やんちゃオヤジ山行備忘録 2010年下半期(7月〜12月)

No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 712 12月 1日 赤倉山 1442  中禅寺湖 日光市 7K4NXB 430 FM ゲート前にクルマを置き林道に入った。5,6kmを走ると半月山〜赤倉山への縦走路となる。ここから赤倉山までは直線距離で1.6kmあり、取り付き地点の方がピークよりやや高い。赤倉山までは大小4つのピークを越えるが、膝丈〜腰丈の笹原の尾根筋には薄い踏み跡が続いていた。西側には社山と黒檜岳の稜線の上に日光白根山の冠雪した頂部が顔を出し、その尾根続きには皇海山が見える。東側には薬師岳〜夕日岳〜地蔵岳の山並が捉えられた。林道から33分で平坦な山頂となる。三角点と馴染みの山名板が下がっていた。復路はピストンで戻った。登り33分、下り40分
2 713   2日 池ノ平 880 八溝山 大子町 7K4NXB 430 FM 茨城県北部の山に行ってきた。池ノ平〜大神宮山までは八溝山からの縦走となるので暗いうちに大神宮山の下山口となる林道終点にバイクをデポした。バイクで戻る道すがら残りの3山を拾いながらクルマに戻ろうとの計画だ。 
予定通り大神宮山下山口にバイクをデポし、八溝山をまだ暗い6時3分に出発した。緩やかな下り勾配の笹原の踏み跡が続き、いくつかの分岐を通過するが高笹山への案内に従い歩いた。歩きだして50分で小さなピークとなり池ノ平の表示があったが、前方にはもう一つピークが見える。行ってみると案の定、三角点標石とRKさんの山名板が下がっていた。 
再びたおやかな笹道を進むと木立の間からは次の高笹山が捉えられるようになる。残り1kmを切ると上り勾配となり100m余りを上げると平坦な山頂となった。ここもルートを外した前方に小丘があるので行ってみたが何もなかった。山頂まで戻り次へ向かった。  
3つ目の大神宮山は中程から林道歩きとなりほどなく山頂となった。三角点の横には大きな展望台があり南側への絶景ポイントとなっていた。山ランの交信に手間取り30分の長い休憩となってしまった。5分で林道終点へ下りバイクで次へ向かった。全行程3時間15分。
3 714       高笹山 922 町付 大子町 JE7BFU 430 FM
4 715       大神宮山 746 町付 大子町 JF4JZS 7 SSB
5 716       宮古山 340 町付 大子町 JK2HOZ 7 SSB 林道を下り中郷地区へ出ると宮古山と言う里山がある。山頂南側を通る町道を行くと、なんと宮古山というバス停がありここから取り付くことにした。山頂までは直線で100m余りしかないが、山一帯は杉の植林地で勾配は急だ。道路から尾根筋に取り付き6分で山頂となった。往復10分。
6 717       高峠山 324 町付 大子町 JA1IFS 7 SSB 次の高峠山は県道28号を北上すると下塙集落の右手に見えてくる。バイクで走りながら取り付き地点を探すと、町道から入る作業道を見つけた。作業道の先は茶畑となり行き止まりで、ここから尾根筋に取り付くことにした。雑木の急勾配を20m余り這い上がると尾根上となった。ここからはゆっくりと高度を上げながらいくつかの稜線と合わせ、三角点標石だけの山頂となった。西側は植林地で展望はないが、東側は伐採されており灌木の隙間から山並が見えた。下りは踏み跡を丹念に追い、作業道の中間地点に降りた。こちらが正規のルートか? 往復34分。
7 718       天狗岩 592 町付 大子町 7L2LDO 7 SSB 天狗岩はさらに県道28号を北上し吉ノ目から荒沢林道に入り、取り付き地点を探しながら林道終点まで行ってみた。が、この山の林道側の東斜面は急傾斜地が続き手頃なポイントは見当たらない。仕方なく最短ポイントとなる地点から取り付くことにした。一帯の山は間伐直後でスギの倒木だらけの急斜面を喘ぎながら急な稜線に挟まれた谷間を登った。山頂直下は勾配がきつく右尾根へ逃げ尾根筋を辿った。三角点だけの展望のない山頂だった。登り20分、下り15分。
8 719   5日 和尚山 804 磐城片貝 北茨城市 JR6LMJ 7 SSB 花園花貫県立自然公園特別地域の看板には和尚山への簡単なコースがあり、まだ薄暗い6時過ぎに登山道に入った。雑木林からスギの植林地を抜け、再び雑木林となると少しばかり勾配を増し尾根筋となる。この尾根筋を辿ればあっという間に山頂だ。真ん中に石祠が鎮座する山頂部は平らな草原となっていた。山名板は見当たらなかった。往復23分でピストン。
9 720       栄蔵室 882 磐城片貝 北茨城市 JF4CFH 7 SSB 栄蔵室と花園山は周回コースなのだが、林道や作業道がその大半を占めるのでクルマでの進入を目論んだがゲートで閉鎖されていた。その思いが災いし結果的に長い林道を歩くというへまをやってしまった。栄蔵室林道のゲートを抜け延々と林道を歩き、ちょうど一時間で栄蔵室山頂となる。山頂手前には富士山が望める展望台があったが、ここから富士山を拝めるのはよほどラッキーな人達だけだろう。栄蔵室は茨城県の最高点(882m)だそうだ。八溝山は福島県と山頂を分けあうために除外されているようだ。  
次の花園山へは尾根筋を下ると再び林道となり、ほどなく花園山への分岐となる。ここからは沢伝いの登山道をゆったりと下り、数度の渡渉を繰り返すと笹道の登り勾配となり尾根筋に乗るとほどなく山頂となる。山頂はアオキに囲まれてほとんど視界はない。下山は分岐まで戻り作業道から南登山口を経て車に戻った。2時間20分の疲れた周回だった。 
10 721       花園山 798 磐城片貝 北茨城市 JH4XFZ 7 SSB
11 722       高帽山 431 川部 北茨城市 JO2KVB 7 SSB 高帽山は北側から入る林道伝いに登ろうと思ったがゲートで閉鎖されており、関本町富士ヶ丘の「関本A工業団地」を抜け南側からの尾根筋から取り付いた。火の用心の垂れ幕をくぐり植林地の中を行くが踏み跡は直ぐに消えてしまい灌木帯を縫うように急斜面を登った。古い間伐材が倒れる尾根筋を上がるとアンテナの建つ林道となった。山頂方向に林道を進むとほどなく林道は終わり階段となり、これを上がると次のアンテナ群が現れた。登り付いたのは三等三角点のある標高404m峰・南高帽山らしい。目指す高帽山はここから直線で520m北に位置しているので、真っ直ぐ歩くと灌木帯となり80mを下げ薄暗い鞍部となった。急勾配を避け谷筋を東に歩き、傾斜の緩んだ斜面に取り付き山頂西側の尾根筋に上がった。ほどなく標石(三角点ではない)だけの山頂となった。戻りは鞍部までの登り返しを避けるために西側の尾根筋を辿り林道伝いに南高帽山まで歩き往路と合流し下山した。登り63分、下り38分。 
12 723       鷹巣山 559 川部 北茨城市 JF1WQN 7 SSB 鷹巣山は水沼ダムから水沼山を経由して山頂に至る登山道が整備されていた。登山口から階段を上がり尾根筋の一本道を進むと水沼山(459P)となる。ここから小さなアップダウンを繰り返しながら、ジャスト100mを上げると鷹巣山山頂となった。雑木に囲まれた木立の間からは四方の山並が見えていたが、山座同定に至るほどの特徴的な山はない。 
13 724       三鈷室山 871 磐城片貝 常陸太田市 7K4NXB 430 FM 本日最後の三鈷室山は山頂まで続いている林道を進むと、なんとクルマの進行を妨げるゲート類は一切なく気が付いたら山頂となった。NTTの無線中継所の横に山名板がある。余りにも簡単で拍子抜けしてしまったので中継所のフェンスを一周すると南側に石像と石祠が鎮座していたが、中継所に押しやられてこの地に移ったのだろうか何気に寂しそうに見えた。 
14 725   9日 妙見山 652 里美牧場 常陸太田市 JH1EYT 7 SSB まず最初はリチウムペグマタイトという天然記念物の鉱石が眠っているらしい妙見山だ。登山口となる「持出禁止」の立て看板の前に着いたのはまだ夜明け前でしばしの仮眠タイムとなったが、屋根を打つ雨音は一向に止まず足止めを食らうことになった。7時過ぎに小雨となり看板横の作業道に入った。しばらく行くと緑のフェンスに囲まれた50u位の立ち入り禁止区域があり、ここにも「持出禁止」の立て看板がある。横を通り過ぎ間伐材の転がる植林地を登ると雑木林となり、灌木帯を抜けると膝丈の笹薮となる。一気に登りつめると平坦な山頂となり、三角点標石のある山頂となる。展望はなくピストンで往復した。往復41分。
15 726       花立山 518 袋田 大子町 7M1SZJ 7 SSB 次の花立山は国道349号を北上し福島県境手前を西に向かう峠道を上がると、登り切った切通しから花立山に向かう林道が始まる。が、例の如くクサリで閉ざされており手頃な取り付き地点を探しながら林道を歩いた。結局ピーク下を半周し、最短距離の急斜面に取り付き山頂を踏んだ。赤ペンキで染められた三角点標石のみがある小さな山頂だった。戻りは取り付き地点とは反対側に下り林道に降りた。はっきりとした踏み跡はないがこの林道への下降地点が取り付きとしては良いようだ。往復29分。 
16 727       観音山 515 袋田 矢祭町 7K4NXB 430 FM 観音山は茨城と福島の県境の山で矢倉集落から山頂近くまで矢倉林道が伸びている。あわよくばと林道を進むと集落を少しばかり行った所でゲートとなったが、幸運にもクサリは垂れ下がり通り抜けることが出来た。林道は良く整備されており問題なく走れる。ほどなく分岐となり山頂方向に進むと山頂直下の切り通しとなった。落ち葉で埋まる林道を少し戻り緩やかな斜面に取り付くと直ぐに山頂となった。灌木の中の小さな山頂には三角点だけで山名表示は見当たらなかった。往復3分。 
17 728       高見山 463 袋田 大子町 JH8NCD 7 SSB 熊ノ久保の集落を進むと高見山に真っ直ぐ伸びる林道に分岐した。棚田の横を通り地図通りの位置まで進入出来る。林道からはスギの植林地の踏み跡を入るとほどなくはっきりした稜線となり、一登りすると有刺鉄線のフェンスが張り巡らされた主稜線上となる。進路を左に変えフェンス沿いに軽いアップダウンを2,3回繰り返すと小高いピークとなる。境界標石だけの他には何もなく殺風景な山頂だ。戻りは稜線分岐まで行くが、三角点標石のある460Pが気になり寄り道してから下山した。ちなみに460Pも三角点だけのピークだった。往復36分(460Pまでの寄り道を含む)。 
18 729   11日 石倉山 1113 足尾 日光市 7K4NXB 430 FM わたらせ渓谷鉄道の原向駅の前を抜けガードを潜ると原向林道となる。何処まで行けるか不安の中でクルマを走らせると、途中のゲートは開放されており難なく林道終点まで進入出来た。山頂西尾根の枝稜線の先端がこの林道終点から始まっていることを地図で確認し、2つの沢に挟まれた急勾配の稜線に取り付いた。薄い踏み跡が九十九折りに続く急斜面を上がると狭稜の尾根筋となる。しばらく急な登りとなるが一本道で特に迷うところもなく主稜線となる。ここからは軽いアップダウンで三角点峰(1109P)となり、小さな鞍部から登り返すと石倉山山頂となった。ところが山頂に在ったはずの栃木の山定番の山名板が見当たらない。辺りを探したが在るのは久妹と書かれた布製のリボンだけだった。誰かが撤去したのだろうがどのような意図があるのだろう? 戻りはピストンで下った。登り50分、下り40分。
19 730   15日 大萱山 1154 足尾 日光市 7K4NXB 430 FM 午前中の仕事が終わると早々に昼飯を放り込み家を出た。原向林道に入ると最初のカーブ先に右への作業道が分岐しているがその先では伐採の真っ最中だった。ちょっと先の林道余地にクルマを停め、13時半前に取り付き点を探しながら歩きだす。作業道の先ではスイングヤーダが左右に旋回しながら間伐材を集めているので、足止めを食うと厄介なので遠巻きに林地に入った。ほどなく水路沿いの踏み跡となるが前方の斜面には伐採されたばかりの倒木が所狭しと散乱しており行く手を塞いでいる。どうにか作業道に出たが、尾根近くの斜面でもスイングヤーダが動いているようなので仕方なく倒木の壁を直登した。尾根筋手前で踏み跡と出合い20分で尾根上に出た。ここからは稜線伝いの登りとなり、途中からは防獣ネットに沿って登るようになる。ほぼ休みなしの登り続く上に勾配もあるので結構ハードだ。特に主稜線への最後の登りは急勾配となり木の根や立ち木を手掛かりによじ登った。主稜線からは県境尾根の出合ピークと合流し少しばかり登ると山頂となった。三角点標石ともう一つの標石が仲良く並んでいた。葉の落ちた木立の間からは男体山や県境の山並を見えるが視界はあまり良くない。下山はピストンで戻り、伐採地内は作業道を下った。登り74分、下り54分。
20 731   16日 大室山 275 大子 大子町 JN4RQI 7 SSB   最初は大室山で、登山口となる山の東側の夫婦の滝近くに着いたのはまだ真っ暗な5時半前で、1時間以上も仮眠することとなりようやく明るくなり出した6時50分にクルマを出発した。ちょっとばかり荒れた林道を歩くと稜線に挟まれた沢筋となったが、湿っている上に藪が醜く、北側の尾根筋に取り付くことにした。10mばかり急斜面を登ると直ぐに緩やかな尾根筋となり、少しばかりの灌木を避けながら登ると小ピークとなる。ここで進路を左に振り、ちょっとだけ下げると登り返しとなるが、丹念に尾根筋を辿り最後に僅かな急登で山頂となった。山名板と三角点、それと和合石と名付けられた大きな石が鎮座していた。ピストンで下った。登り15分、下り10分。
21 732       生瀬富士 420 袋田 大子町 7K4NXB 430 FM   次は袋田の滝の北に位置する生瀬富士だ。袋田温泉近くの登山口から取り付くと、長い沢筋に沿った登山道歩きとなる。やがて源頭部近くになると登山道は左の稜線に向かいスギの植林地の斜面を九十九折りに登るようになる。3回ほど折り返すと尾根上となり植林地を抜けると進行右手に目指す生瀬富士が急稜の上に姿を見せる。相前後して登山道も勾配を増し、所々にロープが下がるようになる。さらにはクサリ場の岩稜も現れ緊迫した登りとなるといよいよ山頂だ。岩場の山頂には北東部にテーブルのようなスペースがあり全方向の展望が楽しめる。南側には月折山〜男体山にかけての山並が見事だ。例によっピストンし下山した。登り37分、下り30分。
22 733       月居山 404 袋田 大子町 JI1EQQ 7 SSB 袋田温泉から月折山への案内板があり入ってみた。目指す月折山がカーブの先に見えだすと、左に月折古道の案内とともに月折城跡の道標が現れた。トイレ前の駐車余地にクルマを置き、今はハイキングコースとなっている月折古道に入った。古道と言ってもクルマが通れる道幅はあり、急勾配の箇所ではコンクリート道となっている。ハイキングコースなので案内板は至る所にあり迷うことはない。古道から離れて急勾配を登りつめれば月折城跡=月折山山頂となった。生憎この頃になると小雪が舞い始め視界はほとんどない。登り20分。 
23 734       後山 423 大中宿 大子町 JL3APM 7 SSB   ここから男体山に向けて長い急勾配を下ると新旧2つの月折トンネルを越えると鞍部となる。そして月折山からの下りほどではないが、ほどほどの勾配を登り返すと後山となった。この山頂には三角点と展望スペースが確保されており、男体山方向に開けているようだったが降り続ける雪で視界はない。戻りは鞍部から月折山への登り返しが嫌で、鞍部からトンネル方向に強引に下りショートカットしたがとてもお勧め出来るルートではなかった。月折山から27分、下り33分。
