なるべく薮漕ぎを最小限に抑えるがペースは落ちる一方である。それでも北側に広がる至仏山〜燧ケ岳にかけての展望は格別なもので疲れを癒してくれる。東峰とピークとの鞍部まで差し掛かったところで時計を確認すると、想定時間内だったので峰山へのピストンを先行することにした。そのピストン後に踏んだ三ヶ峰山頂は笹薮で、立木には群大WVとすかいさん、それと丸い文字の消えたプレートが下がっていた。笠ヶ岳から3時間31分。
峰山(1987m、丸沼)は時間的に余裕があればピストンするつもりでいたが、幸いにも想定時間内で三ヶ峰ピーク近くまで来たので少しでも時間を短縮するために先行することにした。広い尾根筋を鞍部めがけて下りだすと広い笹原に残雪が島の様に点在していた。さらに尾根筋には薄い踏み跡が断続的にあるが、やっぱりシカ等のものでそのほとんどが笹の低い西側に付いていた。鞍部近くまで来ると防火帯であろうか、尾根筋にほどほどの幅の窪みが続き圧雪された残雪が一本道のように続いていた。軽快に残雪帯を行くと、低い丈の笹原の登りとなり幾分勾配を増すと峰山山頂となった。ここにも下がるすかいさんの山名板でピークを確認し足早に往路を戻った。三ヶ峰と東峰の鞍部から74分でピストン。
沼上山(1541m、丸沼)は三ヶ峰から北西尾根を500mばかり下げたところにある三角点峰である。なので簡単に考えていたが、下り始めで直ぐに足が止まった。山頂の乗る尾根筋と下る尾根筋は地形図には現れていないが別の尾根筋で、それに戸惑いGPSとニラメッコしながら尾根筋を乗り換えやっと下山開始となった。次の誤算は傾斜が緩やかな分、尾根筋が広く腰丈を越える笹薮が密生していたことだ。もう少し踏み跡やテープ類があるものだと思っていたが、断続的にあるシカ道らしき踏み跡のみでテープ類は不規則で当てにならず薮漕ぎが続いた。それでも1622Pを過ぎた辺りからは笹丈も低くなり、防火帯と思われる広い尾根筋を下るとスキー場のリフト施設が見えてきた。最後は20m位を登り返し沼上山となったが、残念ながら表示物は無く、枝に縛られたピンクテープだけだった。ピークより少し下がった北側に三角点標石を確認し山頂をあとにした。三ヶ峰から1時間16分。
下山ルートは烏ヶ森の住人さんが登った尾根筋を下り、地図にない林道を経て香沢林道からゲートへ戻った。沼上山からゲートまで1時間13分。下山時間は15時48分で、計13時間37分の山行だった。 |
13 |
82 |
|
|
|
笠ヶ岳 |
2246 |
丸沼 |
片品村 |
JI1EQQ |
430 |
FM |
|
14 |
83 |
|
|
|
峰山 |
1987 |
丸沼 |
沼田市 |
JR1UJX |
430 |
FM |
|
15 |
84 |
|
|
|
三ヶ峰 |
2032 |
丸沼 |
片品村 |
JF1MHN |
430 |
FM |
|
16 |
85 |
|
|
|
沼上山 |
1541 |
丸沼 |
片品村 |
JJ0QOT |
430 |
FM |
|
17 |
86 |
|
24日 |
木 |
残馬山 |
1107 |
沢入 |
桐生市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
残馬山(1107m、沢入)は桐生市とみどり市の市境にあり、一般的な登山ルートは三境林道側、座間峠側、寄日峠側の3つがある。今回は岳山も併せて登ることを考え最短と思われる三境林道側から登ることにした。地形図を見ると三境トンネルに沿う形で南側に破線が入っているが、等高線が狭くかなりの勾配だ。取り付きもはっきりしないので、「急がば回れ」と三境山へ一旦向かい、稜線に乗ってから南下することとした。4時26分、三境山登山口を入る。谷間の荒れ地を行くと急斜面の九十九となり15分で稜線に出た。ここからは緩やかなアップダウン尾根歩きとなり、小さな岩稜を左右に巻いたり乗越えたりしながら次第に高度を上げた。所々では盛りを過ぎたツツジが踏み跡を花びらで散らしていたが、稜線のサイドは植林地や雑木林で眺めは無い。少しばかり勾配を増すと残馬山山頂となった。三等三角点と山名板が下がっていたが、雑木に囲まれて視界は無い。登山口から59分。
岳山(1070m、沢入)へは一旦北東方向へ急勾配を下り、次第に西から南西、さらに南へと尾根筋を反時計回りに辿ることになる。いくつかの小ピークでは枝尾根を派生しており、ルーファンに気遣いながら軽いアップダウンをこなして行く。勾配的には最後の登りが少しきついだけだった。登り付いた岳山からの視界は無く、このルート上で唯一それらしき眺めのあったのは残馬山からの下りの一ヶ所で、赤城山系が見ることができただけだった。残馬山から54分。下山は往路を辿り、3時間50分でピストンした。 |
18 |
87 |
|
|
|
岳山 |
1070 |
沢入 |
桐生市 |
7L3VNX |
430 |
FM |
|
19 |
88 |
|
|
|
椀名条山 |
1052 |
沢入 |
みどり市 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
椀名条山(1052m、沢入)は黒坂石バンガロー村の向かいにある神社サイドに登山口があった。案内板の文字は消えているが小さな文字で椀名条山と書かれていた。登山道は勾配がきつく木段がしばらく続いていたが、その木段は途中から右手に分岐していた。多分バンガロー村の付帯設備であるこの奥にあるフィールドアスレチックとの間の周遊路なのだろう。踏み跡は木段と離れ、尾根筋にしっかりと続いていて、しばし急登を行くと左手からの枝尾根と合流し主稜線となる。ここからもしばらく急な上りは続き、884Pを過ぎると少しばかり勾配は緩む。それでもアップダウンを繰り返しながら高度を上げ、方向を南西に向けるとほどなく山頂となった。三等三角点と3枚の山名板が下がっていたが、雑木にか組まれ視界は無い。下りは往路を戻り、1時間44分でピストンした。 |
No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
59 |
4月 |
1日 |
日 |
鹿俣山 |
1637 |
藤原湖 |
沼田市 |
JE1MIM |
430 |
FM |
ぐんま百 |
鹿俣山(1637m、藤原湖)は玉原スキーパークの最終リフトから直ぐの山である。登山者はゲレンデ内には入れないのでゲレンデ外周のファミリーコースの端っこを歩いた。前日の新雪も早朝からの雪上車での圧雪作業でスノーシューで軽快に歩けた。ほぼ1時間でゲレンデ最上部まで来ると開業準備中のリフトの係員が寄って来て、ピークへは少し戻って南側の尾根筋を行けと言う。確かに地形図をみると破線があるので指示に従った。新雪の斜面に取り付くと次第に勾配はきつくなり、上をみると雪庇が張り出している。新雪の下はシャーベット状の雪でステップも切れない。仕方なく両手で頭上の雪を落とし足元にステップを作り、一段づつ確保しながら登った。最後は張り出した雪庇を下から壊しピーク近くに這い出た。なんと既にスキーのトレースがあり、しばらくするとワカンを付けたパーティーがやってきた。なんてことだ、一時間に及ぶ危険なラッセルは明らかなミスルートだったのである。ジャスト2時間を要した。