24 735   18日 野峰 1010 沢入 佐野市 7K4NXB 430 FM   1時51分林道を歩きだすと、直ぐに林道終点となりスギの丸太橋がかかっている。慎重に渡り沢沿いに登ると2,3度渡渉を繰り返すと沢の分岐となる。左側の沢に沿って踏み跡が続いておりそのまま進むが、左側への尾根上に上がるための斜面の取り付きポイントが見つけられない。地図の破線の位置を過ぎても踏み跡やマークは見つけられず、破線近くで取り付きスギの急斜面を直登することにした。余りの急勾配に四つん這いとなり200m近くを必死に登った。やっとのことで尾根上となるとしっかりとした踏み跡が続き、進行左手には野峰が見えるようになるが丸岩岳からの尾根筋は遠く時間ばかりが経っていく。いくつかの小さなピークを越えやっとのことで山頂尾根筋となると、この辺りの縦走路がそうであるように見覚えのある笹道となる。あとは小さなアップダウンでどんどん大きくなる野峰を目指し、最後に急勾配を登り切ると山頂となった。風が強い分だけ空気は澄み木立の間からは冠雪した男体山や赤城山がはっきりと見える。三等三角点と文字の薄れた山名板だけの山頂に長い無用と往路をピストンした。急傾斜のスギの斜面は遠慮して、そのまま尾根筋を下りると沢の分岐のところとなるが、大岩を南に避ければ沢沿いの踏み跡に容易に着地出来た。取り付きはここが正解か。どうにか明るいうちに下山出来たが、この時期に午後から登る山ではないタフな山だった。登り77分、下り55分。
25 736   19日 長福山 496 大中宿 大子町 7K4NXB 430 FM 奥久慈男体山を正面に見ながら、山腹に広がる長福地区内をくねくねと登ると長福観世音堂への案内板が出てくる。ここを登山口と設定し近くの駐車余地にクルマを置きスタートした。民家の間を抜け畑の前を過ぎると石段となり、300段近くを上がると長福観世音堂となる。お堂の右手の踏み跡に入るとスギの植林地の急登となる。ほどなく山頂尾根となり石祠のある南峰となった。ここから北へ緩やかなアップダウンの尾根筋を辿れば5,6分で長福山(北峰)となる。この山頂部には三角点、山名板は無かった。下りはピストンで戻った。登り28分、下り20分。
26 737       白木山 616 大中宿 大子町 JH1WNT 144 FM   白木山と高崎山は小生瀬から持方集落へ向かう途中の切通しに登山口がある。まず最初に白木山へ向かうために切通しを尾根上に上がった。ほどなく急勾配となり50mほどを上げると平坦な尾根歩きとなる。進行左手に見える男体山を眺めながらのんびりと歩き、鞍部から一登りすると白木山となった。縦走路をピストンした。登り20分、下り17分。
27 738       高崎山 594 大中宿 大子町 7K1XXS 430 FM   切通しの反対側から高崎山への登山口道標に従い、切通し分の高さを上がり尾根上に乗る。高崎山へはほぼ同じ高さのピークまで一気に上がり、軽く下ってから登り返せば山頂となる。雑木に囲まれた三角点峰からは、木立の間に登り来た白木山や男体山が見える。往路をピストンした。登り18分、下り16分。
28 739       武生山 460 大中宿 常陸太田市 JL1BWG 430 FM 次の武生山へは上武生を抜けようと思ったが道路工事のため国道461号に迂回し武生林道に入った。クネクネ登る狭い林道は尾根上近くなると突然立派な2車線の車道となる。ほどなく武生神社の大きな鳥居となり参道を入ると神社への石段となる。立派なお社とその奥にある樹齢800年の太郎杉はあるがピークはなく、一度クルマに戻り、切通しにより分断された車道北側の山頂部を法面の吹き付け壁伝いに往復した。往復5分。 
29 740       鷹取山 424 山方 常陸太田市 7K1XFB 430 FM   明山へ向かおうとナビをセットすると南へ大きく回り込むルートが案内された。そのまま進むとルート近くに鷹取山が出てきた。下調べはしていなかったがGPSで見ると車道から破線も伸びているので尾根筋近くからピンクテープに従い取り付いた。踏み跡は谷筋から斜面を斜めに続いている。途中には鷹取山→の案内があり、ほどなく尾根筋となるとちょっとばかりの急傾斜で山頂となった。山頂には三角点と山名板があるも視界はほとんどない。往復18分。
30 741       西金砂山 412 山方 常陸太田市 7K4XVO 430 FM   そのまま林道を進むと今度は西金砂神社となった。確か西金砂山というのがあったと思い出し、鳥居の横の案内板に目をやると本殿横に西金砂山頂と明記されていた。早速石段を上がり、拝殿の裏手に進むともう一つ石段がありその奥に本殿が建っていた。本殿奥でしばし絶景を楽しみピストンした。往復16分。
31 742       明山 457 大中宿 常陸太田市 JL3VJT 7 SSB 明山は大久保集落から登山道の案内板を取り付いた。尾根筋に上がり右に明山を捉えながら、時計回りに回り込むように急勾配を上がると明山〜籠岩への縦走路途中のピークとなる。ここからは急坂を下り鞍部からの登り返しとなるが、中程でロープの下がる岩場となる。岩場の右に目をやると斜度の緩い西尾根上へのトラバース路があり躊躇せずそちらを選んだ。西尾根筋もちょっとばかり岩場ではあるが難なく山頂となった。ここからの展望は抜群で、東〜北にかけて今日登り来た、武生山〜高崎山〜白木山、男体山、長福山と大パノラマが広がった。特に目を引いたのが武生山の北に位置する中武生山の山容だった。登り27分、下り21分。 
32 743       籠岩山 501 大中宿 常陸太田市 JR6LMJ 7 SSB   次の篭岩は上山集落の奥から取り付いた。駐車場奥の踏み跡に入ると谷あいを進み、少しばかりの斜面を登ると稜線上となる。この先の小ピークまで上がるとしっかりした踏み跡となり、左手前方に篭岩を捉えながらの歩きとなる。ほどなく明山への分岐を過ぎると様相が一変することになった。突然眼前が落ち20m余りのクサリ場が現れ、トラロープでの垂直下降となった。ようやく下りると次は30m近くをトラロープを頼りに登り返す。これで終わりかと思ったらなんとクサリ場の下り上りが待っていた。やっとのことで登り付いた先は痩せ尾根となり、ゴツゴツの岩場を慎重に進むと篭岩山頂となった。三角点峰の山頂からは北側が開け奥久慈男体山の絶景ポイントとなったいた。クサリ場通過は気が重かったが戻りもピストンで下った。登り35分、下り30分。
33 744   23日 横根山 389 高萩 高萩市 7M3DSJ 7 SSB 横根山へは東側から延びる林道を詰めることとし、秋山地区で常磐道を潜ると砂利道となる。高萩射撃場の前を通過するとさらに路面は荒れてくるが、構わず進むと送電線を越えて直ぐにゲートとなる。ゲート前の駐車し歩きだすが、林道は廃道化しつつありとても車が通れる状態ではない。ほどなく右手に分岐する踏み跡があり、そこには福平反射板へ至ると書かれた黄色い案内標柱があった。杉の植林地の中のアオキが密生する薄暗い登山道を進むと、灌木の茂る伐採地となり上方には反射板が見えてきた。山頂は反射板の裏側に位置し三角点といくつかの山名板があった。また西側からはしっかりとした踏み跡もあり、登ってきた東側のルートに横根山の案内板が一つもなかったことからすると順路は西側なのだろう。登り16分、下り10分。
34 745       龍子山 57 高萩 高萩市 JO1HOS 7 SSB 龍子山は高萩ICの東側で松岡小学校の北側にある。戦国時代には山城が築かれ、その後城が移された松岡小学校正門に通じる石畳の道の両側には武家屋敷跡が並んでいた。小学校の西側は公園となっており、その奥にたつご山への案内板が立っていた。案内に従い歩きはじめるとモウソウダケの竹林となり、古井戸跡を通過するとほどなくスギ林の中のピークとなる。山名板などは見当たらず、ぐるっと一周して戻った。往復12分。 
35 746       石尊山 386 日立 日立市 JO2KVB 7 SSB 石尊山は山頂近くを車道が通っているので十王町で常磐道を潜りクルマを走らせた。アスファルトの車道はピーク手前まで続き駐車場となった。案内板には高鈴県立自然公園との表示があり、それを見ると駐車場サイドが石尊山ピークのようだ。山頂近くには海軍航空隊殉難之碑があり、その奥に監視台のような櫓が建ち、足元に三等三角点がある。これ以外に山頂を示すようなものは見当たらなかった。往復5分。
36 747       土岳 600 竪破山 高萩市 7K4NXB 430 FM 土岳へは南側に位置する中戸川から延びる車道を進み、坂ノ上登山口から歩いた。車道を歩くと間もなくけやき平キャンプ場となり、その奥から階段状の遊歩道が始まる。ほどなく広い山頂となり、360度の絶景ポイントからは運良く富士山を望むことが出来た。往復25分。 
37 748       鍋足山 529 大中宿 常陸太田市 JI7VQP 430 FM 鍋足山は大中宿の場里美支所(旧里見村役)奥の大中神社前を右に曲がりと鍋足山の案内標のあるので左折して林道を入る。しっかりした林道は尾根上まで続き終点となると傍らに案内標示があり、そこには現在地は大中登山口とある。ここからの登山道は良く整備されていて多くの人に歩かれているようだ。そのことが間違いでない事に気付くのにそんなに時間は要らなかった。ほどなく尾根上のとなると次第に視界は開け、最後の岩場を登ると360度の大絶景となった。登り29分、下り22分。 
38 749   25日 陣地 952 沢入 佐野市 7K4NXB 430 FM 佐野市葛生地区から県道201号を北上すると作原地区となり、熊鷹山や氷室山への登山口となる西沢駐車場となる。さらに北上を続けると白ハゲ口・三滝への分岐となるが、そのまま直進し熊穴橋を渡り東に向かう。くねくねと曲がる山道はアスファルト舗装されており通行には支障ない。取り付き地点を探しながら進むが、吹き付けされた法面が続いておりなかなか適当な所が無い。陣地ピークの真西を過ぎたコーナーの位置に谷あいに続く作業道を見つけここから取り付くことにした。  
午後2時15分スタートした。作業道は北東方向に続きピークは少しずつ遠ざかるが急がば回れとそのまま歩いた。それでも一向に方向は変わらず、山頂尾根北側から派生する枝尾根に取り付くことにした。足元の悪い急斜面を這い上がるとしっかりした尾根筋となり、しばしの急登ののち山頂尾根となった。ここからは尾根筋を軽いアップダウンで南下すると、直ぐに雑木林からヒノキの植林地となりの陣地山頂となった。山頂には三等三角点と陣ノ手と書かれた山名板が下がっていた。登り30分、下り26分。
39 750   26日 太郎山 447 常陸大沢 大子町 7K4NXB 430 FM   最初の太郎山は山頂に国土交通省東京航空局の設備があるため山頂まで車道が続いていた。ただし一般車の通行は禁止されており、ゲート前にクルマを置き車道を歩いた。ほどなく山頂となるが、その山頂は有刺鉄線製のフェンスで厳重に囲まれた施設に占領されていた。フェンスを南に回り込むとRKさんの山名板が有刺鉄線から下がっていた。ゲートより往復15分。
40 751       井戸沢山 374 常陸大沢 大子町 JR1BQQ 430 FM   井戸沢山へは上小川地区で蛇尾川西岸に沿って走る林道仏沢線に入った。ほどなく越折沢線へ分岐すると幅員は狭くなり、次第に灌木が生い茂るようになってくる。いつもの調子で行けるとこまで行っちゃえwと、強引に走り続けると林道終点まで入り込むことができた。林道終点は山頂から西に伸びる稜線上にあり薮を分けて尾根筋に上がった。始めは灌木帯を分けて上がると直ぐにスギの植林地の尾根筋となり一登りでピークとなった。あれぇーー?在るはずの三角点と山名板が無い。どうも山頂はこの最高点から40m位南側にある三角点の位置だった。山名板も下がっているのでここを踏んで往復した。今年600座目の山は井戸沢山でした。登り11分、下り8分。
41 752       稲荷山 461 大子 大子町 JI7GDH 430 FM   稲荷山は山頂近くを広域農道アップルラインが南北に抜けている。山頂近くを通る稲荷山トンネルの北側入口付近からの取り付けるのではと駐車場にクルマを停めた。地形図とトンネルの現況を見ると、トンネル左側の擁壁を登り、トンネル上部から山頂尾根筋の鞍部に上がり尾根筋を辿るのがベストと判断した。早速、トンネルの擁壁を上がりトンネル上からスギ山に入ると、鞍部に向かう薄い踏み跡が続き直ぐに尾根筋となった。ここからは方向を反転し小さなピークを一つ越えると稲荷山となった。三角点標石と稲荷沢と記された標柱が在るだけの山頂だった。登り11分、下り10分。
42 753       南山 512 常陸大沢 大子町 7M2MZO 430 FM   南山へは地形図によると四方から破線が何本も入り、北西部からは山頂近くまで林道が入っているようだ。その中で稲荷山から近い取り付き地点として栃原本田から越ノ沢に沿ってクルマを入れた。車道は細く民家の間を縫うように続くがほどなく工事中となり通行不能となる。地形図を見ながら谷間に続く破線を追うが足元がぬかるんで歩き難い。そこで早めに尾根筋に乗ろうと急斜面に取り付いた。踏み跡やテープ類は皆無だが、はっきりした尾根筋なので迷うことはなく、一気に300m余りを上げ山頂となった。小さな祠の裏手の山頂部には三角点標石と山名板が下がっていた。登り51分、下り41分。
43 754       愛宕山 477 常陸大沢 大子町 JF1RPQ 430 FM   愛宕山は山頂近くを林道・手小谷沢線が南北に走っており県道32号線より南下した。栃原鉱山跡を通過すると、やや路面は荒れてくるが通行には問題なくほどなく切通しとなり先は下りとなる。ここで地形図を確認するとこの切通しから尾根筋を辿るのが最短ルートであるようだ。切通しから尾根筋を東に歩き小さなピークを一つ越えると山頂尾根と出合う。ここを緩やかな勾配で北進するとほどなく山頂となった。スギ林の山頂には三角点と山名板が2枚下がっていた。白杭によるとここの三角点名は清水窪らしい。登り21分、下り18分。
44 755       青麻山 395 上小瀬 常陸大宮市 JM1ASM 430 FM   青麻山は熊久保地区から青麻神社4kmの案内に従い林道に入った。ほぼ真っ直ぐに青麻山に向かう林道は右側の駐車スペースを過ぎると急に勾配を増し幅員は車幅ギリギリとなる。それでも構わず進むと眼前に鳥居が現れ山頂駐車場となった。ありゃりゃ、何のことはない。クルマに乗ったまま山頂となってしまったのだ。山頂には青麻神社の社と三角点があり南方向への視界が開けていた。
45 756       高館山 229 上小瀬 常陸大宮市 JR3GAL 7 SSB   高館山は塙地区の火の見櫓の下に高館城跡と書かれた標柱を見つけてクルマを入れた。直ぐに車道は終わり、民家脇から作業道に入った。この先はまさに伐採の最中で倒木で前進は出来ない。そこで左側の尾根筋に上がり、ピークを目指すと薄い踏み跡が断続的に続き小さな祠となった。祠の裏手が山頂部で三角点と山名板が下がっていた。往復20分。
46 757       小舟富士 273 上小瀬 常陸大宮市 JH3DMQ 7 SSB 小舟富士は緒川物産センターかざぐるま前の車道を入り、畑の奥から取り付いた。椎茸ほだ木が並ぶ作業道を上がると尾根筋への踏み跡があり踏み込んだ。尾根筋は南から東へとピークからは遠ざかるが、これは深い谷間を回り込むためで、しばし我慢の歩きとなる。やっと主稜線に出合うと進路西となり、小さなピークを一つ越え急勾配を登ると小舟富士となった。三角点と山名板の下がり、雑木に囲まれた山頂からは大した視界はない。ピストンで往復した。登り25分、19分。 
1.笹原の山頂
2.RKさんの山名板が山頂を教えてくれた
3.これと右側は同一作者かな?
4.書体は瓜二つだよね。板の素材も同じかw
5.SHC製の山名板
6.茨城に馴染みの黄色板
7.これもSHC製
8.和尚山に山名表示なし
9.ここは茨城最高点
10.降雪の山名標柱の横にこんな板が
11.高帽山は標柱のみ
12.鷹巣山
13.横にはNTT中継所
14.朽ち果てそうな山名板
15.花立山は三角点標石のみ
16.観音山の三角点標石は真っ赤か
17.高見山には三角点標石も山名板もない
18.石倉山山頂には山名板なく久妹リボンのみ
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.長福山に山名表示なし
26.
27.
28.武生山
29.
30.山頂部には西金砂山神社本殿
31.串刺し状態の山名板
32.
33.反射板の裏手に山頂
34.登山口の案内
35.山頂駐車場の案内板
36.土岳
37.立派な山名板です
38.陣地でじんのてと読む?
39.この板だけが山名を教えてくれた
40.茨城の山にはこの板が似合う
41.稲荷山の三角点名は稲荷沢
42.南山
43.RKさんは茨城でもメジャーなのですね
44.青麻山には山名表示なし
45.ここにも茨城板
46.ここも茨城黄色板
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 699 11月 3日 荒海山 1581  荒海山 日光市 JG1ESM 430 FM 栃木百 6時5分に入山沢林道を荒海山に向けて歩き出す。沢沿いの林道は紅葉真っ盛りで快調な歩きが続くが、枝沢が合流するところでは沈潜橋を水が流れ靴を濡らさぬよう歩いた。スタートからちょうど一時間で←太郎岳登山口、芝草山北登山口→の案内板が並らぶ分岐となり、入山沢を渡渉すると倉掛沢沿いの登りとなる。登山口との案内板はあるが、登山道と言えるようなしっかりしたものではなく、沢の両岸の薄い踏み跡を拾うように進んだ。倉掛沢には多くの枝沢が入り込んでいるので分岐の度に進路を迷うが、辺りを注意深く探すと木の幹や岩に描かれた赤ペンキマークを見つけることが出来る。小さな階段状の滝や滑滝が続き、紅葉と相まってとにかく綺麗なのだか、足元の不安定さも群を抜き、スリルと美しさが共存するルートだ。
沢沿いを歩くこと55分、ルートは案内板に導かれ尾根上を目指した急登となる。いきなりの急斜面はトラロープにしがみついて必死に上がり、100m余りを一気に登り南東尾根上となった。時折落ちていた小雨は、この高さまで来るとチラチラと舞い落ちる雪へと変わり一気に冷え込んできた。尾根筋には薄い踏み跡が続き、赤ペンキマークもあるので迷うことはない。県境尾根を眼前に捉えられるようになると、再び急勾配となり大岩を右に巻いてロープを頼りに這い上がると展望スペースとなった。南には高原山、西には荒海山~次郎岳~日向倉山の稜線が見えるが、雨は本格的な雪となり辺りは銀世界と化してきた。こんなこともあろうと持参した防寒具に着替えるも足元の冷え込みは半端ではない。何度かの渡渉で靴を濡らしてしまったからで、ここからは足の冷えとの戦いとなった。それもいよいよ限界となり、県境尾根から張り出した大岩の下でへたり込んでしまった。靴を脱ぎ靴下を取り替えるも靴の濡れは如何ともしがたい。ここから戻ろうとも思ったが、余りのルートの醜さにその選択肢は捨て、このまま進み荒海山から既知のルートである福島側に下る判断をして大岩を離れた。この大岩を左側からロープで攀じ登ると県境尾根となった。  
GPSを見ると荒海山まで直線で800m程ある。チシマザサとシャクナゲが混在する岩場の小さなアップダウンが続き、最後に5,60mを上げると荒海山の東峰となり、ほどなく荒海山となった。この県境尾根を歩いた凡そ1時間については足の冷たさだけが頭にあり、どうやって歩いたのかはほとんど記憶にない。  
ここからは福島側に下り、荒海山登山口となる八総銅山跡を経て国道352号線に出た。車道を歩きながら、赤飯のおにぎり2個とクリームパンを一気にむさぼり、クルマまでの距離を地図で確認すると25kmもある。滝原地区まで来ると、夢の湯という温泉宿が見えてきた。事情を話すと宿の御主人が快くクルマまで送ってくれた。山の怖さと人の情けを思い知らされた一日だった。
入山沢渓流釣り場(6:05)→太郎岳登山口(7:06)→南東尾根への取り付き(8:00)→県境尾根上(9:01)→荒海山(10:14-10:25)→八総銅山跡(12:24)→滝原地区、夢の湯(13:33)
2 700   11日 平五郎山 1700 川俣温泉 日光市 JA1LZV 430 FM   6時過ぎにゲートを抜け林道に入った。舗装はほどなく終わり砂利道となるが、落ち葉に埋め尽くされた林道は紅葉狩りにはちょっと遅いが、朝日を背中にたっぷり浴びながらの爽快な歩きとなった。林道を歩くこと45分・2.5kmで約200mの高度を上げ、枝尾根への取り付き地点まで来た。山頂から真南に伸びる尾根筋に乗ることも出来るらしいが、踏み跡は一本西側の尾根筋に向かっている。取り付き直後はトリッキーな痩せ尾根となり、少しばかり進むと西側の尾根への急な登りとなる。ここで150mを上げ尾根筋に乗ると方向を北から次第に東側に変えて進むようになる。ここから主尾根へは雪の急傾斜地となり、高度を上げるほどに積雪は増えてくる。主尾根となり進路を北に向けるが、尾根筋は広く稜線がはっきりしていないのでルートをとり難いが、踏み跡はどうにかある。笹の植生はクマイザサからチシマザサとなり、所々にあるチシマザサの密薮を避けるように登ると山頂手前の広いピークとなる。ここから笹の濃い尾根筋を西に外すように踏み跡は続き、少しばかり下げ登り返すと広い山頂となった。山頂には三角点と山名板、その東側に小さな石祠が祀られていた。積雪は10cm程度あり、歩いていないと足元から冷え込んでくるので早々に退散し同じルートを戻った。登り2時間8分、下り1時間30分。
3 701       大山 1158 日光北部 日光市 7K4NXB 430 FM   まだ時間的に余裕があるので、川俣から霧降に抜け、この一帯では最後のポイントとなる大山に向かった。取り付きは霧降高原ハウスからの登山ルートが霧降高原道路を横切る地点とし、近くの駐車余地にクルマを置きスタートした。この山は日光連山の東側の裾野にポコンと突き出た形をしており霧降高原より低い位置にある。従ってピークは登山口より低く、200m近く高度を下げてから80m余り登り返すとピークとなる。ハイキングコースとして整備されているので何ら問題は無いが、雨水で掘られたところでは迂回する踏み跡が付けられていた。鞍部から登り返すと間もなく霧降牧場内となり柵を通り抜けて放牧場内のピークを踏んだ。展望スペースとして東屋があり、南から西にかけての眺めは素晴らしい。登り31分、下り37分(往復とも速足で歩いた)。
4  702   17日 六郎地山 1100 日光南部 日光市 7K4NXB 430 FM   切通しの北側にクルマ2台分位の余地がありクルマを置くと、その余地の裏手には踏み跡がある。13時52分、踏み跡に入ると直ぐに急勾配の稜線となり一気に30m余りを上げる。その後もしばらく痩せ尾根が続きほどなく急な登りとなり1101Pとなる。ここで始めて六郎地山を捉えたが、その間には130mの深い鞍部が待ちかまえていた。鞍部より登り返し左に巻くように山頂への尾根筋に乗ると少しばかりで山頂となる。三角点と3枚の山名板が下がる山頂からは、西側の木立の間からは薬師岳〜夕日岳の稜線が見える。ピストンで登山口に戻ったが下りの方が時間が掛かってしまった。登り53分、下り58分。
5  703   18日 水上山 1139 日留賀岳 日光市 JR8YFT 7 SSB   横川集落から北東に向かう林道に入ると水上山から真西に伸びる稜線の乗り越しとなる。尾根上への踏み跡があり、ここを取り付き地点と決め少しばかり戻り林道余地にクルマを停めた。身支度を整え6時15分、林道を歩きだしほどなく踏み跡を駆け上がった。薄いが踏み跡もあり、これといった障害物もない尾根筋を軽快に上がった。ただ1000を越えると風花が舞い始め、気温はどんどん下がり、山頂に着いた時には氷点下となっていた。雑木に囲まれた山頂には三角点標石と山名板、そして今は使われていないTVアンテナが佇んでいた。ピストンで往復した。登り28分、下り18分。
6  704       向山 1160 荒海山 日光市 7K4NXB 430 FM   次の向山は横川集落に戻り、男鹿川に沿って東に向かう林道に入り、カツネ橋を渡るとゲートがあり進入禁止となる。ゲート前にクルマを置き8時丁度に歩きだした。林道に入ると直ぐ左側の斜面に踏み跡を見つけ取り付いた。踏み跡を追うとほどなく急な斜面となり登り切ると林道となった。林道を西方向に取り付き地点を探しながら歩くと左側にピンクリボンを見つけた。ただその先は見るからに急勾配の斜面が続き取り付きを躊躇してしまい先の林道終点まで行ってみた。しかし適当な取り付き地点は見つからず、テープの下がる地点まで戻り植林地に踏み込んだ。案の定、醜い急勾配となり必死に這い上がるが、200m近く上げるこの間は常に滑落との背中合わせとなった。やっとのことで主稜線上となり、少しばかり斜度を緩めた尾根筋を辿り、山頂手前のピークを右に巻くとほどなく向山山頂となった。山頂には三角点標石と馴染みの山名板2枚が下がっていた。戻りは急勾配の植林地を避け主稜線上をそのまま下りたが、下降地点は男鹿川で途切れた林道終点の近くで林道を歩きクルマに戻った。登り58分、下り48分。
7  705   21日 見張山 679 町付 大子町 7K4NXB 430 FM   見張山と戸屋山は尾根続きで地図を見ると林道が見張山の山頂直下を通り戸屋山近くまで伸びている。と言うことで楽ちん登山を画策したまでは良かったが、案の定、高戸山の登山口をしばらく行くとチェーンゲートで林道は通行止めとなっていた。いつもならここでへこたれるのだが今日は違う。実はこんなこともあろうとバイクを積んできたのだ。良く使われているようで整備された林道には轍や落石は無くとても走りやすい。凡そ3kmで見張山の南側となり、ヒノキの植林地の急斜面を直登すると雑木に囲まれた見張山山頂となった。三角点と山名板が1枚下がっていた。ピストンで往復8分。  
再びバイクで尾根筋に沿った林道を南下すると鉄塔を過ぎ2km位で林道終点となる。ここからの尾根筋にはしっかりした踏み跡があり、少しばかりの笹薮を過ぎるとヒノキの植林地となる。緩やかに高度を下げて行くと尾根の先に小さなピークがあり、そこが戸屋山山頂だった。ここにも三角点と山名板が下がっているが、酒盛りでもしたのだろうかやたらと空き瓶が散乱したピークだった。往復34分。
8  706       戸屋山 565 町付 大子町 JG1NDM 7 SSB  
9 707       堂山 460 大子 大子町 JA6RMS 7 SSB   阿坪の集落を左折し茶畑の中を進むと護岸工事?の林道となる。この林道は地図上では堂山近くまで伸びているので、例の如く行けるところまでと進入すると鳥居のある分岐となる。山頂から南西への尾根筋の突端がこの鳥居の位置なので登山口かなとも思ったが、右に分岐する林道が気に掛かりそのまま進んでみた。200m行った所で倒木により遮断されてしまい、この先はクルマを下り林道を終点まで歩いた。ここから主稜線を目指し急斜面を40m程這い上がると踏み跡のある尾根上となった。あとは尾根筋を辿ると、小さな社と鐘のある手前のピークを越えほどなく堂山山頂となった。三角点と山名板だけの山頂からの展望は無くピストンで戻った。往復36分。
10 708       妙見山 390 大子 大子町 7N4LTT 7 SSB   妙見山は山頂の真横を林道が抜けている。ここもまたクルマで林道を進んでみたが、やっぱりチェーンゲートで閉ざされていた。林道をそのまま歩いても山頂近くまで行けそうだが、尾根筋に沿った作業道がチェーン手前から分岐していたので取り付くことにした。200mも歩くと作業道は薮化し歩き難くなり尾根筋に上がったが倒木の数は半端ない。ほぼ山頂まで倒木の連続だったが大した勾配もないのであっという間に山頂となった。41分で往復した。
11 709       愛宕山 245 大子 大子町 JR4DYZ 7 SSB   愛宕山は小さな里山だが取り付き口をどこにするかで迷った。県道160をリンゴ園方向に曲がると、直ぐにリンゴ畑となりその横に踏み跡らしきものを見つけ取り付くことにした。踏み跡の先は古い作業道のようで山裾を西に回るように向かっており直ぐに薮の中へ消えてしまった。仕方なく篠薮に突入し急登を篠を手掛かりに上がるとほどなく尾根上に出た。そこにはしっかりとした踏み跡があり、あっという間に山頂となった。ここにもこの辺りの山では馴染みなのだろう黄色い山名板と三角点があるが視界はない。往復30分。
12 710   23日 鶏岳 668 玉生 塩谷町 JE1KJK 430 FM 栃木百 塩谷町船生地内から西古屋に向かうと右手にニワトリの鶏冠のような特徴的な山が見えてくる。これが鶏岳で山腹を通る西前高原線に登山口がある。階段を4,5段上がると尾根上となり、そのまま尾根筋の一本道を登る。合目標が1合毎に設置されており、7合目を過ぎるとガレ岩の急登となる。落ち葉で滑る斜面をロープ頼りに登ると30分で山頂となった。山頂には三角点と石祠が鎮座し、枯れ葉の落ちた木立の間からは北に高原山が見える。また西側は伐採されており、日光連山方面の展望は抜群だが、この日は生憎視界はなかった。往復55分。
13 711   27日 大日向山 1177 川治 日光市 JO4AAO 7 SSB   稜線の両側には小さな沢に沿った薄い踏み跡があるが、それを無視して稜線上に上がった。踏み跡はなく灌木の間を縫うように登った。ヒノキの植林地を直登するが、斜面はほどなく膝丈の笹原となるが相変わらずの急勾配は続いた。30分で主稜線となり、少しばかり勾配を緩めた笹原の尾根筋を外さぬように進むと広い山頂となった。三角点標石と3枚の山名板が下がっていた。GPSの軌跡を忠実に辿り往復した。登り45分、下り27分。
1.2度目の荒海山は雪の中
2.平五郎山はたいらごろうやまw
3.山麓は放牧地
4.日光には日光山紀行が...
5.お馴染みの栃木の山紀行板
6.これも馴染みの山部板
7.この板と右の板はこの辺りの標準かw
8.栃木にも在るRK板
9.堂山のシンボルw
10.うーーん、良い味出してるね
11.こっちも負けてないですね
12.3度目の鶏岳
13.いつもの2枚の他に
     
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 688 10月 7日 日加倉山 1369 川俣湖 日光市 7K4NXB 430 FM   5時35分、ゲートを抜け林道に入った。林道は浸食が進みかろうじて道型は残存しているが廃道と化し、いたる所で崩落しており、例えゲートが開いていたとしても車なんて通れやしない。繁茂した草や灌木、落石を避けるように一筋の踏み跡を30分位歩くと崩落のため林道は途切れてしまう。巾15〜20mに渡りガレ岩の薙となって眼下に落ちているのだった。ガレ岩は不安定で足元から容易に落ちて行くので、慎重にかつ足早に崩落箇所を通り抜けた。この後も悪路は続き、約一時間で林道終点となった。正面の踏み跡を進み南側の枝尾根を右に巻くと小さな沢となり、ここを渡渉し斜面を少しばかり登ると山頂への尾根上となる。針路を左手にとり尾根筋を緩やかに上がると三角点のある山頂となった。お馴染みの山名板が下がる山頂からの視界はほとんどなく、430で山ランをゲットして往路をピストンした。登り85分、下り70分。
2  689       葛沢山 1540 川治 日光市 JI2MNO 7 SSB 日加倉林道の入口に戻り、県道栗山舘岩線を進むと馬坂林道の分岐となる。どちらの入口にもゲートが設置されているが、ともに開いていた。馬坂林道は最近整備され馬坂峠まで通行可との情報もあるが定かではない(キノコ採りの人からの情報)。県道栗山舘岩線は7月から11月まで通れるようだ(日光土木事務所)。ということで県道栗山舘岩線を入りしばらく北上すると右手に稜線が見えてくる。これが葛沢山のピークに続く尾根筋であることは地図を見れば明らかで、取り付きを探しながらゆっくり車を走らせると斜面を上がる踏み跡を見つけた。ピークまでは直線で400mほどの所で尾根筋にも近く、ここから取り付くことにし車道余地にクルマを停めた。斜面を上がり尾根筋の薄い踏み跡を丹念に辿ると、少しばかり勾配を増すが藪などはなくあっという間に山頂となった。ここにもいつもの山名板があったが、雑木に囲まれており視界はほとんどない。登り20分、下り15分。
3 690       丸山 852 川治 日光市 JH1BOH 144 FM   帰路、自宅へ車を走らすがまだ11時前で午後の仕事までには余裕がある。そこで鬼怒川温泉の丸山に行くことにした。この山はロープウェイがあるので山頂駅からピークまでは短時間で往復できる。ということでロープウェイを使い山頂駅に着くと、そこには赤い鳥居が続く参道があり、ここを進むと温泉神社の小さな社となる。この横を抜け尾根筋を歩くと「一本杉」への案内表示が出てくる。15分ほどで分岐となるが「一本杉」の方には行かず、「行き止まり」の方向が丸山山頂であり右へ分けた。巻き道を進むと左手にピークへの尾根筋が見えてくるのでここへ取り付き一登りすると山頂となる。ここも視界は無く山ランをゲットしピストンした。山頂駅から登り20分、下り15分。
4  691   10日 尾越山 1099 七保 大月市 A1YAX 430 FM   5時38分、雨の降る中、金竜寺の駐車場を出発した。この寺の裏手からの尾根筋が尾越山に真っ直ぐに伸びている。そこで寺の裏手の墓地から尾根上に取り付こうとしたが、はっきりとした踏み跡はなく、背丈を越える密藪を掻き分けて20m余り登ると稜線上の作業道となった。ただし道型は完全に崩れ廃道化しており、倒木と灌木でとても真っ直ぐには歩けない。踏み跡も薄く、稜線を外さぬように必死に登るとNHKのテレビ中継用のアンテナ(672P)となる。ここからは踏み跡はしっかりしてきたが、登り一辺倒の単調な急勾配となり、雨具の中では汗が溢れだしてくる。それでも尾越山、水無山とどうにかクリアすると、次は大峰への登りとなる。この間は2-3mの灌木帯となり、両手で掻き分けるたびに枝葉から滴り落ちる水滴が顔にあたり邪魔をする。大峰への急登を登り、隣の泣坂ノ頭を過ぎた辺りでようやく雨が止んできた。  
泣坂ノ頭からは100m余り急降下するが、唐松立への登り返しは急勾配となりワイヤーの下がる岩稜もある。ここを過ぎると一つ目の鉄塔となり、さらに登り続けると平坦な頂部となり2つ目の鉄塔の建つ唐松立となった。笹原の軽快な尾根歩きに続き、スズタケの中の急傾斜の登りとなる。道幅がありスズタケは気にならないが、傾斜のままに足を置くことになり、雨上がりの路面に靴はほとんどグリップせずストレスの多い登りとなった。それでもどうにか大樺ノ頭となると、木立の間からはガスに見え隠れする雁ガ腹摺山が顔を覗かせてくれた。そうなると歩きも自然と軽やかとなり、残りを一気に駆け上がり雁ガ腹摺山山頂となった。言うまでもなく富士山の絶景は無く、急がないと下山が日没になりそうなので早々に退散した。  
ここからは1500mの貯金を一気に吐き出すように下りながら、途中で3つのピークを少しばかり登り返すことになった。とにかく下り一辺倒な上に、雨上がりで滑りやすく何度も尻もちをつくことになったが、宮地山の手前では珍しいキノコのシシタケ(コウタケ)を見つけお土産とした。そんなこんなの4時間で車道に降り立ち、最後はライト片手に50分の一般道歩きでクルマに戻った。
5 692       水無山 1139 七保 大月市 JH1ACA 430 FM  
6 693       大峰 1403 七保 大月市 7K4NXB 430 FM  
7 694       泣坂ノ頭  1421 七保 大月市 JJ1ZEX 430 FM  
8 695       唐松立 1597 七保 大月市 7L1ETP 430 FM  
9 696       大樺ノ頭 1777 七保 大月市 JA1ZGP 430 FM  
10 697       雁ガ腹摺山 1874 七保 大月市 JM1BMM 430 FM 関東百山
11 698       姥子山 1503 七保 大月市 JA1RTS 430 FM  
12 699       大垈山 1190 大月 大月市 JR1SWD 430 FM  
13 670       宮地山 1113 大月 大月市 JA3XIX 430 FM  