獅子ヶ鼻山(1875m、藤原湖)へは緩やかなアップダウンの尾根筋を徐々に高度上げるが、その稜線には大きな雪庇が連続していた。先行していたスキートレースも消え、途中からはパーティーの前を歩くことになった。トレースの無い無垢の新雪は気持ちはいいが、雪庇を気にしながらのルーファンは結構きつい。中程を過ぎた辺りで勾配はきつくなり、雪面も締まり出したのでアイゼンに履き換えた。この間にパーティが先行してくれたので、ペースを抑え終始トレースを辿ってピークを踏んだ。ピークの東側は切れ落ち、その上に大きな雪庇が形成されているので何処が山頂か見当がつかない。切れ落ちた東側の谷を挟んだ先には剣ヶ峯山が雄々しく佇み、山頂には数名の人影があった。鹿俣山から1時間54分だった。30分の代休憩の後、往路をピストンした。登りに4時間、下りに2時間の計6時間のきつい山行だった。 |
2 |
60 |
|
|
|
獅子ヶ鼻山 |
1875 |
藤原湖 |
沼田市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
3 |
61 |
|
12日 |
木 |
高手山 |
1374 |
藤原湖 |
川場村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
高手山(1374m、藤原湖)は川場スキー場手前で分岐した川場キャンプ場が登山口となるが、分岐のところで車道は冬季閉鎖となっていた。車道は深いところで50cm位の積雪で、スパ長つぼ脚では踏み抜くことが多くペースが上がらない。川場キャンプ場からは少しの間勾配が増しトレースは九十九折りとなるが、相変わらず踏み抜きが多く歩き辛い。その勾配を抜けると広い尾根筋となってほどなく山頂となった。石祠と山名板が下がっていた。登り1時間、下り30分(九十九折りを直進した)。 |
4 |
62 |
|
|
|
剣ヶ峯山 |
2020 |
藤原湖 |
川場村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
剣ヶ峯山(2020m、藤原湖)は川場スキー場の最終リフトから500m余りであるが、距離以上に雪の状態が悪く難儀した。最終リフトサイドにスキー板をデポし急斜面に取り付いた。2000m近くの標高はあるが、雪は腐りスキー靴では足元が重い。結局スキー靴もデポし背負ってきたスパ長に履き替えた。45度近い斜面には小さなデブリが転がり今にも雪崩れそうなので、一歩一歩慎重にステップを切り足元を確認しながら登った。急斜面を上がると一旦広い緩斜面となり、石祠まで来ると直ぐに東西に切れ落ちた稜線上の山頂となった。狭さと時折吹く突風に長居は無用と石祠まで戻って一休みとした。リフト終点から往復67分。 |
5 |
63 |
|
|
|
愛宕山 |
590 |
後閑 |
川場村 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
愛宕山(590m、後閑)は川場スキー場から沼田ICに向かっていると、車載ナビに道路脇にある愛宕山が映し出された。左手をみると大きな岩が乗る小さな山が見える。北側の踏み跡を上がると山頂の大きな岩に隠れるように社があり、南側からは石段が続いていた。往復5分。 |
6 |
64 |
|
19日 |
木 |
柳木ヶ峰 |
1190 |
沼田 |
沼田市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
柳木ヶ峰(1190m、沼田)は子持山の南に位置する小さな頂きである。5号橋手前の駐車場から獅子岩を経由するコースを選択した。林道を行くと6号橋の手前で獅子岩コースは右へ分岐をとる。歩きやすい林道はほどなく終わり植林地の急登となった。それも尾根筋に上がると一旦緩むが、反射板、屏風岩を過ぎると再び急勾配となる。この辺りになると前方には獅子岩の断崖絶壁が見え始めてくる。山ラン有効ポイントではないがちょっと寄り道するとにした。山頂直下には鉄梯子とクサリが下がり、登り付いた岩峰の高度感は半端ではない。獅子岩から下り正規ルートに復帰すると再び快適な尾根歩きとなり、子持山が見えだすとほどなく目的の柳木ヶ峰となった。三方分岐のピークであり石祠があるだけだった。獅子岩経由で1時間20分。
浅間(1088m、金井)へは南西尾根を辿ることになるが、最初が急勾配で足元に気を付けながら慎重に下った。その後は軽いアップダウンの快適な尾根筋が続き、少しばかり勾配を増すと浅間の山頂となる。ここもとりわけ特徴的なピークではなく、石祠が2つ鎮座していた。あとは5号橋を目指して軽快に下った。柳木ヶ峰から33分、下山(5号橋まで)は34分。 |
7 |
65 |
|
|
|
浅間 |
1088 |
金井 |
渋川市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
8 |
66 |
|
|
|
大峯山 |
1136 |
赤城山 |
昭和村 |
7K2ODX |
430 |
FM |
|
大峯山(1136m、赤城山)は赤城外輪山の北東に位置する小丘的な山で、地形図をみるとピーク近くまで林道が伸びている。ダメ元で昭和ICから直進すると、少年自然の家のところで鹿棚ゲートで林道は閉鎖されていた。そこには「林道通行者は出入りの都度、必ずこの鹿棚ゲートを閉めて下さい」と記されていた。そこでゲートを開け林道に進入した。雪解けのため所々で傷んではいるが、特に問題な箇所は無い。ただし標高が上がると日影には雪が残っていた。南東方向へ巻きこむように進むと、ピークまで最短箇所となる。あとは林道から直線で170m余り行くと三角点標石のある大峯山となった。往復8分。 |
9 |
67 |
|
29日 |
日 |
セビオス岳 |
1870 |
鎌田 |
沼田市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
セビオス岳(1870m、鎌田)へは武尊牧場スキー場のゲレンデを直登し、リフト終点からは尾根筋を辿ることになる。ゲレンデ内の雪はまばらで、雪解け水が流れる傍らにはふきのとうが芽を出している。同時にスタートした3人組パーティーの後ろを行くも、つくば100の練習で昨日25kmを歩いていたこと、更には剣ヶ峰のためのザイル・登攀器具を背負っているせいか足取りが重く着いていけない。ゲレンデを過ぎると雪は極端に増えてくるが、先行者のトレースがあるので楽をさせてもらう。雪はほど良く締まって入るが、体重と荷物のせいだろう、明らかに自分のトレースが一段と深い。地形図上の避難小屋(確認できず)辺りを過ぎると稜線がはっきりしてきて雪庇尾根となる。終始見えていた中ノ岳南側の岩稜が大きくなるとセビオス岳となった。積雪は1m以上はあるようで山名表示などの目印は見当たらない。登山口から3時間13分を要した。