14 671   11日 小寺山 1165 七保 大月市 JF1DIJ 430 FM   昨日とはうってかわっての好天の中、中風呂から200mばかり車道を戻ると佐野峠入口の案内板がある。ここを下り葛野川に掛かる橋を渡ると民家が見えてくるが、その玄関先を避けるように左手から後ろに回ると登山道が始まった。最初のうちは草に覆われているが次第に道型は整い、勾配を避けるように稜線上や斜面を行き来しながら登り続ける。ほどなく稜線の左側(北側)にネットに囲まれた伐採地となり一気に視界が開けてきた。昨日辿った尾越山から大峰への稜線が見え、その後方には大菩薩嶺への尾根筋も確認できた。ネットを抜けると西原峠(佐野峠はまだ先らしい)となり尾根筋を走る林道と合流した。まさかこの林道が大寺山近くまで続いているとは思わず尾根筋に取り付いたが、ほどなく林道と合流することになり軽快な林道歩きとなった。ということで最初の小寺山は林道沿いの平坦なピークだった。
林道終点から尾根筋に乗り、落ち葉が落ち始めた緩やかな尾根道を緩やかに登ると大寺山山頂となる。ここからは様相が一変し急勾配を100m下げ、再び登り返すと次の北峰となった。残念ながらこの北峰は地図や山名事典に記載は無く、山ランは有効ポイントでは内容だが、南から西にかけて素晴らしい展望が広がっていた。正面には富士山、西に目をやると昨日の周回した尾越山〜大峰〜雁ガ腹摺山〜宮地山の尾根筋が見える。この日一番のビューポイントだ。北峰から麻生山間は結構アップダウンがあり、一部トリッキーな大岩越えなどもあったが、その先の権現山までの尾名手尾根は軽快だ。やがて浅川峠への分岐を直進すると急な上りとなり権現山山頂となった。北には三頭山からの笹尾根、南西に富士山を望める。  
次の扇山へは浅川峠へ一気に500mを下げ、300mを上げることになったが予想に違わずアップアップで扇山山頂に着いた。今朝からは2,3組の登山者と出会ってはいたが、ここには何と30人余りの登山者が所狭しと山頂に散らばっていた。こりゃーやばい、長居は無用と早々に退散しピーク下で昼食とした。この後は下るだけと安易に考えていたが、次の百蔵山までの間の350mの下りと250mの登り返しは浅川峠越えより強烈なものとなりやっとの思いで百蔵山山頂となった。ここも富士山のビューポイントではあったが生憎の雲で全貌を見ることはできなかった。最後の大同山は登山道から尾根筋を直進し3分余りの視界の無いピークだった。その後は順調に下りデポしたバイクでクルマに戻り、相変わらずの大渋滞中央道を栃木に向かった。
15 672       大寺山 1226 七保 大月市 JO1PQT 430 FM  
16 673       麻生山 1268 猪丸 大月市 7L4NAE 430 FM  
17 674       権現山 1312 上野原 上野原市 JA1JCA 430 FM 関東百山
18 675       曽倉山 940 上野原 大月市 7K1XFB 430 FM  
19 676       扇山 1138 上野原 大月市 JJ1BBM 430 FM 関東百山
20 677       大久保山 1109 上野原 大月市 JG1POM 430 FM  
21 678       コタラ山 849 大月 大月市 8J1M6O 430 FM  
22 679       百蔵山 1003 大月 大月市 JG1UJY 430 FM  
23 680       大同山 907 大月 大月市 JA1LZV 430 FM  
24 681   16日 上野山 220 大田原 大田原市 8N2COPIO 7 SSB   上野山は那須野ヶ原カントリークラブの西に位置する低山で、ピーク近くの畑から取り付いた。畑を抜け、薮とクモの巣の雑木林を抜けると平坦なスギ林の中にピークはあった。5mのポールに15mのワイヤーを張ったDPにFT817をセットし、記念局8N2COPIO/2と58-55で更新できた。設営・交信・撤収で15分間と満足できる結果だった。往復7-8分。
25 682       高倉山 501 下野小川 那珂川市 8J9SR 7 SSB   高倉山は藪沢林道を詰め、ピークへの最短箇所から取り付いた。尾根上に上がると踏み跡がピークまでリードしてくれた。三角点標石は藪に隠れていた。ここも7Mhzで記念局8J9SR/9と59-59でコンタクトすることが直ぐにできた。無線に要した時間は17分だった。
26 683   17日 高薙山 2181 川俣温泉 日光市 7K4NXB 430 FM   野球親爺さんと西沢金山跡近くから往復。登り2時間58分、下り1時間55分
27 684   20日 高戸山 581 町付 久慈郡大子町 7K4NXB 430 FM   5時38分、ようやく明るくなりかけた杉の植林地の中の巡視路に入ると、ほどなく147号鉄塔を過ぎ尾根筋の急登となる。例によって巡視路には勾配がきつくなるとプラスチック製のステップが設置されたりと、整備は行き届いているので歩きやすい。20分弱で県境尾根となり、少しばかり下り軽く登り返すと三角点標石のある高戸山山頂となった。山頂には黒羽山の会のプレートが一枚下がっていた。同じ道をピストンし下山した。登り21分、下り15分。
28 685   21日 赤薙山 2010 日光北部 日光市 7K4NXB 430 FM   明るくなり出した5時48分、霧降スキー場跡の駐車場をスタートした。ゲレンデ沿いの登山道を登ると30分で丸山との分岐となるキスゲ平となる。紅く色付いたドウダンツツジの群生する中に幾筋かの登山道が広い尾根筋に続いている。歩きやすい踏み跡を拾い高度を上げると、ほどなくコメツガの樹林帯となる。ここにも何本もの踏み跡が交差しているが、景観のある尾根筋近くを歩くと左手には山腹を赤く染めた女峰山やその後方には男体山が見えてくる。やがて尾根筋が狭くなると赤薙山となった。山頂には赤薙山神社と三角点があった。  
ここからは峡稜岩場をアップダウンしながらゆっくりと高度を上げて行く。岩稜からはシャクナゲやコメツガの灌木類が生えているので、それほどの恐怖感は無いが切り立った尾根筋が連続している。奥社跡からは少しばかり広くなった尾根筋を下り、鞍部から登り返すと大鹿落ノ頭(2209P)となる。山頂には背丈を越すシャクナゲが生い茂っているだけで山名を示すものは見当たらない。戻りは往路を下り、キスゲ平から丸山への遊歩道を周回して駐車場に降りた。駐車場(5:48)-赤薙山(7:08)-大鹿落ノ頭(7:55-8:15)-赤薙山(9:05)-丸山(9:52)-駐車場(10:47)
29 686       大鹿落ノ頭 2209 日光北部 日光市 JA1ICX 430 FM  
30 687       丸山 1689 日光北部 日光市 JA1LZV 430 FM  
31 688   22日 金子山 226 大田原 大田原市 7K4NXB 430 FM   時間通りクラブハウスに行くと、ほどなく電動カートが用意され後部座席に乗せられた。カートに乗っての初めての登山と相成ったわけだ。着いた金子山は高麗芝の平坦な小丘で、三角点標石がかろうじて山であるということを主張しているようだった。現状はコース間の径路横に三角点があるといったところで、とても山とは言えないものだった。対応してくれたスタッフの方、また快く要望を受け入れてくれた那須野ヶ原カントリークラブに感謝しコースをあとにした。
32 689   23日 弥太郎山 1392 塩原 那須塩原市 JS1XUG 144 FM 栃木百 土平の塩那道路のゲート前駐車場から登山道に入った。この登山道は東電鉄塔の巡視路となっており、背丈ほどの笹は1m位の幅で刈り払われ良く整備されている。この巡視路沿いには3つの鉄塔があり、最初の9号鉄塔分岐までは急斜面を九十九折りに上がり、その先はほぼ平坦となる。8号鉄塔の分岐を過ぎると左手前方に木立の間から弥太郎山が見えてくる。高度を少しばかり下げ、緩やかに登り返すとほどなく急斜面となり九十九折りの道となる。尾根上まで来ると右側に7号鉄塔があり、これに背を向け尾根筋を上がると雑木に囲まれた山頂となった。登り43分、下り25分(小走り)
33 690   27日 石尊山 421 大子 大田原市 7K4NXB 430 FM   国道461号で茨城県境を越え、13号(大子・黒羽線)を北上すると再び栃木県内に入る。1km位走ると左に商店が見え、その反対側にある江戸の沢橋の横が林道入口となる。林道は600m位で進入不能となりクルマを降り、荒れた林道を歩きだした。300m位進むと林道は終わり、左手の伐採された斜面に取り付いた。直ぐにスギの植林地となり、急勾配を直登するとほどなく尾根上となった。ここからの尾根筋はきついアップダウンが続き、4つの小さなピークを越えると雑木に囲まれた山頂となった。戻りは取り付いた尾根筋の一つ手前の沢筋を下り林道に降りた。登り22分、下り20分。
34 691       新田山 493 常陸大沢 那珂川町 8J1T40A 7 SSB   新田山へは国道461号で栃木県に戻り、232号を南下すると3km位で大月沢林道の入り口となる。ここを左折し林道を進むと鉄塔巡視路への案内標柱が立つ分岐となり、ここを左折し林道を北上すると山頂から南西に伸びる尾根筋との出合地点となる。この尾根の南側谷筋には作業道跡があり薄い踏み跡が見えるが、薮化がひどくとても歩く気にはなれない。そこで南西の尾根筋に取り付き、スギの植林地の急勾配を登るとほどなく尾根上となる。少しばかりの灌木帯を抜けると放置された間伐材が散らばる尾根筋となった。それでも山頂までは一本道であっという間に三角点の鎮座する新田山となった。登り17分、下り10分。
35 692       尺丈山 512 常陸大沢 那珂川町 JS1EGU 430 FM   尺丈山は232号をさらに1km南下すると尺丈山登山口の案内標示が立つ林道入口を左折する。なんと尺丈山の一角は公園化されピジョン美和の森となっているため山頂直下まで車道が続いていた。駐車場から階段を上がると展望スペースとなり、広い尾根上を北に向かうとほどなく尺丈山神社の社の建つ山頂となった。この山からの展望は素晴らしく、東〜南〜西にかけ県境越しの絶景ポイントとなっていた。往復10分。
36 693   28日 高山 1667 男体山 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 竜頭の滝の滝上の駐車場が高山への登山口となる。外気温1℃の中、登山道に入ると直ぐに防獣ネットを越える。この経路は新しいもので木道を歩くと、日光龍頭山の家の方からの旧道と合わさる。一度通った道だが季節が異なると印象が大分違う。曇っているとは言っても間近に見える紅葉が成せる技と言うことだろう。長いアプローチも紅葉狩りを楽しむうちに山頂となった。登り40分、下り43分(写真撮影で+α)。
37 694       丸山 1368 中禅寺湖 日光市 JG1DSD 430 FM   丸山は男体山の南斜面の小さなコブのような山で、日光市丸山浄水場の案内を入り保養所の奥から斜面を直登すると直ぐに山頂となった。山部3D板だけが山頂であることを教えてくれた。ゆっくり歩いて往復10分。
38 695       狸山 1622 中禅寺湖 日光市 JA1LZV 430 FM   狸山は中禅寺湖スカイラインの中禅寺湖展望台から登った。駐車場には狸山0.3kmの案内があり、整備された登山道を上がるとテレビ用アンテナの建つ山頂となった。往復12分で駐車場に戻る。
39 696       半月山 1753 中禅寺湖 日光市 JA1JCA 430 FM 栃木百 半月山は中禅寺湖スカイラインの終点である半月山駐車場から簡単登山である。登山道は少しばかりの急坂を登ると半月山の西側を巻き道となり緩やかに続いている。ほどなく西尾根となり半月峠からの登山道と合流すると直ぐに山頂となった。山頂付近の紅葉した木々はおりしもの寒波で霧氷となり凍てついていた。登り19分、下り18分。
40 697   31日 男鹿岳 1777 日留賀岳 那須塩原市 7M4NGG 430 FM 栃木百 奥塩原から日留賀岳を経由し日留賀尾根から塩那道路へ出て、男鹿岳と、鹿又岳を登り同じルートをピストンした。
41 698       鹿又岳 1817 日留賀岳 那須塩原市 JO1JGD 430 FM
1.馴染みの山部板
2.これも山部板
3.鬼怒川温泉神社の山
4.尾越山
5.水無山
6.大峰手前の登り、ピークの写真撮り忘れw
7.泣坂の頭、さて何と読むのでしょうか
8..唐松立は鉄塔の建つ丘といった感じ
9.大樺の頭には馴染みの大月行政標示が
10.大月市秀麗富嶽十二景の第1番山頂
11.姥子山のピーク
12.大垈山
13.宮地山だと思ったが、宮路山と表示?
14.QZW局の赤布が唯一の標
15.大寺山
16.麻生山
17.権現山
18.曽倉山にはピンクテープだけ
19.後ろに写っているのは生ゴミではありませんw
20.大久保山
21.コタラ山
22.百蔵山
23.大同山はテープにマジック書きで
24.唯一の山名板
25.いつもの山名板の他に
26.落ちていた山名板を三角点に立てかけて
27.この一帯は黒羽山の会のテリトリーw
28.西暦2010年...赤薙山は今年が旬!!
29.大鹿落ノ頭には山名表示なし
30.ここにもあった日光山紀行板
31.金子山はゴルフ場の中の三角点峰です
32.可愛い山名板ですよ
33.この界隈では黒羽山の会ですね
34.ちょっと雰囲気の異なる山部板
35.沢山ありますね
36.緯度表示のある高山山頂
37.この山の唯一の山名表示
38.狸山は「むじなやま」と読む
39.ここにも山部板
40.この山、お馴染みの山名板
41.ここにも栃木の山馴染みの2枚が並んでいた
     
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 641 9月 2日 明神ヶ岳 1595  湯西川 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 一ツ石から取り付いて、湯西明神、明神ヶ岳、日向明神と辿り、下りは高土山へ足を伸ばして周回した。
2 642       高土山 1128  湯西川 日光市 JG1FMR 430 FM  
3 643   5日 植野山 667 大月 都留市 7K4NXB 430 FM   長丁場となるので、夜明け前に用水路を横切るコンクリート橋を上がると、直ぐに赤い社のある広場となる。その山岸には巾7~8mの大きな用水路(発電所用の導水路らしい)があり金網とコンクリートで覆われていた。用水路際をライトで照らしながら踏み跡、案内板を探すと、コンクリート蓋の向こう側に案内板らしきもの見つけた。近づいてみると九鬼山への登山口であり、破線と一致するのでここに取り付いた。踏み跡はあるがほとんど歩かれていないのだろうか藪化一歩手前なのだ。夏草や小枝、さらには蜘蛛の巣が邪魔をする。急勾配を30分で植野山となると尾根筋は緩やかとなりほどなく九鬼山への分岐となり、猿橋に向かって5分ばかり進むと馬立山となった。分岐まで戻り急な尾根筋を下ると札金峠となるが、九鬼山への登り返しは高度を上げるほどに勾配を増し、ピーク手前では左にトラバースし北東尾根へと取り付いた。この尾根筋もかなりハードだったが、必死に登り九鬼山山頂に立った。二等三角点峰で北西方向のみ僅かに視界はあった。  
山頂にはコースタイムを書いた案内板があるが、設定コースの中間点である高畑山まで4時間30分とある。そのペースだと明るいうちに下りられそうにないので先を急いだ。次の鈴ヶ尾山までは長い尾根歩きとなるが、下り勾配なので軽快に歩けたが、藪化と蜘蛛の巣には難儀した。山ラン有効ポイントではないが高指、桐木差山の二つのピークを過ぎると車道となる。ここが鈴懸峠で、車道をそのまま歩けば高畑山との案内がある。しかし目指す鈴ヶ尾山は逆方向にあり、取り付きを探すと切通しのコンクリート壁に沿って上がる踏み跡を見つけた。灌木を手掛かりによじ登ると切り通しの上に鈴ヶ尾山への案内板があり、尾根に出て左へ・20分と書かれていた。その通りスギの植林地を直登し尾根を左に少しばかり行けば鈴ヶ尾山山頂となった。そのまま尾根筋を戻り、直進すると再び車道となり突坂峠となる。車道を横切り、踏み跡に取り付くがこの勾配は半端ではない。小さなピークを一つ越え200m余りを一気に上げやっとのことで大桑山山頂となった。次の高畑山へは途中の小ピークを越え、ちょっとばかり登ると20分ほどで着く。ここまでの道すがら3つの頂のある山が見え隠れしていたが、ここに来てそれが大桑山~高畑山だということに気付いた。 
次は本日2つ目の関東百山・倉岳山だが、高畑山からゆっくりと鞍部まで下り少し登ると天神山となる。ここからは北側に視界が開け、猿橋の街並みやこれから登り行く倉岳山の稜線が見えてくる。天神山からは少し下ると穴路峠となり、再びきつい登り返しとなった。額からは玉のような汗が流れ落ち、ハイドレーションを何度も口にくわえ水を流し込むがとても間に合いそうにない勢いだ。息を切らせやっとのことで倉岳山となると北側には絶景が開け20分の長休みとなった。次のポイントに向けて急坂を下ると立野峠となるが、この間で4組のパーティーとすれ違ったが、今日出会った登山者は後にも先にもこの4組だけだった。  
立野峠からひと登りで細ノ山となるが、この山頂には表示は見当たらなかったがそれに代わる絶景が南側に広がっていた。それは秋山二十六夜山とその後方の3週間前に縦走した赤鞍ヶ岳~御正体山などの道志の山並だった。この先は下り勾配となり、途中軽く登り返すと鳥屋山と書いた山名板が下がるピークになる。目標のトヤ山はまだ先なので、構わず先を急ぐと急な上り返しとなり、100m余りを必死に登り切るとそこには舟山(818m)と書かれたテープが木に巻かれていた。しかし山名事典ではこの場所をトヤ山と表記している。トヤ山を下ると寺下峠となり再び急な登り返しとなったが、10時間、20km近くを歩いてきた体は重くペースは落ちる一方であった。それでもどうにか矢平山に辿りついたが、ハイドレーションの3Lを飲み尽くしリザーブの1Lを残すのみとなっていた。この先は旧大地峠、甚ノ函山、三杉山と大した登り返しもなく順調にクリア出来たが、誤算はこの後に訪れた。あとは下るだけだと思って選んだ三杉山から東に伸びる尾根筋は予想に反しアップダウンのある藪道で中々高度を下げてくれない。どうにか神野の下山口に向かう尾根筋に乗ったまでは良かったが藪と蜘蛛の巣が邪魔をして中々ペースが上がらない。2kmを下るのに1時間20分もかかりやっとのことで神野の車道に降り立った。今日のルートには名のついた峠が7箇所もあり、1000m以下の低山の縦走にしてはヘビーなものとなった。
4 644       馬立山 760 大月 都留市 JG1LGR 430 FM  
5 645       九鬼山 970 都留 大月市 JQ1EQI 430 FM 関東百山
6 646       鈴ヶ尾山 834 都留 大月市 7M2GGJ 430 FM  
7 647       大桑山 980 都留 都留市 JG6FQW 430 FM  
8 648       高畑山 982 大室山 都留市 7K3DIW 430 FM  
9 649       天神山 876 大室山 都留市 JI1SJJ 430 FM  
10 650       倉岳山 990 大室山 大月市 7L1QAD 430 FM 関東百山
11 651       細ノ山 838 大室山 大月市 JR1NA 430 FM  
12 652       トヤ山 818 大室山 大月市 7M2MZO 430 FM  
13 653       矢平山 860 大室山 上野原市 8J1FUSSA 430 FM  
14 654       甚ノ函山 810 大室山 上野原市 JR1PCY 430 FM  
15 655       三杉山 725 大室山 上野原市 JI1DVS 430 FM  
16 656   9日 大笹山 1297 川俣湖 日光市 JG1MOR 430 FM   大笹牧場を1kmほど行くとその北側に位置する大笹山ピークの真西となる。ちょうどこの位置は逆Cの字カーブとなったところで、コンクリート擁壁の切れ間が広くなっておりクルマを停められる。右手擁壁の上には小さな尾根筋があり、ここから取り付いた。夏草と灌木の斜面をよじ登ると笹原の尾根筋となり、膝丈くらいのミヤコザサの中に薄いが踏み跡がある。前日の雨で濡れた笹原で腰から下はあっという間にびしょ濡れとなる。尾根筋が少し広くなると、テープやスプレーのマーキングが目立って増えてくる。登山道とは言えないまでも、このマーキングの数からすると多くの人がここを辿っているようだ。急勾配を必死に登り上げ30分で雑木に囲まれた山頂となった。復路はピストンし15分でクルマに戻った。
17 657       馬老山 1337 川俣湖 日光市 7K4NXB 430 FM   馬老山の登山口は、最短距離を考慮して黒部からとした。栗山発電所の横を土呂部に向かう県道249号に入り、ヨモギ沢に架かる橋のところまで来ると、山頂からの枝尾根が間近に迫っている。駐車余地にクルマを停め、取り付き口を探すとコンクリート擁壁の先にピンクのテープが下がっていた。先を見ると急斜面が続いているが、地図で確認するとこの枝尾根に間違いない。覚悟を決めて斜面に取り付いたが、雑木林の急傾斜地には踏み跡はなく、登りやすいところを右に左に蛇行しながら上がった。15分ほどではっきりした尾根筋に上がると薄い踏み跡があり、テープが所々に下がり出した。落葉樹の中の岩混じりの尾根筋に藪はなく、左手には目指す馬老山ピークを、右手には朝一で登ってきた大笹山を枝越しに見ながら歩いた。テレビの共同アンテナ群を過ぎると尾根を合わせ、北へと針路を取るとしばらくは緩やかな尾根歩きとなる。ほどなく急斜面となるがテープを追いながら登り切ると、右からの枝尾根と合わせ緩やかな笹原となる。平坦の笹原の前方に小丘が見えだし、近付くと見慣れた山名板が2つ下がり足元にはミヤコザサに隠れるように三等三角点があった。これらがないと山頂とは気付かぬような平らなピークからは南西方向に少しだけ視界があり、雲を被った女峰山が見えた。戻りは往路を忠実に辿り、取り付き地点に下りた。登り1時間20分、下り50分。
18 658   12日 横瀬山 1284 五十里湖 日光市 JQ1XFI 430 FM   横瀬山から取り付き、持丸山、高瀬山、白倉山と辿った。4山を結ぶ尾根筋にはテープ類のマーキングは少なく、横瀬山〜1312P間にはほとんどない。1240P〜高瀬山間にも数えるほどであった。尾根筋にはっきりした道型はなく、獣道をベースとした薄い踏み跡があるのみである。肝心なネマガリタケの密藪は、1312P南東尾根と1240P南尾根では、距離が長い分1312P南東尾根の方が距離が長い分手強いが、1240P南尾根もかなりのものだった。
19 659       持丸山 1366 五十里湖 日光市 JK7OQJ 430 FM 栃木百
20 660       高瀬山 1276 五十里湖 日光市 JG7KML 430 FM  
21 661       白倉山 1048 五十里湖 日光市 JG1FMR 430 FM  
22 662   19日 浜立山 1482 笹子 大月市 7K4NXB 430 FM   周回ルートの下山口のことを考え公園余地にクルマを置き、6時前に車道を歩きだした。5分で寂ショウ尾根への登山口となり、林道を歩くとほどなくヒノキ林の上りとなる。ほどなく尾根筋となり林道を横切ると緩やかな尾根筋歩きとなる。次第に勾配は増し岩稜の急傾斜となってくる。スタートから一気に900mを上げ浜立山への分岐尾根となり、ここから浜立山をピストンし滝子山山頂となった。朝のうちは青空も見えていたが、あいにく滝子山山頂はガスの中で視界はない。ここは秀麗富岳十二景(大月市選定)の一つで、富士山の絶景が望めなかったのが残念だ。  
山頂から三角点峰に下り、大谷ヶ丸へ分岐すると直ぐに鎮西の池の祠となる。この先は踏み跡が薄いところもあるが、軽いアップダウンを進むと大谷ヶ丸となる。ここは立ち木に塞がれて視界はほとんどない。次のコンドウ丸へは急な下りとなり、少しだけ上り返すと平坦なコンドウ丸山頂となる。ここからも高度を下げながら、オッ立山、大鹿山とピークを拾い大鹿峠となる。お坊山への上り返しは300m余りを登ることになりバテバテのピークとなった。  
この時点で笹子雁ヶ腹摺山は諦め、棚洞山への尾根へ向かうことも頭をかすめたが、まだ12時前で時間的には余裕があり進むことにした。が、お坊山〜米沢山〜笹子雁ヶ腹摺山はきついアップダウンの連続で、この間のピストンは厳しいものとなった。お坊山からの下りは、東峰(1421P)、棚洞山、入道山と尾根筋のコブのようなピークを踏み笹子への急な下りとなった。この間、尾根筋にはしっかりとした踏み跡はあるが道標は皆無であった。笹子からの取り付き尾根が急な上に一部崩落により登山道が寸断されていたが、どうも山火事が原因だったらしい。おかげで最後は藪を漕ぎ中央道の側道に降り立った。
23 663       滝子山 1610 笹子 大月市 JA1JCA 430 FM 関東百山
24 664       大谷ヶ丸 1644 笹子 大月市 JN1UNI 430 FM  
25 665       コンドウ丸 1392 笹子 大月市 JH3PVC 430 FM  
26 666       オッ立山 1301 笹子 大月市 JR1VLU 430 FM  
27 667       大鹿山 1236 笹子 大月市 7M2MZO 430 FM  
28 668       お坊山 1430 笹子 大月市 JK1XMR 430 FM  
29 669       米沢山 1357 笹子 大月市 JL3VOG 430 FM  
30 670       笹子雁腹摺山 1358 笹子 大月市 8N1S 430 FM  
31 671       棚洞山 1201 笹子 大月市 JG1FMR 430 FM  
32 672       入道山 992 笹子 大月市 JA1LZV 430 FM  
33 673   20日 大菩薩嶺 2057 大菩薩峠 甲州市 7K4NXB 430 FM 関東百山 夜明け直後の5時半過ぎにロッヂ長兵衛の横を通り車道から登山道に分岐した。たおやかに続く朝焼けの笹道の右横には車道が並走し福ちゃん荘まで続いていた。福ちゃん荘からは唐松尾根へ乗り、大菩薩峠から南へ伸びる尾根筋を右手に見ながら登ると雷岩となり、2,3分で大菩薩嶺となる。雷岩まで戻ると、いよいよ大菩薩連嶺の縦走が始まることになるが、これから辿る小金沢山〜黒岳への尾根筋が眼前に広がり、晴れていれば富士の絶景となるはずだ。ガレた登山道を下り笹道を分けると妙見ノ頭となる。  
さらに下ると賽の河原を経て大菩薩峠・介山荘となり、カキ氷の看板を横目に次の熊沢山へ急いだ。ここからは鬱蒼とした樹林帯を登ると巻き道となる。左手に見えるピークを目指し巻き道を分け最高点を探したが、山名表示はなく東京都水道局の標柱付近がGPSの示すポイントと一致したので熊沢山ピークとした。ここから急坂を下ると笹原の石丸峠となり、小金沢山への軽快な歩きとなったが、ルートはほどなくコメツガの樹林帯の中の悪路と変わり本日一番の難所となった。小さなピークを越えるとやっとのことで小金沢山頂となった。ここも2000mを超えるピークなので景色は良いはずだが、ガスの中で視界はない。この先も鞍部付近は笹原、ピーク近くはコメツガの樹林帯と繰り返しながら、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、川胡桃沢ノ頭、黒岳、白谷ノ丸とピークを踏み、スズタケの藪を掻き分けて湯ノ沢峠に降り立った。  
時間的にも余裕があり、予定通り大蔵高丸・ハイマバ丸に向かった。湯ノ沢峠からはお花畑の中の緩やかな上りとなり足取りは快調だ。お花畑でカメラ片手に休んでいた登山者が声を掛けてきた。「この先でスズメバチが登山者を襲い自分は大蔵高丸を諦めて戻ってきた。気を付けて下さい」とのことだった。ちょっとばかり尻込みしたが、今更戻るわけにもいかず注意しながら歩くことにした。やがて大蔵高丸が眼前に迫って来ると、登山道は九十九折りとなる。この九十九折りの始まりのところまで来たら、いきなり羽音が聞こえ次の瞬間、右の膝頭に痛みが走った。とっさに右膝を叩くと、足元で黄色いハチがもがいていた。キイロスズメバチだ。チッ、やられた(´・ω・`;A) 思いっきり踏みつぶし足早にその場を走り過ぎたが、うーーーん、痛い。ほどなく大蔵高丸となるが登山者に占領され、ガスで視界もないため先を急いだ。ハイマバ丸へはほぼ平坦な広い尾根歩きとなり、あっという間に山頂を踏み、湯ノ沢峠へピストンした。もちろんススメバチポイントは駆け足で通り抜けた。
34 674       妙見ノ頭 1980 大菩薩峠 甲州市 JA1JCA 430 FM  
35 675       熊沢山 1990 大菩薩峠 甲州市 JH1JJS 430 FM  
36 676       小金沢山 2014 大菩薩峠 甲州市 7L3ATQ 430 FM  
37 677       牛奥ノ雁腹摺山 1990 大菩薩峠 甲州市 7K4XVO 430 FM  
38 678       川胡桃沢ノ頭 1940 大菩薩峠 甲州市 JK1DKL 430 FM  
39 679       黒岳 1988 大菩薩峠 甲州市 JA1ZGP 430 FM  
40 680       白谷ノ丸 1920 大菩薩峠 甲州市 JA1WZX 430 FM  
41 681       大蔵高丸 1770 大菩薩峠 甲州市 7L4NAE 430 FM 関東百山
42 682       ハマイバ丸 1752 笹子 甲州市 8J1YUME 430 FM  
43 683       砥山 1610 大菩薩峠 甲州市 JH2FLY 430 FM   湯ノ沢峠からバイクで上日川峠に戻ったが、まだ14時前だったので峠近くの砥山を10分で往復し山ランポイントを一つ加えた。
44 684   30日 東ボッチ 1310 那須岳 那須塩原市 7K4NXB 430 FM   まずは東ボッチで、この山は地形図には載っていないが山名辞典には掲載されており、山ラン有効ポイントである。地形図を見ると沼ッ原湿原の東側にあり、白笹山への登山道が東へ方向を変えるところから取り付けば、高低差はほとんどない。踏み跡はなく潅木の間を縫うように膝丈ほどの笹原の斜面を西に向かうと、なだらかな広い頂となる。しばしピークの表示を探すが、それらしきものは見当たらず辺りの写真を撮って同じルートで下山した。登り20分、下り15分。  
次の西ボッチへは沼原駐車場から湿原の周遊道へ入り、深山湖へ向かう登山道へと進むと展望台を過ぎてほどなく四角柱の構造物が左側に見えてくる。高さは1.5m位で、スチール製の蓋をかぶった様な形をしている。その前を見ると、踏み跡があり、30m位先には同様の構造物が立ったいる。その構造物の前には立て看板があり、その横に真っ直ぐ斜面を上がる踏み跡が続いていた。膝丈を越える笹道を上がると、直ぐに尾根筋となり植生はチシマザサとクマイザサが混ざっていた。チシマザサは背丈を越えるが刈り払われているので、両腕で左右に分ければ難なく進める。あいにく小雨が降っているが、防水性の防寒具と長靴なのでストレスを感じることなく山頂となった。往路をピストンで戻った。登り38分、下り27分。  
沼ッ原駐車場から那須ハイランドの向けて車道を1.5km位下ると沼原発電所の管理道への入口ゲートがある。ゲートには進入禁止との表示があるが、自己責任ということでゲート横を通り抜けた。のんびり歩くこと30分で二股の分岐となり、右へ進むと鬼面山のピークを東〜南〜西へと時計回りに回り込むように管理道は作られている。やがて鬼ヶ面山と塩沢山を結ぶ尾根上となると深山湖への道と分け、ほどなく沼原発電所の大きな貯水タンクとなる。貯水タンクのフェンスの左側には踏み跡があり、フェンス際を進み貯水タンクの裏側へ周り、笹薮を一登りするとチシマザサに囲まれた三角点峰・鬼ヶ面山となった。林道歩きがほぼ30分で、貯水タンクからは往復5分。  
管理道を深山湖への分岐地点まで戻り、塩沢山への尾根筋に取り付いた。なるべく尾根筋を外さぬように取り付いたため、最初はチシマザサの藪漕ぎとなったが、尾根を西側に外すと膝丈のクマイザサの中に踏み跡を見つけた。所々にテープが下がってはいるが踏み跡は薄い。この尾根上から東側はチシマザサで西側はおおむね膝丈ほどのクマイザサが主体となっている。場所によっては東側のチシマザサが尾根を越えて西側斜面に張り出しているところがあるので、こういったところでは背丈を越える密藪となるが、薄いが踏み跡があるので尾根筋を外さぬように歩けば問題は無い。自分の場合は密藪を嫌い尾根筋を大きく外したため、中程で無駄な藪漕ぎとなりタイムロスとなった。結局、取り付きから45分で塩沢山となった。例によって山部さんと栃木の山紀行さんの山名板が下がるだけの山頂で視界はほとんどない。戻りは30分で管理道に復帰した。
45 685       西ボッチ 1410 那須岳 那須塩原市 JR1USM 430 FM  
46 686       鬼ヶ面山 1271 那須岳 那須塩原市 JP1JRN 430 FM  
47 687       塩沢山 1127 那須岳 那須塩原市 JA7OTL 430 FM  
1.山部3Dは少しばかり下部が欠けていた
2.ん、たかしやま? たかつちやまですよw
3.木立の中のピーク
4.馬立山です。読めるかな
5.関東百山です
6.平坦なピーク
7.急登の末に
8.山頂のパネル
9.この形式の山名板は大月市設置のもの
10.山梨百名山の山名標柱
11.細ノ山には山名表示なし
12.舟山となっているトヤ山
13.ここは立派なピーク
14.杉の幹に縛られた缶製の山名表示
15.テープには三本松の松に×があり杉となっている
16.
17.
18.お馴染みの山部板
19.これは初物ですよ
20.ここも山部板
21.ここにも栃木の山紀行板
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.撮影忘れw お坊山から見た米沢山方面
29.
30.
31.
32.
33.大菩薩嶺
34.妙見ノ頭
35.熊沢山には山名表示なし
36.2000m超のピークです
37.ウシオクノガンガハラスリヤマと読む
38.笹原の中の小さなピーク
39.黒岳
40.白谷ノ丸
41.大蔵高丸
42.ハマイバの漢字標示は破魔射場なのだ
43.砥山には三角点標石だけ
44.東ボッチの山頂部
45.
46.
47.
48.
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 565 8月 1日 片倉山 193 野口 常陸大宮市 7K4NXB 430 FM   国道123号線・新那珂川橋手前を手前を右折し、道なりに進むとNTTのアンテナが見えてくる。そこを右折し赤い鳥居を右手に見ながらさらに行くと、正面に片倉山が見えだし広い草地となると道型はあるが、ほぼ行き止まりとなる。草地を巻くように左に向かう作業道に入るが、道型は直ぐに消え背丈を越えるシノ笹と灌木の密藪となってしまった。なるべく尾根筋を目指すように針路をとるが、何本もの作業道跡が交差し、その中には堀のようになっているものもある。文字が削り取られた石碑やドーム状の窪地なども次々に現れてなにやら廃墟の跡のようだ。やっとのことで尾根筋となったが、相変わらずの笹薮で踏み跡らしきものはあるが薄い。それでも我慢して進むと、痩せ尾根を左側にトラバースする踏み跡となり、山頂手前で東側からの尾根筋となる。尾根上には東側からのしっかりとした踏み跡があり、一登りで山頂となった。山頂には馴染みの栃木の山名板が下がっていた。戻りは尾根筋の薄い踏み跡を追い掛けて下ると、赤い鳥居のところとなった。こちら側から登る場合はこの赤い鳥居のところから取り付くのが正解みたいです。このルートでの登り32分、下り23分。
2 566       三王山 253 野口 常陸大宮市 7J7ACT 430 FM   三王山は山頂部が公園になっていて山頂直下まで車道がある。というわけで、往復5分のナンチャッテ登山であった。山頂には三角点と大きなラセン階段式の展望台があった。
3 567       御前山 156 野口 常陸大宮市 JG1FMR 430 FM   御前山には二つの登山口があり、東登山口から入った。良く整備された登山道で歩きやすく、九十九折りに急坂を上がると尾根上となり御前山の案内板がある。GPSはまだ先のポイントを示しているので、ほぼ平坦な尾根筋進み鐘つき堂跡への分岐を過ぎるとピークぽい小丘となる。GPSはこの辺りを山頂と示しているので、丹念に表示物を探したが見当たらなかった。もしやして鐘つき堂跡が山頂かなと行ってみると、そこには山名板が下がっていた。結局のところどこがピークなのかは分からず、消化不良のまま下山した。が、どうにも腑に落ちず、西登山道からもう一度登り返して探してみたが結果は同じだった。平べったい山容から山全体を御前山としているのだろうと勝手に解釈した。探索を含み50分間の山行だった。
4 568       赤沢富士 275 野口 東茨城郡城里町 JR1BQQ 430 FM   赤沢富士は地図を見ると山頂近くまで林道が通っている。これを期待して御前山西登山口に近い林道分岐まで行ったが、しっかりとゲートで閉ざされており進入は出来なかった。そこで諦めかけて戻りかけたら、赤沢林道第二号橋のたもとに赤沢富士登山口の案内板を見つけた。早速、橋近くの駐車余地にクルマを停め登山道を駆け上がった。皇都川の川音がする稜線に取り付くと、踏み跡のしっかりした急勾配の登りとなる。ほどなく緩やかな勾配の快適な尾根歩きとなり、登り始めて20分余りで林道となる。この林道を2,3分歩くと再び植林地の中の登山道となり、5分で山頂となった。登り31分、下り24分。
5 569       白山 213 野口 東茨城郡城里町 JE1KJK 430 FM   白山は山頂に白山神社があり、その参道を使っての登山になる。赤沢新農村集落センターを過ぎると道は狭くなり、ほどなく行き止まりとなる。そこが白山神社の参道入り口で鳥居と案内表示がある。ほぼストレートに尾根筋を登るが結構勾配はきつい。岩稜のところはステップが刻まれ歩きやすくなっていた。途中の石塔や祠を楽しみながら20分で白山神社となるが、どうもピークがはっきりしないので少しばかり先に進んでみた。それらしきところもあったが、表示や三角点もあるわけでなく白山神社の位置を山頂として10分で下山した。
6 570       富士山 183 野口 常陸大宮市 7M4NGG 430 FM   プリントアウトして持参した資料に富士山がある。最初は赤沢富士のことかと思っていたが標高や位置が違う。よくよく読んでみると御前山の続きで青少年旅行村という施設の中にあるらしい。そこで青少年旅行村に行ってみたところ、職員の方が行き方を教えてくれた。この施設の中にはマウンテンバイクのコースやキャンプ場、ハイキングコースが整備されており、富士山はこのハイキングコースの一角にあり展望スペースとなっていた。ということで立派な階段を登りつめ山頂となった。往復15分のナンチャッテ登山だった。
7 571       住谷山 302 野口 東茨城郡城里町 JA1TZG 430 FM   住谷山は登山口が分からず、地図上で一番近いと思われるポイントを探しながら、住谷山の東側の車道を北上した。すると車道から山に入るいくつかの踏み跡があり、そのどれもがピークに向かっているようであったが、そのままピーク北東部に回り込むと墓地の前を通るしっかりとした踏み跡を見つけた。お墓の横にクルマを置き、ここから取り付くことにした。踏み跡はしっかりしており、スギ林の中を山頂尾根筋の稜線方向に続いていた。ほどなく稜線上となると、踏み跡は右に折れ山頂に向かって勾配を増していく。周囲が雑木林となり、ちょっとばかり急坂を登ると、2つの祠とプレハブの建つ山頂となった。登り14分、下り8分。