中ノ岳(2144m、鎌田)はセビオス岳から見ると南側に大きな岩稜が塊となってせり出している。セビオス岳から先も雪庇が続くが次第に勾配は増し、トレースは岩稜の右側の急斜面を巻き上げるように続いている。先行するパーティーの刻んだステップに靴を乗せるだけなのでかなり楽をさせてもらった。それでも腐りかけた雪の急斜面のトラバースには結構消耗した。先行するパーティーとの微妙な距離感を保ちながらトレースを追うとほどなく中ノ岳山頂となった。もちろん表示物は雪の下で何もないが、360度の絶景が広がっていた。西には武尊山、北には至仏山・燧ケ岳の尾瀬、東には日光白根・皇海山などが手にとるように見渡せた。セビオス岳から1時間23分。
剣ヶ峰(2083m、鎌田)は前武尊の北側にある急峻な頂きだ。武尊山の尾根続きで南西に位置する剣ヶ峯山(2020m)と区別するために川場剣ヶ峰とも呼ばれている。中ノ岳から南へ尾根筋を下ると中ノ岳ジャンクションとなり武尊山への分岐となる。これを前武尊の方に分岐する。この辺りは雪が少なく夏道が既に顔を出しているので、アイゼンだととにかく歩き難い。だんだんと剣ヶ峰が近付いてくるがどう見ても登れそうにない。それどころか東側のトラバース路でさえ雪が腐り今にも滑りだしそうだ。半ば登頂は諦めて前武尊との鞍部まで来ると、少しばかり傾斜が緩んでる。見上げると雪面にクラックが入っているがどうにか登れそうだ。ザックをデポしザイルをもって急斜面に取り付いた。キックステップで足元はどうにか確保できる。一番の難所は中程からの岩場だった。アイゼンを付けたままでの3点確保で緊張の連続だったが、どうにか岩場を抜け尾根筋の灌木帯へ入った。あとはシャクナゲ薮を強引に乗り越えて石祠の建つ山頂に立った。年に数えるほどの人しか踏むことのないピークは絶景ポイントだった。下りは岩場を避けて、灌木帯を僅かばかり懸垂下降した。鞍部から往復50分。あとは前武尊からOGNAほたかスキー場に向けて下山したが、登りに使わなくて良かったと思うほどの急勾配だった。8時間35分かかりやっとのことデポしたバイクに戻った。 |
10 |
68 |
|
|
|
中ノ岳 |
2144 |
鎌田 |
沼田市 |
JJ1FHR |
430 |
FM |
|
11 |
69 |
|
|
|
剣ヶ峰 |
2083 |
鎌田 |
沼田市 |
JA1VJP |
430 |
FM |
|
No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
54 |
3月 |
8日 |
木 |
雨乞山 |
931 |
金井 |
渋川市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
雨乞山(931m、金井)へは林道峠山線を少しばかり行った小野子山登山口から取り付くことにした。登山口手前の東屋のある駐車場にクルマを置き、車両通行禁止のゲートを抜けると30m余りで登山口となる。コンクリート製の丸太型階段がしばらく続き15分ほどでNHK中継所のアンテナとなった。勾配を緩め少しばかり行くと小さなピークとなり、少し下ると再び尾根筋の登り返しとなる。終始ガスの中で視界は無く、ただひたすら登り続けた。ほどなく南北に広い雨乞山山頂となった。登山口から47分。 |
2 |
55 |
|
|
|
小野子山 |
1208 |
金井 |
渋川市 |
JJ1MUM |
430 |
FM |
ぐんま百 |
小野子山(1208m、金井)へは少しだけ高度を下げ鞍部からダラダラと言った感じの登りが続いた。視界があれば榛名山や子持山の景観が両サイドに広がっているのだろうが、相変わらず厚いガスに覆われて展望はない。1000mを越えた辺りから雪がチラホラ見えるようになってきたが南斜面なのでさほどではなく、大した勾配もなく雪に覆われた山頂となった。真新しい山名標柱と方位盤の傍らには、それとは対照的に四等三角点標柱がベンチを枕に横たわっていた。雨乞山から53分。 |
3 |
56 |
|
|
|
中ノ岳 |
1188 |
上野中山 |
渋川市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
中ノ岳(1188m、上野中山)と小野子山は標高差20mであるが、一旦1000m近くまで標高を下げ、再び登り返すことになるのでかなりハードである。特に小野子山からの下りは北斜面で30〜50cmの積雪があり慎重な下りとなった。ただこの日も足元はスパ長なのでそのストレスは登山靴の比ではないはずだ。登り返しは南斜面となるので極端に雪の量は減るがその分雪解けで足元はぬかるんでいる。ここもスパ長のお陰で大した苦もなく登り切った。小野子山から45分。 |
4 |
57 |
|
|
|
十二ヶ岳 |
1201 |
上野中山 |
渋川市 |
JJ1XLX |
430 |
FM |
ぐんま百 |
十二ヶ岳(1201m、上野中山)へは雪の尾根筋を下ることになりかなり神経を使った。一度勾配が緩みもう一度下がると鞍部となる。鞍部には男坂・女坂の案内が建ち、少しばかり登ると分岐となる。男坂はそのまま尾根筋を上がるルートでかなりの急勾配である。途中ロープの下がる急傾斜をトラバース気味に登るとほどなく山頂となった。周囲に木立は無くさぞかし素晴らしい絶景ポイントなのだろうが雲の中で何も見えない。中ノ岳から34分。 |
5 |
58 |
|
18日 |
日 |
小黒桧山 |
1644 |
赤城山 |
渋川市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
小黒檜山(1644m、赤城山)は赤城山系の主峰である黒檜山から北へ派生する尾根筋にある。積雪を考え登りは良く踏まれている黒檜山登山道とした。迷ったのは足元で、登山靴+アイゼンが常道ではあるが、気温が上がり雪が腐っていることも想定されたのでスパ長とした。案の定、雪は腐りズブズブでトレースを外すと簡単に踏み抜いてしまう。夏道は石がゴロゴロしていて登り難かった記憶があるが、その時よりも15分余計にかかり65分で黒檜山となった。広い山頂を北端に行くと北へ伸びる尾根筋の先に反射板が建つ小黒檜山が見えてくる。しかし急斜面の下りにトレースは無く、無垢な雪面に足を置くといきなり腰まで踏み抜いた。少し頑張ったがどうにもならずスノーシューを履きだすと沈み込みは極端に減り出した。勾配が急なのでスムーズとは言えないがスノーシューの威力をまざまざと感じた。鞍部からはほぼ平坦な尾根歩きとなり反射板が見えて来ると最後の登りとなりほどなく小黒檜山となった。黒檜山から1時間。
下山は鞍部手前までピストンし、西側の車道に向けて急斜面を下った。スノーシューを履きながら尻セードで下ると、表層雪崩のような状態となるが立木が多いので拡大はしない。何回か繰り返すとコツをつかみ雪崩の先端部で滑り下れるようになる。立木も体を左右に振ると適当に避けられるので結構楽しい。あとは車道を辿って登山口に戻った。下山は1時間20分。4時間5分で周回した。 |