8 572       八瓶山 344 中飯 東茨城郡城里町 JE1QVO 430 FM   八瓶山はとにかくハードな山だった。登山口から尖がった山容が見えているので、それなりの覚悟はあったが半端では無かった。他の山ではロープが垂れ下がるような急勾配の登りは山頂に向かって真っすぐに伸びていた。登山道にはステップはなく、足掛かりが無いので足首への負担が大きい。急勾配が緩やかになるとほどなく山頂となる。山頂には三角点と、8つの瓶が円形に埋められていた。戻りはどうしても小走りとなってしまいあっという間に下ってしまった。
9 573       花香月山 378 中飯 東茨城郡城里町 JH1TJP 430 FM   花香月山は八瓶山の北にあるが、この山頂には東電とNTTの電波塔がある。その二つの電波塔の管理用道路を使って山頂を踏んだ。本日9つ目の山はゲートから管理道をひたすら登ることになったが、半ば熱中症気味となった体にはかなり堪えた。東電鉄塔はピークの東側に、NTTの電波塔はピークの西側にあり、山頂を分けあうように建っていた。登り26分、下り19分。
10 574   2日 葛老山 1124  五十里湖 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 道の駅の裏手にある第3駐車場の片隅に真新しい登山口がある。いきなり急勾配の登りで始まるが、木段や木道が敷設されている。しばらくすると登山道は急斜面を左右に大きく蛇行するようになり確実に高度を上げていく。ほどなく稜線上となり、鉄塔を通過すると第一休憩所の東屋となる。ここから少し下るが再び登りとなると、相変わらずの斜面を蛇行する登山道となる。いよいよ山頂への稜線上となるが、コースは尾根筋を外し作られている。なだらかで広い山頂には東屋と見慣れた山名板が下がっていたが、ガスの中で視界はなかった。登り56分、下り43分。家に帰ってGPSデータから高低のグラフ表示をしてみたら、見事なくらいに一定の勾配で山頂まで続いていた。まさに計算づくの遊歩道で、自然の地形は度外視してルート設定がしてあることが分かる。左右への変化はあるが、高低の変化は少ないので意外と疲れる。
11 575   3日 南平山 1007 川治 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 あじさい公園の駐車場にクルマを置き、まだ薄暗い遊歩道に入った。小雨が降っているので傘を差しての歩きとなった。10分で南平山登山口の案内板を入り、登山道に取り付いた。急斜面を左右大きく蛇行しながら一定の勾配で道は作られており、200m毎に山頂までの残り距離が表示されていた。鉄塔となると一旦明るくなるが、直ぐに木立の中となり相変わらず薄暗い中での歩きとなる。途中からはアブがまとわりだし服の上からも容赦なく刺してくる。そんなアプと格闘しているうちに山頂となった。汗と雨でメガネは曇り、アブは容赦なく襲ってくるので、カメラの曇りや手ブレまでは気が回らず、適当にシャッターを押し足早に下った。登山道入り口より登り60分、下り45分。ここも帰宅後に高低図を見てみたら、ほぼ一定の登り勾配となっていてアップダウンの変化はほとんどない。まさに作られた遊歩道だった。
12 576   4日 月山 1287 川治 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 14時過ぎにゲートを入り、林道を辿ると10分弱でバーベキュー広場から尾根筋への取り付きとなる。ロープの下がる急坂を駆け上がると尾根上の登山道となる。ほどほどの勾配で高度を上げていくと左手にはダム湖が眼下に見えてくる。木の根の張り出した尾根筋をさらに登ると東からのルートと合流し、ほどなく月山山頂となる。山頂には石祠と三角点があるが、木立に塞がれて大した展望はない。戻りは往路をピストンした。登り31分、下り29分。
13 577       夫婦山 1342 川治 日光市 JF1EJD 430 FM   夫婦山は日蔭牧場のゲート脇には、「この歩道は多数の一般入山者が許可なく通行し出来た道型にすぎません.....云々」の看板が立っていた。何処から取り付くのか探していたが、これでここが登山口であることが分かる。ルートにはテープのマーキングが細かく下がり、それに沿って踏み跡が続いている。膝丈から高いところでは腰丈を越える高さの笹で覆われ踏み跡はほとんど見えない。笹原のくぼみと足裏で踏み跡を探りながら進むとカラマツの林からヤマツツジの群生となる。ここを抜けると再び笹原となり尾根上となってくると全方向の視界が開けてくる。進行方向右手には栗山ダム越しに月山の好展望となる。やがて急勾配の灌木帯を抜けると平坦な笹原の山頂となる。戻りは同じルートを丹念に辿った。
14 578   5日 白倉山 1460 日留賀岳 日光市 7K4NXB 430 FM   行程を少しでも楽にしようとまだ暗い4時18分に尾頭トンネルの鉄塔巡視路に入った。この巡視路は尾頭トンネルの上にある22号鉄塔と三依山へのルートの真ん中近くにある23号鉄塔のもので、つづら折りに作られており、勾配は比較的緩やかでライト片手の登坂には丁度良い。約一時間で22号鉄塔となると、夜は明け青空の下に塩原の街並みや高原山の絶景がお出迎えしてくれた。さぁーここからが勝負だ。鉄塔の上部の斜面には腰丈を越える笹が待ちかまえている。いきなりの急斜面の藪漕ぎで始まったが、木立の中に入ると幾分藪は薄くなり、ちょっとは歩きやすくなる。GPSを見ると白倉山までは直線で2.4km、高度差で300m以上ある。その行程のほとんどが小さなアップダウンではあるが藪漕ぎの連続となった。テープを頼りに踏み跡を追うが、所によっては背丈を越える笹が道型を隠している。22号鉄塔から1時間半の悪戦苦闘で白倉山に立つ。三角点と馴染みの板が下がる山頂からの展望はほとんどなかった。戻りはGPSで往路をなぞりながら下ったが、比較的広く平坦な尾根上ではルーファンが難しかった。1時間で22号鉄塔に戻った。  
この時点でかなり消耗はしていたが、設定時間より早めに白倉山をクリアできたので次の三依山に向かった。ここも直線で2kmを越えるが、ほぼ真ん中辺りまでは23号鉄塔の巡視路を辿るので登り勾配も楽に歩けた。鉄塔分岐路先の小ピークから先は再び膝丈くらいの笹薮となる。テープ類はほとんどないが、尾根筋や笹丈の低い北側の斜面に薄い踏み跡が続いている。それでも塩沢山への分岐までは高低差もなくほぼ順調だったが、鞍部からの最後の登りは大いに体力を消耗し、22号鉄塔から1時間30分をかけて辿りついた三依山では30分の大休止となった。一部北方向に木立の切れ間はあるが展望はほとんどない。  
塩沢山への分岐まで戻り、GPSで距離をチェックするとこの間も直線で2kmを越えている。再び藪漕ぎとなるが、踏み跡は尾根筋を外し、西側をトラバース気味についている。尾根筋のアップダウンをトラバースで吸収しているので、ほぼ平らな道型となっていて歩きやすいが、バテバテでペースは上がらない。それでも1時間20分で塩沢山となる。ここからは2年前に辿った経験があるので、落ちるように急勾配を下りるが、960のベンチを過ぎた先で尾根筋を間違えた。一本南側の尾根に乗ってしまい、思案の末、急斜面を強行突破し独鈷沢の下山口から200m位南側の国道121号線に降り立った。時計を見たら12時59分を示していた。全行程8時間41分の縦走となった。白倉山の藪を10とすると、三依山までが4、塩沢山までが2といったところか。
15 579       三依山 1305 五十里湖 日光市 JL3VOG 144 FM  
16 580       塩沢山 1264 五十里湖 日光市 JK1GGD 430 FM 栃木百
17 581   6日 飛山 132 宇都宮東部 宇都宮市 7K4NXB 430 FM   宇都宮市の鬼怒川沿いに飛山城史跡公園がある。ここにある飛山に行ってきた。公園入り口から往復10分余りの行程だった。
18 582   7日 花瓶山 692 町付 大田原市 7K4NXB 430 FM 栃木百 5時丁度に、花瓶沢の案内の建つ木材搬出用作業道に入った。夏草が生い茂り道型を塞いでいる。草を掻き分け、10分でスギ林の中の急斜面となりほどなく稜線上となる。ここを右に進むと急勾配の登りとなり直ぐに山頂になった。雑木林で視界はほとんどなく、ピストン往復した。登り17分、下り12分。
19 583   8日 駒掛山 1808 皇海山 日光市 7K4NXB 430 FM   20kmを超える長丁場となり、途中では藪漕ぎも想定されるため、荷物はツェルト、水3.5l、おにぎり3個だけとした。5時21分、銀山平を出発し、一の鳥居、庚申山荘と順調に通過し2時間半弱で庚申山となった。ここまでは毎年コウシンソウの時期に登っているので問題はなかった。この先のルートも2回目となるので順調だったが、白山〜鋸山間のクサリ場はアクロバティック度ピカ一だ。スタートから4時間20分で鋸山となりほぼ予定通りだったが、ここからは時間との競争となってしまった。
理由は登山道の状況で、鋸山〜六林班峠間は道型はしっかりしているが、腰丈程の笹に隠れた倒木が次々と脚を叩きペースが落ちる。どうにか六林班峠となるが、次の袈裟丸山までの直線距離で2km余りは、本日最大の山場となった。峠には「←袈裟丸山」との案内板が下がっていたが、踏み跡は50mも進むとはっきりしなくなる。テープ類のマーキングも見つけられず、尾根筋を丹念に辿ることにした。
所によっては背丈を越える密藪となり、まるで笹の大海原の遠泳をしているような状況となる。漕げども一向に進まず、溺れそうになっては倒木にまたがり息を整えるといった具合で、まるで漂流者のようである。さらには大量の羽虫やアブが終始まとわりつきまるで地獄絵の様相だw そんなこんなでやっとのこと笹原を抜けるとシャクナゲ・コメツガの灌木帯となり枝を避けるように蛇行して進むと法師岳となった。
このピークから先はやや薄いが踏み跡が見えてきたが、密藪・灌木帯が断続的に続いていた。約2時間の悪戦苦闘で袈裟丸山となる。ここからは尾根筋に乗り、シャクナゲを中心とした灌木帯の中の道型を追うが、中袈裟丸山、後袈裟丸山、前袈裟丸山と南下するほどに踏み跡はしっかりしてくる。それでも張り出した枝は容赦なく体を叩き、小刻みなアップダウンの繰り返しと悪路は体力を奪い、前袈裟丸山に辿りついた時はへとへとだった。これ以後は小丸山、賽の河原と夢遊病者の如く歩き折場登山口に降り立った。計11時間余り、22kmを超える念願の山行を終えた。
20 584       白山 1910 皇海山 日光市 JI1WLB 430 FM  
21 585       鋸山 1998 皇海山 日光市 JG1UWQ 430 FM 栃木百
22 586       女山 1836 皇海山 日光市 JA1YNX 430 FM  
23 587       袈裟丸山 1961 袈裟丸山 日光市 JA1YHC 430 FM  
24 588       中袈裟丸山 1900 袈裟丸山 日光市 JA1II 430 FM  
25 589       後袈裟丸山 1910 袈裟丸山 日光市 JF1FHM 430 FM  
26 590   11日 二方鳥屋山 1262 五十里湖 日光市 7K4NXB 430 FM   13時30分、ゴルファーのラウンドする中をコース内のカート道を15番、16番と歩き17番ティーグランドの後方にある東屋の裏手から山に入った。直ぐに急斜面の下りとなるが、右側にはピークへ伸びる尾根筋があり、トラバース気味に尾根上に上がると、アスファルトの林道となった。2分余りで林道は終わり踏み跡は山の中へと続いていた。雑木林の中にはピンクのテープが下がり、薄いが踏み跡も確認できる。しばらくして勾配が増してくると尾根筋は笹の密藪となってくる。背丈ほどの笹薮の中の薄い踏み跡を必死に追うと、ほどなく膝丈の笹原の急勾配となり、一登りで山頂となった。山頂には馴染みの山名板が下がり、南側には高原山とその北斜面に広がるハンターマウンテンスキー場が正面に見えていた。戻りは往路を辿るが、林道からは尾根筋を外さずにゴルフ場となったが、その場所は16番ショートホールのグリーン奥だった。あとはカート道を戻り、キャディマスター室でお礼を言ってクルマに戻った。登り50分、下り33分。
27 591       狸原山 1201 五十里湖 日光市 JK1CFZ 430 FM   狸原山へは鹿避けのフェンスを越えなければならないので、入口となるゲート前の農家に向かい、ゲートからの入山許可をもらった。ゲート前までクルマで進み、扉をあけると背丈を超える笹薮が待ちかまえていた。狸原山は台地状の鶏頂高原の西側に突き出たピークで、登山口となるゲートの方が狸原山より高い位置にある。従ってゲートを入ると緩やかに下り、鞍部より登り返した先が山頂だ。こう書くと、いとも簡単そうだが実のところはかなりハードだった。ゲートからピークまでは直線で500m、50mのアップダウンだが、ピーク手前こそ低いものの、その大半は腰丈から背丈の笹の密藪となっていた。所々にピンクのテープが下がってはいるが踏み跡は薄く、終始藪漕ぎとなり直線的にピークに向かった。辿りついた山頂は大岩が占領し、傍らに3枚の板が下がっていた。視界も無く、まとわりつくアブの大群に閉口し、早々に撤退を決めた。戻りは往路をなぞった。往復30分だったが、時間以上にハードな山行だった。帰り際に農家の方にお礼を言いに伺ったら、今年二人目の入山者だと言っていた。不法侵入者は別だがw
28 592   14日 帝釈山 2060 帝釈山 南会津郡桧枝岐村 7K4NXB 430 FM 栃木百 6時25分、ぬかるんだ登山口を入った。それでも急勾配の箇所は木段となっているし、悪路には木道があるので歩き難い事はない。時折雨粒が落ちてくるが、木立の中なので殆んど濡れることもない。30分で帝釈山山頂となるも、あいにくの空模様で眺めはない。早々に次の田代山に向けて歩きだすが、短いロープの下がる岩場などがある急な下りとなる。ほどなく平坦な道筋となり林間コースとなる。鞍部より緩やかに登り返し、相変わらずだらだらと歩くと、次第に勾配は増し一登りで避難小屋となった。霧雨の中を湿原の中程まで散策したが、この時期ほとんど花は無く、早々に避難小屋に戻り休憩を入れた。スタートから2時間余りで田代山となり、散策と休憩で30分間滞在し、ピストンで馬坂峠に戻った。戻りは1時間半かかり、計4時間の山行となった。
29 593       田代山 1971 帝釈山 南会津郡南会津町 JF1EJD 430 FM 栃木百
30 594       台倉高山 2067 帝釈山 南会津郡桧枝岐村 7J7ACT
430 FM 栃木百 さぁー、次はどうしよう。時間的にはまだ余裕がある。天候も回復兆しで雨は心配なさそうだ。GPSで台倉高山までの距離をみると田代山より遠く、直線で2.6km以上ある。一瞬萎えるが、流石は我が息子、根性だけは人一倍だ。先頭を切って台倉高山への登山口を10時30分に入った。馬坂峠と台倉高山の標高差は約250mだが、そのほとんどは最初の登りで稼ぎ、尾根筋に乗ると途中のピークは巻き道で進み、山頂手前で一登りというルートになる。途中ぬかるんで歩き難い箇所が数ヶ所あり通過に手古摺ったが、他は特に問題な所も無く1時間40分で山頂となった。20分間山頂に滞在し、ピストンで馬坂峠に戻ったが、我が息子、ペースも落ちることなく歩き通した。やんちゃムスコ誕生なのだw 往復3時間半だった。
31 595   15日 加入道山 1418 大室山 足柄上郡山北町 JA1JCA 430 FM   登山口前の駐車場にクルマを置き、6時6分に登山口に入った。白石峠に向かう登山道はかなりの勾配で登ってゆくが、ほどなく東屋となり白石峠と加入道山への分岐となる。ここからはさらに勾配は増し、途中崩落箇所などもあるが1時間10分で尾根筋となった。尾根上の階段を上がれば直ぐに加入道山となる。登山口から一気に700m余りを上げ、1時間20分で山頂に立った。ここからは県境の尾根を南下し山中湖畔の高指山までの17座を辿ることになるので早々に次に向かった。白石峠、水晶沢ノ頭、シャガクチ丸と鹿避けフェンスに沿って歩き、モロクボ沢ノ頭からは県境尾根を離れ畦ヶ丸山へ向かった。鞍部からの登り返しには一部に鎖の下がるなど結構の勾配だった。加入道山から歩き続けて2時間で関東百山・畦ヶ丸山山頂となった。残念ながら大した視界も無いが、本日一本目の食事休憩とした。  
モロクボ沢ノ頭までピストン後は再び尾根筋に乗り南下が始まった。このルートは東海自然歩道となっており頻繁に案内があり道を迷うことはないが、場所によっては背丈ほどの笹薮となってるところもあり、両手で掻き分けて進んだ。大界木山、城ヶ尾山、中ノ丸、ブナ沢ノ頭とはっきりした上り下りの連続で疲労困憊となってきたところでの菰釣山への200mの急登はきついものとなった。避難小屋を過ぎた辺りからは小雨も落ち始め、汗と混じった滴が帽子のひさしから落ち続けた。畦ヶ丸山から3時間10分かかり、ようやくのことで菰釣山山頂となった。生憎のガスに覆われ展望はないが、赤飯を放り込み小休止とした。 
ここからは高指山までに5つのピークを拾って行くが、下り勾配なのでペースは順調だ。それぞれのピークで少しばかりの登りとなるが足への負担はほとんどない。最後のピークとなる高指山へのだらだら上りを行くと、徐々に天気も回復してきた。菰釣山からほぼ3時間で高指山となったが、山頂部は広く展望が開けており眼下には山中湖が広がっている。下界からはテニスやサッカーの夏合宿の最中とあり学生達の賑やかな声が響いてきた。30年前にこの山中湖村でサッカー合宿をした頃を思い出しながら、軽快に下ると次第に声は大きくなり、降り立った先はハンドーボールのコート前で学生達が玉の汗を流していた。
32 596       白石峠 1307 大室山 足柄上郡山北町 JI1RTH 430 FM  
33 597       水晶沢ノ頭 1278 中川 足柄上郡山北町 JQ2QHQ 430 FM  
34 598       シャガクチ丸 1191 中川 足柄上郡山北町 JG1FMR 430 FM  
35 599       モロクボ沢ノ頭 1190 中川 足柄上郡山北町 JG1DXL 430 FM  
36 600       畦ヶ丸山 1293 中川 足柄上郡山北町 JA1LZV 430 FM 関東百山
37 601       大界木山 1246 中川 足柄上郡山北町 JA1RNI 430 FM  
38 602       城ヶ尾山 1199 中川 足柄上郡山北町 JQ2CKB 430 FM  
39 603       中ノ丸 1280 御正体山 足柄上郡山北町 7K4NXB 430 FM  
40 604       ブナ沢ノ頭 1229 御正体山 足柄上郡山北町 JF1SHZ 430 FM  
41 605       菰釣山 1379 御正体山 足柄上郡山北町 JA1VJP 144 FM 関東百山
42 606       ブナノ丸  1340 御正体山 足柄上郡山北町 JG1FUI 144 FM  
43 607       油沢ノ頭 1310 御正体山 足柄上郡山北町 JI2HXG 144 FM  
44 608       樅ノ木沢ノ頭 1306 御正体山 足柄上郡山北町 JL2XMW 430 FM  
45 609       西ノ丸 1297 御正体山 足柄上郡山北町 JE1GJJ 430 FM  
46 610       大棚ノ頭 1268 御正体山 足柄上郡山北町 JM1LKI 430 FM  
47 611       高指山 1174 御正体山 足柄上郡山北町 7K3CSK 430 FM  