No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
26 |
2月 |
2日 |
木 |
五万石 |
1060 |
伊香保 |
渋川市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
五万石(1060m、伊香保)へは県道33号線から林道蛇ヶ岳線を辿って南の尾根筋から登ることにした。林道のゲートを跨ぐと30cm程度の雪道のある緩やかな下り勾配が続き、所々でイノシシが掘り返した跡があった。北から南へ方向を変えるクランクの位置で尾根筋に取り付き、ヒノキの植林地の中へ踏み込んだ。ほどなく小さな鞍部となり、雑木林の急勾配となった。灌木を手掛かりに直登するが、相変わらず足元のスパ長は快適に雪面を捉えてくれる。斜面を登り切ると緩やかな山頂尾根となり少しばかり北へ行くと三角点と山名板の下がる山頂となった。往復45分。 |
2 |
27 |
|
|
|
高根 |
1090 |
伊香保 |
渋川市 |
7L4GGM |
430 |
FM |
|
高根(1090m、伊香保)は県道33号線の高根展望台の西側にピークがある。車道から目と鼻の先にピークがあり最短距離で斜面を上がることにした。路肩にクルマを置き無線機片手に駆け上がった。山頂には雑木の幹に巻かれたピンクテープがあるだけだった。往復6分。 |
3 |
28 |
|
|
|
臥牛山 |
1232 |
伊香保 |
渋川市 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
臥牛山(1232m、伊香保)も県道33号線に近く、地形図では南側から破線が伸びている。当初はその破線を辿ろうと思ったが、車道から見えるピークは眼前にあり思わずクルマを路肩に停車した。登り良さそうな枝尾根に取り付きトラバース気味に北側のコルに上がった。ここからは勾配は途端にきつくなり灌木を手掛かりに必死に攀じ登った。山頂部は小さなピークが2つ3つあり一番西側が展望の良い山頂だった。往復22分。 |
4 |
29 |
|
|
|
二ッ岳 |
1343 |
伊香保 |
渋川市 |
JF1LIR |
430 |
FM |
|
二ツ岳(1343m、伊香保)は群馬テレビのアンテナが建つ円錐形の形の良い山で、地形図をみるといくつかの登山道がある。その中でヤセオネ峠から車道を下って登山道に取り付くのが最短と判断し向かった。ところがヤセオネ峠からの車道は急な下り坂で、積雪もかなりあり戻りにスタックする心配があり無理をせず歩くことにした。車道を下ると東屋と案内図のある駐車スペースとなる。そこで登山道に入り登り返すことになるが、適度な勾配でルートは作られている。雌岳との分岐を過ぎ一登りすると大きなテレビ塔の建つ山頂となった。山頂にはいくつかの小ピークがあるが、最高点には石塔、石祠が祀られていた。往復50分。 |
5 |
30 |
|
|
|
鷲ノ巣 |
980 |
伊香保 |
渋川市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
鷲ノ巣(980m、伊香保)は二ツ岳の東側にあり風穴の近くのポイントらしい。地形図をみてもそれらしいピークは無いので、山名事典の緯度経度をGPSにプロットして車道から取り付いた。現地に行ってみてもそれらしきピークは存在せず、GPSの示す位置で写真を取り戻った。往復10分。 |
6 |
31 |
|
9日 |
木 |
上ノ山 |
980 |
伊香保 |
渋川市 |
JA1KGP |
430 |
FM |
|
上ノ山(980m、伊香保)は伊香保ロープウェイ見晴駅やスケートリンクのある上ノ山公園の最高点で、車道から木段を上がると直ぐだった。テーブルがあるだけで山名表示は見当たらない。
物聞山(900m、伊香保)は伊香保ロープウェイ横の小さなピークなのだが、取り付きが分からず見晴駅近くから強引に尾根筋を下りた。適当なところからトラバースしピークへの稜線となると踏み跡はしっかりし、ほどなく山頂となった。地形図には鳥居の表示があったが、石塔・石祠類は倒壊しその名残りを留めるにすぎない。戻りは踏み跡を辿り正規のルートで一般道に復帰した。上ノ山とともに1時間19分で周回。
|
7 |
32 |
|
|
|
物聞山 |
900 |
伊香保 |
渋川市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
8 |
33 |
|
|
|
水沢山 |
1194 |
伊香保 |
渋川市 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
水沢山(1194m、伊香保)へは伊香保森林公園登山口から登った。登山口の標識を入るとしばらく平坦な道が続き、次第に勾配を増すと電波塔のあるピークとなる。ここからははっきりとした尾根筋となり、左右の展望を楽しみながら一登りすると山頂となった。360度のパノラマ絶景が広がっていた。往復44分。 |
9 |
34 |
|
|
|
蛇ヶ岳 |
1229 |
伊香保 |
渋川市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
蛇ヶ岳(1229m、伊香保)へは車道近くの南東尾根に取り付いた。積雪は20cm程度でスパ長のつぼ足で軽快に登ると平坦な山頂となった。山名板が2枚下がっていた。往復25分。 |
10 |
35 |
|
|
|
榛名富士 |
1390 |
伊香保 |
高崎市 |
JH1QKG |
430 |
FM |
|
榛名富士(1390m、伊香保)へは榛名湖温泉の源泉タンク近くから取り付いた。適当に斜面を上がると夏道と合流し、そこからは小さな九十九で登り詰めると山頂となった。山頂には富士山神社が建ち絶好の展望スペースとなっていた。また社の傍らには一等三角点が鎮座していた。往復58分。 |
11 |
36 |
|
11日 |
土 |
城山 |
280 |
下室田 |
高崎市 |
JM1MKR |
430 |
FM |
|
城山(280m、下室戸)は箕輪城跡の山で公園になっている。駐車場から歩き出すと駆け寄ってくる人が居る。この城跡は日本百名城の一つで、その方はボランティアのガイドさんだった。本丸跡付近が最高点と言うことで往復した。5分。 |
12 |
37 |
|
|
|
烏帽子ヶ岳 |
1363 |
伊香保 |
東吾妻町 |
JA1JCA |
430 |
FM |
|
烏帽子ヶ岳(1363m、伊香保)へは榛名湖温泉の北側にある登山口を入った。加護丸稲荷神社の赤い鳥居を潜ると少し右に折れ登山道始まった。積雪は20cm程度あるがトレースを追えば歩きやすい。勾配も緩やかでほどなく尾根筋のコルとなった。ここから東に向きを変えると直ぐに真新しい鳥居となりお犬様に迎えられる。すると急勾配の登りとなり、息を切らしての登りが続く。やっとのことで勾配が緩む気配を感じると加護丸稲荷神社の小さな岩屋となる。その横を抜け一登りで山頂となった。木立の間からは榛名富士が目の前に見えた。登り31分。
鬢櫛山(1350m、榛名湖)へは一旦コルまで下りそのまま稜線を西進する。コルの先で少しばかり下げるが、ほぼ平坦な歩きが続く。次第に勾配は増し急登を登り詰めると一旦緩やかとなり、最後の勾配を上がれば山頂となった。烏帽子ヶ岳から34分。下り27分。1時間32分で周回。 |
13 |
38 |
|
|
|
鬢櫛山 |
1350 |
榛名湖 |
東吾妻町 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
14 |
39 |
|
|
|
古賀良山 |
981 |
榛名湖 |
東吾妻町 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
古賀良山(981m、榛名湖)は西側の古賀良神社の鳥居から取り付いた。鳥居を抜けるとほどなく石段となり古賀良神社となる。社の右手奥に踏み跡があり、少しばかりの急勾配を上がると尾根筋となった。尾根筋にはしっかりした踏み跡が続き、所々に石祠や石塔があった。ほど良い勾配の登りが続き頭上が明るくなると平坦な山頂となった。三角点と石祠があったが、その石祠が丸みのあるものでほのぼのとした山頂だった。往復30分。 |
15 |
40 |
|
|
|
居鞍岳 |
1340 |
榛名湖 |
東吾妻町 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
居鞍岳(1340m、榛名湖)は掃部ヶ岳から縦走する予定だったが、林道・車道歩きが面倒そうだったので、午後3時近くではあったが急追登ることにした。北尾根筋は登り一辺倒で350m近くを一気に登ることになったが、勾配が一定のためか左程きつくもなく山頂となった。登り40分、下り23分。 |
16 |
41 |
|
12日 |
日 |
鷲ノ巣山 |
1317 |
榛名湖 |
高崎市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
鷲ノ巣山(1317m、榛名湖)は杏が岳への尾根筋にあるピークで国土地理院の1/25000地形図には掲載はないが、山ランでは有効ポイントとなっている。杏が岳登山口を上がるとトレースが続いていた。初めは緩やかな勾配で始まり、次第に勾配は増してくるが特にきついところもなく山頂となった。登り14分。
杏が岳(1292m、榛名湖)は鷲ノ巣山より標高が低いので下り勾配となるはずであるが、その間に1300級のピークがあり結構アップダウンがきつい。それでも相変わらずトレースがあり、尾根筋を外さなければ何ら問題はない。登り付いた山頂には三角点標石と3つの石祠があった。登り38分(杖の神峠から)、下り36分。 |
17 |
42 |
|
|
|
杏が岳 |
1292 |
榛名湖 |
高崎市 |
JA1JCA |
430 |
FM |
|
18 |
43 |
|
|
|
掃部ヶ岳 |
1449 |
榛名湖 |
高崎市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
ぐんま百 |
掃部ヶ岳(1449m、榛名湖)へ杖の神峠から急勾配の笹の斜面に取り付いた。急斜面を登りつめれば稜線上となり、この先は小さなアップダウンで稜線上のピークを越えて行くだけだ。稜線の南側は大きく切れ落ちているが、立木も豊富でそれほどの緊張感もない。再び植生が変わり笹尾根となると掃部ヶ岳山頂となった。榛名富士・榛名湖側への視界が遮られていたが、南側の展望は見事である。登り52分、下り40分。 |
19 |
44 |
|
19日 |
日 |
米無山 |
1871 |
上野草津 |
嬬恋村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
米無山(1871m、上野草津)はスキー場内のピークでリフトを使えば楽にクリアできる筈であったが思惑が外れた。万座ハイウェーからの取り付け道はロープで閉鎖され、スキー場まではトレースの無い車道が続いていた。1時間でスキー場となりクラブハウスの横から無垢のゲレンデとなった。しばらくは緩斜面が続いたが中程を過ぎると勾配は増してくる。そしてリフト降り場の後方に回り込み小さなコルから北側に少しばかり行くとピークとなった。OHCの山名板があるはずなので探したけど見当たらない。多分雪の中なのだろう。浅間山、四阿山、草津白根山と全方位の絶景が広がっていた。下りはトレースに交差するシュプールを描きながら快適に滑り降りた。登り2時間43分、下り45分。 |
20 |
45 |
|
|
|
鍋蓋山 |
1829 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
鍋蓋山(1829m、嬬恋田代)は角間山と抱き合わせで鹿沢スノーエリアから登ることにしてたが、山頂直下まで運んでくれる第3リフトが動いているのが厳冬期の土日に限られている。第6リフト、第3リフトと乗り継いで山頂直下に降り立った。積雪は50cm以上と深雪でスキーからスノーシューに履き替えリフト裏に回り込んだ。斜面がきつく取り付きに手古摺ったが、尾根筋は勾配が緩み直ぐに山頂となった。雪に埋まった山名標柱が顔を覗かしていた。リフト降り場から10分。
角間山(1981m、嬬恋田代)へは鍋蓋山から緩やかな稜線伝いではあるが、トレースはなく深雪のため難航することとなった。スノーシューでも20cm程度は沈み込み、ちょっと油断すると太腿まで踏み抜くこともある。それでも緩斜面のうちはペースを維持できたが、次第に勾配が増してくると様相は一変した。バックカントリー用のスキー靴にスノーシューなので足元はかなり重い。急勾配では斜面にスノーシューを添わせるとズリ落ちてしまうので、斜面にスノーシューを打ち込みキックステップで登り続けた。山頂まで100mを切ったところでトウヒの樹林帯となるが、勾配がきつい上に張り出した枝で進路が塞がれ撤退を覚悟した。それでも設定したタイムリミットまで30分を残していたので、もう一踏ん張りと格闘を再開した。どうにかトウヒ帯を抜け出すと広い斜面の先に山頂が待っていた。四阿、志賀、草津、谷川そして目の前には噴煙を上げる浅間と絶景が広がっていた。鍋蓋山から1時間35分、下りは鍋蓋山まで50分、その後はゲレンデを20分かけて滑り降りた。 |
21 |
46 |
|
|
|
角間山 |
1981 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
JP2AFT |
430 |
FM |
|
22 |
47 |
|
23日 |
木 |
権現山 |
91 |
伊勢崎 |
伊勢崎市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
権現山(91m、伊勢崎)は伊勢崎市唯一の山ラン有効ポイントで、山全体が「はちす権現山公園」となっている。山頂近くには蓮神社があり、その参道である東側からの石段を上がると境内となりその裏手が山頂となった。往復5分。 |