48 612       大出山 1102 富士吉田 南都留郡山中湖村 7L3HZS 430 FM   ここからはバイクで加入道登山口に戻り、明日の下山口となる赤鞍ヶ岳登山口にクルマで運びデポした。道志の湯で一日の汗を流し、山中湖村で見つけたラーメン屋さんで夕食とした。その後に明日の登山口となる大出山に向かったが、この山はホテルマウント富士の敷地内にあり、駐車場から自然遊歩道がありライト片手にピークを踏んだ。
49 613       飯盛山 1190 富士吉田 南都留郡山中湖村 7K4PRD 430 FM   思いがけず一山をクリアし、次の飯盛山に向かうために林道に入った。これが何と飯盛山へ続く東海自然歩道となっている尾根筋まで続いていたのだ。続けて得意の夜間登山を敢行し往復10分でピークをゲットした。
50 614   16日 大平山 1296 御正体山 南都留郡山中湖村 JG1FMR 430 FM   5時前に大平山近道と書かれた登山口を入った。植林地の中に作られた急勾配の登山道を上がると15分で尾根上となり、富士山が目の前に飛び込んできた。山頂部分には朝日が当たり赤く輝いている。25分で大平山となり、ここからは富士山に背を向け尾根上の歩けば平尾山、石割山となる。しかし石割山手前の登山道は荒れ放題となっており、雨水に深くえぐられ足を置く場所さえままならない状況だった。石割山からは樹林帯の中の歩きとなり様相は一変する。背丈ほどの笹が踏み跡を覆っている箇所があったり、両サイドが切り立った痩せ尾根などもある。奥ノ岳、中ノ岳と徐々に標高を上げてゆくが、ルート最高峰の御正体山へは300m以上を上げることになり一気にへばってしまった。  
ここからは体力と時間との戦いが始まった。まず一つ目の難関は今倉山だった。御正体山からは急坂を一気に400m近く下り、続く牧ノ沢山、岩下ノ丸、ガンギ沢ノ頭と下り勾配の中でピークを越えていくが、ガンギ沢ノ頭からは再び急傾斜の下りとなる。靴の中では足が泳ぎだし足裏や踵が痛み出してきた。それでもどうにか道坂峠まで来るが、本日2度目の難所が待ち受けていた。350m上りぱっなしの尾根筋を必死に登る背中には容赦なく強い日差しが襲いかかってくる。膝に手を置き、水分を補給しながら息を整えるが、こんなことを繰り返しながらやっとのことで今倉山となった。時計を見ると1時を回っているが、行程のほぼ7割をクリアしているので明るいうちに下山できると確信し先を急いだ。水喰ノ頭の道標を過ぎても、急な上りの後には急な下り、当たり前のように繰り返されるのがこのルートみたいだ。半ば諦め加減に先を進むと本日2山目の関東百山・菜畑山となった。
菜畑山には赤鞍ヶ岳1時間30分との案内があり、ちょっとばかり元気になったが、それが疑念に変わるには時間はかからなかった。地図を見ると確かに距離的には可能かもしれないが、この間の等高線が狭くブドウ岩ノ頭、大峰越えは厳しくなると予想できた。案の定、急勾配のアップダウンの繰り返しとなり、2時間近くを要し赤鞍ヶ岳山頂となった。確かに体力を消耗してはいたが、菜畑山・赤鞍ヶ岳間を1時間30分で歩ける人はどれくらいいるのだろう。適当なコースタイムをブツブツ言いながら下山を急いだが、ここからの下りが半端ではなかった。600mの急降下を一時間で下り切ったが、もう少し時間が遅くなっていたら暗がりで下りられなかったかもしれない。どうにかバイクに戻りついた時には安堵感と達成感で一杯だった。
51 615       平尾山 1290 御正体山 南都留郡山中湖村 7K4NXB 430 FM  
52 616       石割山 1413 御正体山 南都留郡山中湖村 7K4PRD 430 FM  
53 617       奥ノ岳 1371 御正体山 南都留郡道志村 JA1JCA 430 FM  
54 618       中ノ岳 1411  御正体山 南都留郡道志村 JG1DXL 430 FM  
55 619       御正体山 1682 御正体山 南都留郡道志村 JF1TCK 430 FM 関東百山
56 620       牧ノ沢山 1292 御正体山 南都留郡道志村 JK1EMU 430 FM  
57 621       岩下ノ丸 1304 御正体山 南都留郡道志村 7N1NCU 430 FM  
58 622       ガンギ沢ノ頭 1228 都留 南都留郡道志村 7K3CSK 430 FM  
59 623       今倉山 1470 都留 南都留郡道志村 JH7DHF 430 FM  
60 624       水喰ノ頭 1344 都留 南都留郡道志村 JG1MOR 430 FM  
61 625       菜畑山 1283 大室山 南都留郡道志村 7L2ATG 430 FM 関東百山
62 626       ブドウ岩ノ頭 1224 大室山 南都留郡道志村 JG1UKV 430 FM  
63 627       大峰 1288 大室山 南都留郡道志村 JF1SHZ 430 FM  
64 628       赤鞍ヶ岳 1299 大室山 南都留郡道志村 JA1VRZ 430 FM 関東百山
65 629       入道山 0979 大室山 南都留郡道志村 JA1LZV 430 FM  
66 630   26日 田代山 1100 荒海山 日光市 JG1FMR 430 FM   5時2分、ようやくライト無しでも歩けるようになり、踏み跡を追うように山に入った。平坦地からほどなく急な斜面となり直登すると、トラバースするように稜線に向かう踏み跡と出会う。そのまま稜線上となるとしっかりとした踏み跡となり、テープも所々に下がっている。尾根の両サイドは急傾斜の斜面で、比較的はっきりした尾根筋には少しばかりの岩稜もある。上り勾配のアップダウンが続くが傾斜はきつい。最後の一登りで山頂尾根となり、少しばかり南に進むと三角点のある山頂となる。東側は伐採されているが生憎のガス模様で視界はない。往路を忠実に辿りピストンした。登り48分、下り34分。
67 631       芝草山 1342 荒海山 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 中三依から太郎温泉の案内を頼りに芝草山の登山口に向かった。この山は2年ぶりとなり登山道も良く整備されているので、特に気を使うところも無く歩くことが出来た。中間地点の大岩を過ぎると、尾根上の歩きとなるがほとんど危険な所も無く順調に山頂となった。山頂からは北西部と東部に若干の展望があるだけでほとんどないようなものだ。ここもピストンし登山口に戻った。登り96分、下り70分。
68 632   29日 畑尾山 1360 駿河小山 駿東郡小山町 7K4NXB 430 FM   4時半に起き出し、5時前に登山道に入った。まだ薄暗い林間コースをハイキング気分でゆっくりと登っていく。やがて右手には木立の中に畑尾山のピークが見えてくるが、中々分岐とならず待ち切れずピークに向かって緩斜面を上がった。ほどなく踏み跡と合流し少しばかりで広い山頂となった。山頂は木立の中で展望はなく、踏み跡をピストンし、登山道に戻ると平坦なアザミ平となる。後ろを振り返ると下りてきた畑尾山が見えている。また前方には大洞山が徐々に迫ってくるが、相変わらず平坦な尾根歩きが続きあっという間に山頂となる。ここからは樽ノ木、三国山へと進んでいくが急な所は無く、2時間半で三国山となった。  
三国山からは三国峠に下り、鉄砲木ノ頭への登り返しとなるが、一面のススキの原の中には幾筋もの踏み跡が交差している。ススキの穂に叩かれないように広い踏み跡を追うと、ほどなく広い山頂となる。なんとここは本日一番の富士山ビューポイントで、山中湖越しの富士山が雄大な姿を見せてくれた。しばし絶景を楽しんだ後は、三国峠から車道を歩き、尾根の切り通しから尾根上の登山道に乗り明神峠を目指した。明神峠からは再び緩やかな上りとなり、明神山を過ぎると勾配を増し湯船山となった。
ここからは徐々に下げ、白クラノ頭を通過し世附峠となった。ここからは本日一番の急勾配となった。と言うかやっとのことで登山になったというべきか、20分の急登の末に不老山南峰となった。あとは尾根筋を辿り北峰のピークを踏んだ。ほとんど展望もなく世附峠までピストンした後は長い林道歩きの末に不老橋のバイクにたどり着いた。
69 633       大洞山 1383 駿河小山 駿東郡小山町 JQ2QWS 430 FM  
70 634       樽ノ木 1353 駿河小山 駿東郡小山町 JJ3ARL 430 FM  
71 635       三国山 1320 駿河小山 駿東郡小山町 JA1CQA 430 FM  
72 636       鉄砲木ノ頭  1291 駿河小山 南都留郡山中湖村 7L2ATG 430 FM  
73 637       明神山 976 駿河小山 駿東郡小山町 JG1FMR 430 FM  
74 638       湯船山 1041 駿河小山 駿東郡小山町 JP1DPK 430 FM  
75 639       白クラノ頭 978 駿河小山 駿東郡小山町 JJ2QYE 430 FM  
76 640       不老山 928 山北 駿東郡小山町 JH1MUW 430 FM 関東百山
1.茨城県境の山だが栃木の名板
2.山頂展望台の近くに三角点
3.鐘つき堂跡の山名板
4.目立ちますね
5.山頂の白山神社
6.山頂に下がる山名板、右横に福田の文字
7.山頂の2つの祠
8.下の山名板にも福田の文字がある
9.県境の山には栃木の山紀行の名板
10.ここにも栃木の山紀行さんの名板が
11.流石は栃木w 名板が踊る
12.ここにも福田の文字が
13.夫婦山の文字列が...
14.山部さんの板
15.いいねぇー
16.でかい山名標示板
17.城跡のピーク付近
18.
19.落ちた山名板を切り株に
20.ここも落ちていたのをシャクナゲに
21.ここには群馬の山名柱
22.女山の山頂にある六林班峠への案内
23.包帯ぐるぐる巻き?
24.年季が入ってます
25.ここには群馬県側のルートがある
26.馴染みの山名板に加わえて下がる一枚
27.この板の横にはやっぱり馴染みの2枚
28.ガスの中の帝釈山
29.関東百山の田代山
30.台倉高山
31.加入道山
32.白石峠
33.水晶沢ノ頭は手書きですよ
34.シャガクチ丸
35.モロクボ沢ノ頭
36.畦ヶ丸山
37.大界木山
38.城ヶ尾山
39.中ノ丸
40.ブナ沢ノ頭
41.菰釣山
42.ブナノ丸
43.油沢ノ頭には山名表示見当たらず
44.樅ノ木沢ノ頭
45.西ノ丸=石保土山
46.大棚ノ頭
47.高指山
48.大出山の山頂はホテル施設が
49.飯盛山
50.大平山の山頂にはアンテナ群
51.平尾山の後方には富士山
52.石割山は山梨百名山
53.奥ノ岳は手書きです
54.中ノ岳も手書き
55.御正体山は山梨百名山
56.牧ノ沢山には表示見当たらず、境界見出標で代用
57.岩下ノ丸。ケンカ沢ノ頭との別名もあるようだ
58.ガンギ沢ノ頭に表示見当たらず、野イチゴで代用w
59.今倉山は山梨百名山
60.水喰ノ頭の道標
61.菜畑山は山梨百名山
62.ブドウ岩ノ頭
63.大峰=岩戸ノ嶺
64.赤鞍ヶ岳
65.入道山にもヒッチさんの名が
66.ナローな山名板です
67.ちょっとばかり歪んでますw
68.平坦な山頂に置かれた板
69.この一帯の山名板はこのタイプ
70.樽ノ木に表示なく、近くのづな峠の案内板を
71.三国山
72.鉄砲木ノ頭は明神山の別名が
73.明神山の表示なく、近くの案内板を
74.湯船山の年季の入った表示
75.白クラノ山は白ー山
76.ここは関東百山名野だ
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 492 7月 1日 尾出山 933 中粕尾 鹿沼市 7K4NXB 430 FM 栃木 林道は夏草が茂り、場所によっては川のような流れがある。でも長靴なので快適である。林道終点からは回遊コースに入るが、沢沿いに踏み跡は続き渡渉を繰り返す。次々と現れる倒木で踏み跡は途切れるが、構わず沢沿いに進むと再び出会うことが出来る。テープ類のマーキングは見当たらないが、沢沿いに歩くとやがて源頭部となる。踏み跡は源頭部上の斜面をトラバースし、山頂からの稜線に取り付いた。この稜線上はかなりの急勾配で、途中には少しばかりの岩場もあるが、手古摺るほどのことはない。林道終点から1時間弱で山頂となった。 尾出峠に向けて急な下りとなるので長靴での足元が心配となる。長靴の中では足が動いているけど、スパイクが良く効きグリップが安定しているので思いの外快調だ。尾出峠からは緩やかに高度上げ825Pとなると、立ち木には山田山と書かれた青いプレートが下がっていた。そのままたおやかに続く尾根筋を辿るとほどなく大久保の頭となるが、ここは台地状ではっきりとしたピークはなく、それを示すものも見当たらなかった。次の高原山へは急な傾斜を下り再び登り返すことになるが、気が付いたら山頂だった。ここも展望はなく、早々に撤退し下山路となる鉄塔巡視路を下り、寺沢林道との出合に戻った。7km余りの山歩きとなったが、長靴でのストレスは全く感じることはなかった。車に戻って乾いた靴下を脱ぐのは久しぶりのことだ。
2 493       大久保の頭 760 中粕尾 鹿沼市 JG1FMR 430 FM  
3 484       高原山 754 中粕尾 鹿沼市 JA1LZV 430 FM  
4 495   2日 富士山 206 喜連川 さくら市 7K4NXB 430 FM   さくら市の喜連川地区から田圃道を進むと竹林があり、浅間神社と書かれた立派な赤い鳥居が用水路越しに見える。道路沿いに駐車余地を見つけ太鼓橋を渡ると、急勾配の踏み跡が始まる。この踏み跡は山頂近くに建つ浅間神社への参道のようだか、もちろん階段や手摺があるわけではなく、単なる踏み跡でった。凡そ5分程度で浅間神社となり、平らな頂部を南東方向に進むと紅白ポールが飛び込んできた。県内に12個ある一等三角点の一つが鎮座していた。やっぱり一等は違う。風格があるw 往復20分で下山した。
5  496   3日 東堂山 618 伊王野 那須郡那須町 JG1ZQW 144 FM   4時10分、林道終点から竹藪に入るも、山頂への斜面は急勾配の上に灌木夏草類が茂り、左側の稜線に取り付くことにした。稜線上には踏み跡があり結構歩かれているようだ。しかし稜線はピークを遠巻きに回り込むように続き一向に近付かない。やっとのことで高度を600まで上げると山頂への主尾根となり、ここから小さなアップダウンを繰り返すと山頂はみるみる近づいてきた。林道から43分でようやく山頂となった。山頂は杉木立の中で展望はないが、しっかりした石祠が北を向いて鎮座していた。北に伸びる尾根筋には踏み跡があり、林道終点に真っ直ぐ向かっている。下山はここを使ったが、尾根は突端部から急勾配となり切り立っていた。ちょうど伐採中でもあり倒木が転がり滑りやすい斜面の降下となった。おかげで17分で車に戻った。
6  497       御富士山 497 黒田原 那須郡那須町 7K4NXB 430 FM   御富士山は那須原野に広がる観光施設に囲まれた小さな山で、那須ICから5分余りの距離にある。登山口は参道の入り口であり縄が張ってある。ここを上がるとほどなく左の植林地の中に踏み跡が続いていた。あっという間に広い頂部となり、三角点標石と石祠の祀られたいた。展望はほとんどないようだ。10分で往復。
7 498   4日 谷倉山 747 中粕尾 鹿沼市 JA1JCA 430 FM   県道199号から百川林道を詰めるとゲートで行き止まりとなっている。その手前に駐車場と東屋がある。ここが今回の登山口で、沢に沿って踏み跡を追うと沢の分岐となる。今日もスパイク長靴なので、沢や夏草は気にならないが、ヒルが長靴を上ってくる。まさにヒルクライムだw この一帯の山域は尾出山もそうだったが、沢沿いの薄暗い湿地帯にはヒルはつきもののようだ(´・ω・`;A) 足元の難敵を振り落とし、二つの沢の間に取り付いた。いきなり杉の植林地の急傾斜となるが、必死に登ると最初に左側の沢音が消え、やがて右側の沢音も消えてきた。相変わらず頭上には急斜面があり、時々現れてくる作業道を使い源頭部を右にトラバースするように徐々に高度を上げた。やっとのことで山頂からの南西尾根に取り付き、尾根筋を丹念に辿ると山頂となった。山頂は杉木立の中で展望はなく、三角点標石と朽ち果てそうなテーブルが置かれていた。戻りは北西尾根を下り適当な所から急斜面を降下し、途中で往路に復し登山口に戻った。今回のルート上にはテープ類のマーキングはほとんど見当たらなかった。往路50分、復路30分の山行だった。
8 499       高谷山 602 中粕尾 鹿沼市 7K4NXB 430 FM   高谷山は取り付きをどこにするかで迷っていた。それは高谷山の南尾根の急な切れ込み(キレット)が気になっていたからだ。ネットでの山行記録はそのほとんどが南側からのもので、キレットを越えてのものだった。山地図を眺めていると西側の尾根筋を使えば登れそうな気がしたので取り付き地点を探した。渋垂に上永野山荘という案内板の建つ取り付け道がある。この手前の余地に車を置きこの取り付け道に入った。山荘は声を掛けたが留守だったので、端を通らせてもらい奥のスギ林に入った。少しばかり上がると、しっかりした踏み跡があり山頂方向に針路をとった。谷筋に伸びる踏み跡はほどなく急斜面の中に消えてしまったので、急登を喘いで右の尾根に取り付いた。案の定、尾根筋には踏み跡があり、忠実に尾根筋を進み、山頂手前で50m位を急登すれば石祠のある高谷山である。三角点標石と小さな山名板が下がっていたが展望はほとんどない。下山は往路を戻り、尾根筋の踏み跡を追うと266P手前の鞍部となった。踏み跡は北側にも続き、釣り堀の近くに続いているようだ。山荘に戻るため鞍部から南に進み登山口に戻った。往路45分、復路36分の山行となった。
9 500   5日 不動岳 664 中粕尾 鹿沼市 7K4NXB 430 FM 栃木 不動岳 06645時前に歩きだしたが、杉の植林地の中の谷間はまだ薄暗い。1分でY字分岐となるが、塩沢峠に向かう正規ルートには向かわず、左側の沢沿いの踏み跡に入った。踏み跡は左右に渡渉繰り返しながら沢沿いに続き、やがて源頭部近くとなると左の斜面に向かっていた。辺りを見回しても他の踏み跡やマーキングも見当たらず、この踏み跡に入り急斜面に取り付いた。ところが踏み跡は直ぐに消え、ほぼ直登で100m近くをよじ登った。ようやく主稜線からの枝尾根に取り付いたが踏み跡はなく、忠実に尾根筋を追い掛けると正規ルートに合流した。ここからは小さなアップダウンを繰り返し、最後に長い急坂を上ると山頂尾根となり、左に雷電山への分岐を分けるとほどなく山頂となる。ガスっているせいもあるが展望はない。戻りは塩沢峠を経由する正規ルートで下山した。登り62分、下り45分の山行だった。
10 501   6日 千部ガ岳 572 仙波 栃木市 7K4NXB 430 FM   千部ガ岳だが観音入林道からの取り付きは、千部ガ岳遊歩道入口とさらにその奥の山頂稜線上の登山口の2か所がある。もちろん最短ルートの山頂稜線上から取り付くことにした。3,4分で千部ガ岳遊歩道入口の道と合流し、少しばかり登ると展望スペースとなる。ベンチがあるものの左右の木立が迫り視界は狭い。そこから間もなく杉木立の中の平坦なピークとなる。登山口とピークの高低差はゼロに近いw