23 |
48 |
|
|
|
九十九山 |
172 |
渋川 |
前橋市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
九十九山(172m、渋川)は北側に鳥居から始まる参道が伸びていた。この山は前方後円墳で最高点は後円部のところで3つの石祠が祀られていた。往復5分。 |
24 |
49 |
|
|
|
十二山 |
240 |
渋川 |
前橋市 |
JG1FYA |
430 |
FM |
|
十二山(240m、渋川)は山頂に赤城神社があり、北側の車道を行くとそのまま山頂となった。0分。 |
25 |
50 |
|
|
|
橘山 |
228 |
渋川 |
前橋市 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
橘山(228m、渋川)は渋川市と前橋市の市境にあり、北側から伸びる車道を行くとここも山頂となった。0分。 |
26 |
51 |
|
|
|
城山 |
208 |
渋川 |
渋川市 |
JF1LIR |
430 |
FM |
|
城山(208m、渋川)は箱田城址となっており、たちばなの郷城山という温泉宿が建っていた。またその東側にはばんどうの湯がある。ということでここもクルマで山頂となる。0分。 |
27 |
52 |
|
|
|
愛宕山 |
286 |
渋川 |
渋川市 |
JG1FMR |
430 |
FM |
|
愛宕山(286m、渋川)は真壁調整池に隣接する愛宕山ふるさと公園の中の小高い山で、山頂部に愛宕山神社がある。その神社の裏手に水道施設がありフェンスの中に4等三角点があった。往復5分。 |
28 |
53 |
|
|
|
十二山 |
351 |
渋川 |
渋川市 |
JG1DXL |
430 |
FM |
|
十二山(3510m、渋川)は愛宕山のすぐ東側にあるが、様相は一変し典型的な薮山だった。取り付きは南側を走る車道からで、小さな畑の横を入る作業道らしき踏み跡を入った。傾斜は緩やかだが、山頂が近くなると背丈を越える篠竹の群生となり行く手を塞がれた。辺りを探しまわると薮の中に分け入る地点を示すピンクテープを見付けた。その先は薮中の迷路でやっとのことで三等三角点となり、傍らにはすかいさんの山名板が下がっていた。往復20分。 |
No. |
山ラン |
登山日 |
曜日 |
山名 |
標高 |
地図名 |
移動地 |
交信局 |
周波数 |
型式 |
名山関係 |
コメント |
1 |
1 |
1月 |
2日 |
月 |
棧敷山 |
1931 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
JJ0NHW |
430 |
FM |
|
桟敷山(1931m、嬬恋田代)は地蔵峠を鹿沢温泉方向へ下ると直ぐに登山口となる。積雪は20cm程度で雪がちらついていたので足元はスパ長に決め、スノーシューを背負い登山道に入った。薄いがトレースが残っているので歩きやすい。小桟敷山への分岐を過ぎ少し行くと急斜面を大きな九十九折りのルートとなる。勾配を緩め平坦地となると←桟敷山頂の案内標柱となった。案内に従い行くとほどなく山頂となった。石祠と行政の山名標柱と民間の山名板が2枚下がっていた。民間の山名板は1915mとなっており、東側にある三角点峰の標高が記されていた。平坦地まで戻りスノーシューで三角点峰を往復してから小桟敷山への分岐まで戻った。登り54分、下り31分(分岐まで)
小桟敷山(1852m、嬬恋田代)へは分岐からせんべい平の遊歩道を行くと緩やかな登りとなる。ここも桟敷山同様に急勾配地は斜めにルートが作られている。傾斜が緩くなるとほどなく笹原の山頂となった。雪が降り続き、余りの寒さに早々に下山した。登り33分(分岐から)、下り25分。 |
2 |
2 |
|
|
|
小棧敷山 |
1852 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
7L1DBW |
430 |
FM |
|
3 |
3 |
|
|
|
村上山 |
1746 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
JF1UKO |
430 |
FM |
|
村上山(1746m、嬬恋田代)へは鹿沢の国民休暇村の駐車場から登山道に入った。ここはスノーシューで踏まれているようでつぼ足でも踏み抜くことはないのでスパ長のまま歩いた。カラマツ林の中の整備された遊歩道が広い尾根筋に続き1648Pで山頂方向に向きを変える。ここから少しばかり勾配を増しTVアンテナまで来ると平坦となりコルに東屋が見えてくる。ここからは緩やかに登ると直ぐに山頂となった。登り62分、下り34分。 |
4 |
4 |
|
|
|
糠塚山 |
1352 |
嬬恋田代 |
嬬恋村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
糠塚山(1352m、嬬恋田代)はキャベツ畑の中にある笹薮の山だった。西側のキャベツ畑の畦道を抜け笹薮に取り付いた。高いところでは背丈ほどの笹が生い茂っていたが強引に直登すると廃林道となった。廃林道は南側から尾根筋近くを北上しており、平坦な山頂部を北上した。一番の高みに近付くとすかいさんの山名板がありピークを確認した。往復30分。 |
5 |
5 |
|
|
|
金毘羅山 |
1000 |
大前 |
嬬恋村 |
7M2EWR |
430 |
FM |
|
金毘羅山(1000m、大前)は地形図をみると三方を川に囲まれ、取り付きは南側のキャベツ畑からが尾根通しで簡単に見える。キャベツ畑り端にクルマを置き踏み跡に入った。夕暮れが迫る中、急ぎ足で尾根筋を行くと直ぐに三角点峰となる。ここから軽く高度を下げコルから少しばかり登り返すと山頂となった。TKフジオカと書かれたフィーダー線が唯一の表示物だった。往復20分。 |
6 |
6 |
|
5日 |
木 |
王城山 |
1123 |
長野原 |
長野原町 |
7K4NXB |
430 |
FM |
ぐんま百 |
王城山(1123m、長野原)は八ツ場ダム建設予定地の北側にあり、一般的な登山口は南側にある。今回は高間山も併せて登るので間に位置する吾嬬山林道から取り付くことにした。王城山方向には稜線に沿って林道造成の最中で、500m位行くと稜線を離れた林道から尾根筋の踏み跡に入った。一部痩せ尾根もあるがそれほど危険なところはなく、軽いアップダウンを繰り返すとほどなくピークとなった。ところがこの山は双耳峰で、どちらのピークにも王城山1123mと書かれた山名板、ぐんま百名山の案内板、複数の石祠があるのだった。ただ唯一違うのは南東のピークには日の丸が2本立っていた。登り36分、下り33分。 |
7 |
7 |
|
|
|
高間山 |
1342 |
長野原 |
長野原町 |
7M1IYK |
430 |
FM |
ぐんま百 |
高間山(1342m、長野原)は吾嬬山林道に登山口の案内があり山頂まで0.6kmとある。王城山へのルートとは違い整備されているが、山頂が近付くと勾配のきついカラマツ林となる。一登りで山頂となるが、そこには三角点標石とぐんま百名山の標柱があった。往復29分。 |
8 |
8 |
|
|
|
菅峰 |
1473 |
長野原 |
長野原町 |
8N1JARL |
430 |
FM |
|
菅峰(1473m、長野原)は国道406号・須賀尾峠から取り付いた。登山口の案内はなかったが長野原町の町境を示す看板の足元に踏み跡があり取り付いた。緩やかに尾根筋を上がると次第に方向は西から北西となり1268Pへの急な登りとなる。1268Pで南西方向に向きを変え、さらに登ると山頂手前のピークとなる。ここから一旦下げコルから急斜面を登り返せば山頂尾根となった。あとは緩やかに南東に登れば三角点標柱のある山頂となった。登り61分、下り47分。 |
9 |
9 |
|
|
|
丸岩 |
1124 |
長野原 |
長野原町 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
丸岩(1124m、長野原)は須賀尾峠を長野原町方向へ少し下ったところに登山口がある。丸岩の南側にある岩稜ピークの山腹を巻くように登山道は続き、コルから尾根筋を登ると東西に長い山頂となった。一番の高みは西側で山名板が1枚下がっていた。往復31分。 |
10 |
10 |
|
8日 |
日 |
上砥草山 |
1312 |
四阿山 |
嬬恋村 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
上砥草山(1312m、四阿山)は県道112号線から直ぐのところにピークがある。地図を見るとこの県道は上砥草山の先で行き止まりのようでほとんど車は通らないようである。轍を外れると車は進まず方向転換もやっとの状況だった。道路からピークまでは100m余りで高低差もないので簡単に踏めると思ったが、笹薮を覆いつくす50cm位の積雪があり予想外のラッセルとなってしまった。また山頂部は平坦地で在るはずの三角点標石や山名板は見つけられなかった。とりあえず木立の間からの日の出を観賞してピストンした。往復10分。 |
11 |
11 |
|
|
|
的岩山 |
1750 |
四阿山 |
嬬恋村 |
JH1CPH |
430 |
FM |
|
的岩山(1750m、四阿山)は四阿山の南に位置し、長野群馬県境の山である。取り付きは国道144号線・鳥居峠からとし、県境に沿って北上する鳥居峠林道のゲートを抜けた。先行者のつぼ足のトレースがあるので迷わずその跡を追った。林道は緩やかな登り勾配で続いていたが、四阿山に向うトレースと離れ的岩山への稜線に踏み入ると様相は一変した。積雪は50cm程度あり、新雪なので膝上まですっぽり埋まってしまう。スノーシューを履けば沈み込みは30cm程度となるのでどうにか進めるが、次第に勾配が増してきて直登は困難となった。幸いにも山頂近くまで林道の道型が大きな九十九折で続いている。そこで勾配が増すと道型を、緩むと直登をと適当に繰り返しながら登った。やっとのことで着いた山頂には辺りを探してみたものの三角点標石は雪に埋もれ、山名板らしきものも見当たらなかった。ただ一つ荷造り用の青いテープが下がっていたのでそこをピークとして下山した。登り2時間7分、下り56分。 |
12 |
12 |
|
12日 |
木 |
天丸山 |
1344 |
北軽井沢 |
長野原町 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
天丸山(1344m、北軽井沢)は牧場内にある小山で、取り付きは浅間牧場の入口となる。ゲートはないが一般車進入禁止の看板があるためクルマを下り歩くことにした。しっかりしたアスファルト道が続き、1km程行くと職員住宅や牧舎の建屋となる。この先は車道に沿って遊歩道が作られていた。さらに行くと右手に小高い丘が見え、案内に導かれ上がってみると山頂となった。360度の絶景ポイントで目の前に見える浅間山が綺麗だった。往復62分。 |
13 |
13 |
|
|
|
鷹繋山 |
1431 |
浅間隠山 |
長野原町 |
JF1SHZ |
430 |
FM |
|
鷹繋山(1431m、浅間隠山)は浅間隠山の西にあり、南側を通る県道54号線から入る林道から取り付いた。林道を行き笹の茂る廃林道に分け入ると稜線上の鉄塔となった。ここからは尾根筋に整備された登山道が続いている。快適な尾根歩きも束の間で次第に勾配は増してくる。落ち葉と雪で滑りやすいがスパ長なので足元はしっかりしているが勾配はきつい。登り付いた山頂からは雑木の木立ち越しに浅間山や浅間隠山が近くに見える。往復61分。 |
14 |
14 |
|
|
|
崇台山 |
299 |
富岡 |
富岡市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
ぐんま百 |
観音山(227m、富岡)は高崎市にある高崎観音(白衣大観音)のある山でぐんま百名山の一つである。山頂は白衣大観音の裏手の一角にある三角点の位置が最高点のようである。躍進と書かれた銅像の傍らに4等三角点標柱があった。往復3分。 |
15 |
15 |
|
|
|
観音山 |
227 |
富岡 |
高崎市 |
JF1LIR |
430 |
FM |
ぐんま百 |
崇台山(299m、富岡)は富岡市と安中市の市境の山で、山頂近くまで車道が伸びていた。クルマを下り木段を上がるとあっという間に山頂となった。ぐんま百名山の一つであるが、その所以は全方位の絶景にあるのだろう。往復5分。 |
16 |
16 |
|
26日 |
木 |
鏡台山 |
1079 |
榛名湖 |
高崎市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
鏡台山(1079m、榛名湖)は榛名神社の境内右手から作業道が分岐している。積雪は20〜30cm位ありスパ長でのつぼ足となった。降雪後の先行者は無く歩きやすそうなところを適当に歩いた。破線は山の東側を天狗山とのコルまで続いていたが、北側の尾根筋を辿ることにした。ところが取り付きで方向を見失い一旦西側に下ってしまい、堰堤の続く沢沿いを登り返した。地形図をみてゲジゲジマークの少ない北尾根に取り付いたが、次第に急勾配となり尾根筋は痩せて来る。それでも灌木を手掛かりに攀じ登り、やっとのことで鏡台山となった。山頂の積雪は30cm位で三角点は雪に埋もれ白杭だけが顔を覗かしていた。登り1時間20分。
天狗山(1179m、榛名湖)へは踏み跡がしっかり続いていたが、積雪のため分かり難いところも多い。ただ勾配の緩いトラバース路が延々と続いた。やっとのことで稜線上となったが、ここからも緩やかな登山道が続く。ほどなく西峰との分岐となり左へ登り行くと天狗山の行政標柱の建つピークとなった。この山は信仰の山で石塔や石祠が建ち並び、少しばかり南へ行くと赤い鳥居のある石祠が祀られていた。岩稜越しの展望は素晴らしい。この後西峰に行くが石祠だけのピークだった。鏡台山から1時間2分。
大鐘原ヶ岳(1152m、榛名湖)へは緩やかな降雪した笹原を上がると南側の稜線となる。最初の三角点峰は小鐘原ヶ岳の山名標柱が建ち、木立の間からは登り来た鏡台山が西側に見えた。小さなアップダウンで右側には榛名富士など榛名の山並を眺めながら軽快な歩きが続く。岩稜を西側に巻き鞍部に下りるところが一ヶ所あったが他には危険箇所は無く大鐘原ヶ岳となった。天狗山から1時間3分。ここからは地蔵峠に下り榛名神社に戻った。それにしても地蔵峠への下りは半端ない危険箇所だった。4時間48分で周回。写真左は大鐘原ヶ岳山頂、中央は地蔵峠に向けての急な下りで滑り落ちるように下った(この時期はかなりの危険地帯) |
17 |
17 |
|
|
|
天狗山 |
1179 |
榛名湖 |
高崎市 |
JH1AXR |
430 |
FM |
|
18 |
18 |
|
|
|
大鐘原ヶ岳 |
1252 |
榛名湖 |
高崎市 |
7M1VUE |
430 |
FM |
|
19 |
19 |
|
|
|
種山 |
910 |
伊香保 |
高崎市 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
種山(910m、伊香保)は南東尾根からパラグライダーの離陸場を経由して歩くのが一般的であるようだが、最短コースを狙って西側から取り付くことにした。広域林道南榛名山線のクランク位置は沢筋となっており堰堤の両側に林道が伸びている。この地点は山頂から西に続く尾根筋の基部であり、堰堤右側の林道からヒノキの植林地に入った。10cm程度の積雪はあるが気になるほどではない。次第に高度を上げて行くと勾配は増しはっきりとした尾根筋となる。稜線の左側はヒノキの幼木林、右側はヒノキの成木林となって来ると、いよいよ勾配は増し灌木薮となってくる。両手で灌木を分けながらなるべく薄いところを登った。登り付いた最高点には山名板が下がっていたが、少しばかり南へ行くと三角点があり傍らの木にすかいさんの山名板が下がっていた。登り40分、下り23分。 |
20 |
20 |
|
29日 |
日 |
音羽山 |
1015 |
伊香保 |
高崎市 |
JA1JCA |
430 |
FM |
|
音羽山(1015m、伊香保)は西側を伸びる前の沢林道を使い鐘撞山と併せて周回することにした。林道には20cm程度の積雪があり鐘撞山から下山を考慮して林道余地にクルマを停めた。つぼ足での林道歩きは億劫なので、適当にショットカットしながら予定した南西尾根に取り付いた。最初の内はなだらかな尾根筋も次第に勾配を増し、岩混じりの急傾斜を灌木に掴まりながら攀じ登った。再び緩やかな笹原の尾根筋を行くとほどなく山頂となった。三角点の白杭と山名板の下がる山頂だった。登り52分。
鐘撞山(839m、伊香保)へは緩やかな笹尾根まで戻り、南々東に派生する尾根筋を下ることになる。これが結構急勾配で滑らないように気をつけながら下った。ほどなく緩やかな笹尾根となり前の沢林道からの登山道と出合う。この先で一旦鞍部まで下がり緩やかに登り返すと鐘撞山山頂となった。石塔と石祠が祀られていたが山名板は見当たらなかった。戻りは前の沢林道への登山道を下り周回した。音羽山から33分、下り17分。1時間56分で周回。 |
21 |
21 |
|
|
|
鐘撞山 |
839 |
伊香保 |
高崎市 |
7K4NXB |
430 |
FM |
|
22 |
22 |
|
|
|
琴平山 |
553 |
伊香保 |
高崎市 |
7K4IVN |
430 |
FM |
|
琴平山(553m、伊香保)は平和ローランドGCというゴルフ場の北側の小さなピークだった。取り付きは地形図にある破線の位置としたが、破線に一致する作業道跡は直ぐに竹藪となったので尾根筋に上がった。尾根筋も多少薮化しているが、稜線右側のスギの植林地は下草刈りされているので比較的歩きやすい。傾斜も緩くあっという間に山頂となった。赤い屋根の祠とその後方の三角点標柱、そしてその直上には高さ15m程の火の見櫓が建っていた。この火の見櫓はかなりの年代物のようで梯子には防衛庁と刻まれた石柱が登ってはいけませんよと言うかのように立て掛けられていた。登れそうだったが踊り場の鉄板が錆び落ち開口部から空が透けて見えていたので止めた。往復28分。 |
23 |
23 |
|
|
|
鷹ノ巣山 |
956 |
伊香保 |
榛東村 |
7N2XYS |
430 |
FM |
|
鷹ノ巣山(956m、伊香保)へは県道28語を北上すると断崖絶壁が正面に見えてきて林道分岐となる。この林道は鷹ノ巣林道で入口はゲートで固く閉ざされていた。最初はこの断崖絶壁が鷹ノ巣山かと思ったらこれは黒岩というロッククライミングのポイントだと知って一安心した。ゲートを抜け黒岩の下を回り込むように下り勾配の林道を行くが、予想外の積雪(30cm)につぼ足のペースは上がらない。林道は沈下橋で大きくクランクしてピークの西側を南側に向かうようになる。適当な取り付き地点を探しながら行くと、B5版位の大きさの木製の案内板が木に下がっているのを見付けた。文字は薄れていたが、「タカノス・・ 西・口」と読める。イバラ薮を分け入るが明らかな踏み跡やテープ類は見当たらずスギの植林地を適当に行くと雑木の登りとなった。この先がピークと思い必死に登ったが木立の間から鷹ノ巣山が南に見えだし、隣のピークと間違えたことに気付いた。そのまま鞍部までトラバースし北側の尾根筋に取り付いた。この先は急勾配が続き雪で滑る足元をキックステップで確保しながら灌木を手掛かりに攀じ登った。山頂部は南北に細長く、木立の間からは相馬山が眼前に見えた。登り47分、下り36分。 |
24 |
24 |
|
|
|
上野平 |
914 |
伊香保 |
吉岡町 |
JO1WNK |
430 |
FM |
|
上野平(914m、伊香保)は吾妻山の北に位置する尾根続きの山である。取り付きは西側を走る車道からで、船尾滝生活保環境保全林案内図の位置からとした。スギ林を少し行くと尾根筋となるが、驚いたことに南北に走る稜線の東側はほぼ垂直に切れ落ちていた。そのため東側には木立ち越しではあるが前橋市から赤城山への絶景が終始続いていた。間もなく平坦な山頂となり三角点だけが唯一の目印だった。往復10分。 |
25 |
25 |
|
|
|
吾妻山 |
831 |
伊香保 |
榛東村 |
JL1FDI |
430 |
FM |
|
吾妻山(831m、伊香保)へは車道を富士見峠に向けて少しばかり下った所から取り付いた。富士見峠からのコースもあるようだが登り勾配となることを嫌ってのことだったが、逆に戻りが登り勾配となってしまった。車道から斜面を上がるとしっかりとした踏み跡となり、途中からは木段も設置され整備された遊歩道となっていた。登り付いた吾妻山は素晴らしい絶景ポイントで南から東にかけては特に素晴らしい眺めである。往復35分。 |