11 502       剣が峰 543 仙波 栃木市 JG1FMR 430 FM   林道を戻り千部ガ岳遊歩道入口の駐車余地にクルマを停め、取り付き口を探すと、不動霊窟の下に踏み跡がある。目の前には日が当らず苔生した岩が並ぶ急斜面が迫っている。地図を見ると山頂からの尾根筋の延長がこの斜面で、ここさえクリアすればその先の等高線は広い。思い切って取り付いてみた。立ち木や岩を手掛かりに慎重に登ると、交差した踏み跡が結構ある。それぞれが思い思いにルートをとっているのが良く分かる。それくらいに湿っていて足場の悪い斜面だったが、スパイク付き長靴は威力抜群なのだ。滑らないし濡れないし、足元へのストレスは格段に少ない。5,60mの急登で尾根上となり、幾分緩めた傾斜を上ると石祠のある山頂となる。山頂は杉木立の中で視界はない。そのままピストンし下山した。登り20分、下り10分。
12  503   7日 戸屋山 357 関谷 那須塩原市 JG1FMR 430 FM   野菜直売所の横の入り口は立ち入り禁止となっており、歩道に強制駐車し急ぎ足で砂利道に入った。栃木の山紀行さんの記録で探すこと10分、やっとのことで藪の中の立ち木に見慣れた山名板を見つけた。山名板の近くには方位石に囲まれ、コンクリートで養生された三角点を見つけた。なんとこれが二等三角点なのだ。藪の中に踏み入れた跡はなく、近々の訪問者はないようだ
13  504   8日 大峠山 1760 那須岳 那須塩原市 JG1FMR 430 FM   4時に起き出し林道を歩きだした。今までだと登山靴にスパッツだったけど、今日もスパイク付き長靴を履いた。林道から登山道へと進むほどに路面は荒れだし、グジャグジャに掘れているところや沢のように水の流れているところもある。とりあえず出足は好調だ。10日後(7/18)の三倉山山開きのために下草が刈られているので歩きやすい。大峠まで来ると、流石山への斜面にはニッコウキスゲなど沢山の花が咲き誇っていた。生憎の曇り空で景色はないが、それを埋めるに余りあるお花畑だった。1時間20分余りで大峠山となったが、なだらかなピークで山名標示もなかった。ここからは長い尾根筋を軽いアップダウンで、流石山、大倉山と進むが、2度目でもあり足取りは順調だ。  
大倉山から先はそれまでとはちょっとばかり様相が異なり、シャクナゲやハイマツが目立つようになってくる。それでも登山道を邪魔する灌木類の枝も落とされているので歩き難い事はない。三角点標石のあるピークを越え、もう一度登り返すと広い山頂の三倉山となる。山頂には真新しい石洞と石柱標石が建っていた。ここからは徐々に高度を下げ唐沢山となり、その後も下り一辺倒の下山となったが、1000mを一気に下るこのルートを登るのはかなり堪えるだろう。
14  505       流石山 1822 那須岳 那須塩原市 7K4NXB 430 FM  
15  506       大倉山 1885 那須岳 那須塩原市 JI7CFG 430 FM 栃木
16  507       三倉山 1888 那須岳 南会津郡下郷町 JA1JCA 430 FM  
17  508       唐沢山 1692 那須岳 南会津郡下郷町 JG7KFM 430 FM  
18  509   9日 稲荷山 298 大田原 那須塩原市 JG1FMR 430 FM   那須地区広域研修センターの駐車所にクルマを置き階段を上がった。この山は一帯が公園となっており、歩道の両側には紫陽花が咲き誇っていた。山には2つのピークがあり北側には東屋があり、南側のピークには一等三角点があり298Pとなる。15分の散策だった。
19  510   10日 谷倉山 599 下野大柿 栃木市 7K4NXB 430 FM 栃木 登山口は永野御嶽山神社からとし、隣接する駐車場にクルマを置き、夜明け前の3時59分に林道に入った。今朝は久しぶりの梅雨の晴れ間となったが、この時間はまだ暗い。ライト片手に林道を歩くと7,8分で林道は終わり登山道となる。ルートは北東斜面の杉木立の中を沢沿いに続いているが、踏み跡はほとんど水浸しで沢と一体となっている。途中で作業道らしき所を通過するが、その後も濡れた路面は続いている。30分で浅間大神鍾乳洞となったが、ここからは案内の三山参道には向かわず、鍾乳洞上の斜面に張り付き左側の尾根を目指した。ひとしきり難渋したが岩稜の支線尾根に登りつめると、尾根筋には薄い踏み跡があった。これを丹念に追うと小さな石祠のある山頂尾根北側のピークとなり、ほどなく三山参道と合流した。あとは立ち入り禁止のロープに沿って高度を上げると篠笹に囲まれた三峰山山頂となった。山頂には三角点と石祠があるが展望はほとんどない。戻りは三山参道から浅間大神鍾乳洞を通り下山した。登り57分、下り39分。
20  511       三峰山 605 仙波 栃木市 JA1JCA 430 FM 栃木 星野遺跡の入口近くにクルマを置き、「小山芳姫の墓」への案内に従い林道を足早に歩き出した。林道終点からは沢伝いの踏み跡を辿ると、墓の250m手前で谷倉山↑の案内板がある。これに従って急斜面の踏み跡に取り付くが、ピンクのテープが道案内してくれる。急登の末に30分で山頂稜線上となり、緩やかなアップダウンでアンテナの建つ山頂となった。三角点標石がフェンスの横で静かに鎮座していた。戻りは正規の最短ルートで下り、林道から星野遺跡へ回った。登り50分、下り30分。
21  512   11日 地蔵山 1802 野反湖 下水内郡栄村 7K4NXB 430 FM   4時に起き出し、4時半過ぎに駐車場の隅にある登山道に入った。と直ぐに下りが始まるではないか? 下った先がハンノキ沢でこれを越えると急な登りが始まる。やがて地蔵峠を過ぎ、地蔵山となると右手には野反湖が見えてくる。ここからは緩やかに下り再び登り返すと、堂岩山への長い登りとなる。尾根筋を左に外しながら踏み跡は続き、「←水場」の案内板のある幕営余地となる。この辺りから登山道はいたるところで腐り出し歩き難くなった来た。今日もスパイク付き長靴は快調そのものだ。左手に八十三山の全容が見えだし、ピークを少し過ぎたところに堂岩山の山名標示があった。  
堂岩山から道なりに下ると八間山への分岐となるが、この辺りまで来ると眼前には白砂山への美しい稜線が飛び込んでくる。いくつかの小さなピークを越えなければならないが、その行程をも楽しめそうな絶景なのだ。目指す白砂山のピークの前後には同じようなピークがいくつも連なっている。眼前のピークが後方を遮り距離感が上手くつかめないためか、越えても越えても目指す白砂山とはならないのだった。それでも最後のコルから急坂を一登りするとやっとのことで白砂山山頂となった。関東百名山達成の瞬間なのであるがその感慨はさほどない。これも一つの通過点問うことかw 先には佐武流山への薄い踏み跡があるが、ここから先は危険との案内板が建っていた。全方向のパノラマをしばし楽しみ帰路についた。  
戻りは堂岩山から八間山を経由することに決めていたが、どうも八十三山が気になる。距離的には大したことないし、尾根筋のアップダウンもきつくないように見える。踏み跡さえあれば往復できると思い、堂岩山からの尾根筋への取り付き地点を探したが見つけられなかった。八十三山は次の機会にと諦め、八間山へのルートに入った。ここも尾根筋にはしっかりした踏み跡が続き、中尾根ノ頭を過ぎると少しばかり高度を下げ、登り返しながら大きなピークを一つ越えるとその先に朽ち果てた避難小屋のある八間山となった。登り来た白砂山への尾根筋をしばし堪能し、野反湖キャンプ場の案内に従い下山した。
22  513       堂岩山 2051 野反湖 下水内郡栄村 JA1LZV 430 FM  
23  514       白砂山 2140 野反湖 下水内郡栄村 7N4GBZ 430 FM 関東百
24  515       中尾根ノ頭 1920 野反湖 吾妻郡六合村 JI1UEV 430 FM  
25  516       八間山 1934 野反湖 吾妻郡六合村 JA1JCA 430 FM  
26  517       弁天山 1653 野反湖 吾妻郡六合村 7N2XYS 430 FM   まだ11時を過ぎたばかりで、地図を眺めていたら野反湖の向かい側に手頃な山を見つけた。今にも降り出しそうな空模様だったが、気が付いたら歩きだしていた。野反湖畔を周遊し、弁天山、エビ山の2山を巡った。もう一つ高沢山もあったが、いよいよ本降りとなり諦めて車に戻った。計10kmの散策だった。
27  518       エビ山 1750 野反湖 吾妻郡六合村 JJ1PSM 430 FM  
28  519   12日 備前楯山 1272 足尾 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木 4時半過ぎに登山道に入る。この時期の豪雨のせいだろうか、取り付いてすぐの登山道は一部崩落していた。慎重に通り過ぎると笹原の中のルートとなり、小さなピークを越すと緩やかな登りとなる。少しでも勾配が急になると木段が作られ、登りのストレスは感じない。最後に少しばかりの岩場を上がると山頂となる。岩稜の平坦な山頂には三角点標石があり、視界はほぼ全方向に開けている。北から東側には日光連山〜高原山系が、西側には袈裟丸山、庚申山〜皇海山が飛び込んできた。戻りはピストンで下山し、往復一時間で車に戻った。
29  520   13日 三峰山 485  鹿沼 鹿沼市 JG1FMR 430 FM   まだ薄暗い4時半に林道を歩きはじめると15分で終点となり、踏み跡はスギ山の中となり、斜面を上がると5分で稜線上となる。この尾根筋の踏み跡を追うと、3つのピークのコルとなる。まず最初に三角点のある最高峰に登り、その後は残りの二つのピークを周遊した。最高峰には三角点標石、北西のピークと南のピークには石祠が鎮座していた。戻りは往路をピストンし、80分間の散策となった。
30  521   14日 大倉山 455 下野大柿 鹿沼市 7K4NXB 430 FM   しっかりと明るくなった4時50分に林道を歩き始めた。最初はスギ林の中なので路面はクリアだが、直ぐに伐採地の中の林道となった。日当たりの良くなった林道には夏草が生い茂り、それは背丈をも越えている。薄い踏み跡はあるが、所々では激しく掘り返されているところもあり、イノシシ達の獣道も交差しているようだ。およそ1kmの夏草の藪漕ぎで全身びしょ濡れとなると、林道は急斜面で途切れ灌木帯となった。林道左手の植林地の中に、山頂から南に伸びる尾根筋へ取り付けそうな稜線が見える。反対側にも山頂からの尾根筋が見えるが、取り付くには灌木帯が余りにも邪魔だ。左の植林地へ入ることにした。源頭部の上を回り込むように植林地に入ると、稜線に向けてトラバースするように続く薄い踏み跡を見つけた。ほどなく稜線上となり急勾配を90mばかり高度を上げると尾根上となる。そのまま北進すると小さなコルとなり、岩稜となった尾根筋を登り上げると石祠のある小ピークとなった。さらに北進すると、東側からの尾根筋と出会い、1分で山頂となった。山頂の北西方向は伐採されており、ガスが晴れていれば絶景?ポイントなのだろう。たぶんw 早々に三角点標石だけの山頂をあとにして往路をピストンした。登り45分、下り22分
31  522   15日 愛宕山 534 仙波 佐野市 JG1FMR 430 FM   まず最初に登ったのは一番奥の愛宕山で、林道牛の沢出原線の峠が登山口となる。峠の林道余地にクルマを置き、「峠の照花園」と書かれた案内表示を入ると、しっかりした踏み跡が続き、ほどなく案内の園地となる。民間の園地らしく簡易な東屋やベンチが置かれている所を通り過ぎると、やや勾配を増した尾根筋となる。踏み跡を辿ると木立の中に三角点と石碑が建つ平坦な山頂となる。30分で往復し次に向かった。
32  523       岳ノ山 704 仙波 佐野市 7N2XYS 430 FM   林道上前沢線と下前沢線の分岐にある駐車場からスタートし、上前沢線を10分歩くと林道は終わり、五丈の滝への山道となる。踏み跡はしっかりしているので迷うこともなく進むが、次第に勾配を増し炭焼き釜の跡を過ぎた辺りからは半端ない急勾配となる。杉の植林地の中を小さな九十九折りで150m近く高度を上げると右へのトラバース路となり山頂尾根となる。ここから山頂とは反対側の右へ少しばかり行くと痩せ尾根の頭に石祠が2つ鎮座していた。尾根筋を戻り少しばかりの急勾配を上がると手前に石祠があり、その先が山頂となっていた。山頂にも石祠があり、この山頂尾根には計4つの石祠があった。
大鳥屋山へは南側に伸びる尾根に乗るが、この下りも結構急勾配でしかも岩場となっていたので足元に注意しながら下った。この岩場を下り切るとその後は軽いアップダウンを繰り返しながら尾根筋を歩くだけなので特に問題はない。やがて大鳥屋山さんへの正規のルートと合流すると、やや勾配を増した登りとなりほどなく植林地の中の山頂となった。山頂手前には石祠があり、山頂には一等三角点が鎮座していた。登山口(5:51)→岳ノ山(6:53-7:06)→大鳥屋山(7:58-8:07)→登山口(8:47) 2時間56分で周回した。
33  524       大鳥屋山 693 仙波 佐野市 7K4NXB 430 FM 栃木百
34  525       アド山 371 仙波 佐野市 JG1DXL 430 FM   アド山は金蔵院の駐車場がスタートとなる。道標は「アド山城跡」と表示されて行き先を案内してる。ここの登山道はこの時期は余り歩かれていないようで、いきなり夏草の露攻撃に遭い履き換えたズボンもあっという間にびしょ濡れになる。山頂手前ではロープの下がる急傾斜となり石祠に出会うと直ぐに山頂となった。山頂には三角点標石と東側には山頂近くまで削り取られた三峰山が顔を覗かせていた。往復40分で往復した。
35  526   16日 金原山 427 仙波 佐野市 7K4NXB 430 FM   県道201号線から林道長谷場閑馬線に入り、くねくね道を登り切ると峠となる。峠には車2,3台分の余地があり、南に伸びる稜線上に踏み跡があった。今朝は久しぶりに青空が顔を覗かしている。それでも登山道の夏草は露に濡れ、直ぐにスボンはびしょ濡れだ。尾根筋にはしっかりした踏み跡があるが、枝尾根の分岐で一時踏み跡は消えボサ藪となった。藪を抜け少しばかり下ると軽い登りとなってほどなく山頂となった。山頂は雑木に囲まれ展望はなく三角点だけのピークだった。
36  527   17日 女体山 409 馬頭 那須郡那珂川町 7K4NXB 430 FM   4時25分、まだ薄暗い登山道を入るが、踏み跡はなだらかな林地に続き迷うことはない。一度小さな鞍部となりもう一度緩やかに登ると三角点のある山頂となった。山頂とは言えども明らかなピークではなく、探索がてらにそのまま踏み跡を行くと、木の祠と社があり、その反対側には参道があった。往復20分で車に戻った。
37  528       高鳥山 337 馬頭 那須郡那珂川町 JG1FMR 430 FM   高鳥山へは林道山中線を戻り、取り付き地点から50m位の林道余地にクルマを置いて向かった。ただピンクテープの取り付き地点を入ると夏草と灌木が生い茂り、進むのにはかなりのストレスがかかる。そこで植生の薄い左側の尾根筋に取り付いた。最初は少しばかり急勾配だったが、登り上げた尾根筋には踏み跡もあり、これを丹念に追うとほどなく三角点のある山頂となった。展望はなく、早々に下山し25分でピストンした。
38  529       薬師岳 386 馬頭 那須郡那珂川町 JG1DXL 430 FM   薬師岳は山頂の北側まで入り込む林道をクルマで詰め、終点からは沢沿いに続く踏み跡を歩いた。踏み跡は直ぐに夏草に覆われ沢の中に消えてしまったが、流れも無くなった沢をそのまま源頭部に向かった。ピークの方向に取り付けそうな斜面を見つけ、GPSで確認すると山頂から真北に伸びる尾根筋と一致する。急傾斜を一気に上がると、標石のある尾根上となり薄いが踏み跡もある。その後は丹念に尾根筋を追い、急登を這い上がると薬師岳山頂となった。ここの山頂は灌木林となっていて、三角点は赤いペンキで覆われていた。戻りは林道方向に伸びる尾根上にしっかりした踏み跡があったので、そこから下山し、途中からクルマを置いた林道終点に向けて急斜面を降下した。往復40分でピストンした。
39 530   18日 唐沢山 555 仙波 佐野市 7K4NXB 430 FM   御神楽林道を終点まで強引に詰めると、ヒノキの幼木の植林地となる。植林地は下草の刈り払い後で歩きやすく、勾配のきつくなる中程で右側にトラバースし、成木との境を登り、山頂尾根に取り付いた。ここからは尾根筋を上がり、小さなピークを越えると唐沢山山頂となった。しっかりとしたピークには三角点が鎮座していたが、雑木に囲まれ展望はない。往路をピストンし50分で往復した。
40 531       不動岳 378 仙波 佐野市 JG1DXL 430 FM   御神楽林道を戻り、不動岳方向の枝林道に入り終点まで進んだ。終点からは2本の踏み跡が伸びていたが、山頂方向への右側の踏み跡に入った。踏み跡は沢沿いで、ピンクのテープは源頭部を巻くように右の稜線に続いていた。ほとんど手掛かりもない急斜面を這い上がると山頂からの稜線上となり、少しばかり勾配を緩めた尾根筋を辿ると山頂となった。平坦なピークでそれを確認できるものは、栃木の山ではおなじみの2枚の山名板だった。戻りは林道終点まで続く尾根筋を最短距離で降下したが、林道際は落ちるような角度だった。往復35分の駆け足登山となった。
41 532   19日 金精山 2244 男体山 日光市 7K4NXB 430 FM 栃木百 ガレ場が多く行程も長いので登山靴にするつもりだったが、直後で長靴に切り替えた。白根隠山から先の薄い踏み跡を考慮したからだ。5時30分に登山口を入るが、相変わらず道は荒れている。金精峠からの急傾斜も同様でスパイクが威力を発揮してくれる。金精山まで先行する4組をパスするが、みんな怪訝そうに足元を見てるたw その後は五色山〜白檜岳まではガレ石が多く、スパイクが邪魔で歩き難い。しかし白檜岳を過ぎると様相は一変し、笹原の中のルートとなり、熊笹に覆われた薄い踏み跡を足で探るように進んだ。露で濡れているので、長靴が威力を発揮してくれる。  
人の記憶とは曖昧なものだ。2年前に歩いた時のイメージではもう少し歩きやすいと思っていたがそうでもない。ルートは尾根筋に伸びており、笹原と樹林帯が交互にやってくる。樹林帯にはこれでもかと言うくらいの冬季用のマーキングが高い位置にあり、道を迷うことはないが、笹原の踏み跡は熊笹に覆われていて頻繁に行き先を見失う。梅雨も明け、夏〜秋の本格的な登山シーズンとなればもっとはっきりしてくるのかもしれない。水場を過ぎると最後の登りとなり、200m余り高度を上げれば錫ヶ岳山頂となる。2度目の山頂だが、ここの印象は前回のままで、長い行程の割には大した眺めもないのが残念だ。南側には庚申山〜鋸山、その後方に袈裟丸山の峰々、さらには皇海山とその後方に富士山が捉えられた。  
戻りは往路を丹念に辿ったが、白檜岳、白根隠山への登り返しは予想通りきついものとなった。それでもどうにか前白根山を通過すると、ここから先は初めてのコースとなる。少しずつ高度を下げながら尾根筋を進むと外山への分岐となる。外山への案内表示はないが、山頂方向への踏み跡に入るとシャクナゲを中心とする灌木帯となる。シャクナゲのトンネルを抜けると5分ほどで山頂となる。山頂の東側は急斜面となって切り落ちていて開けていたが、あいにくのガスで展望はない。早々に分岐に復帰し湯元に向けて長い下りが始まった。登山者が削り、そこを流れる雨が削り、登山道は最悪だ。ルート上では多くの大木が根こそぎ倒れている。関東一円の山を歩いているが、このクラスの山への登山道の内でこんな酷いのにお目にかかったことはない。大きな事故でも起こらなければいいが..... 湯元スキー場からの登山道入り口に建っていた「白根山登山道」のモニュメント風案内の立派さとのギャップに呆れた。
42 533       白根隠山 2410 男体山 日光市 7K2QCH 430 FM  
43 534       白檜岳 2394 男体山 日光市 JQ2FOY 430 FM  
44 535       錫ヶ岳 2388 丸沼 日光市 7L4NAE 430 FM 栃木百
45 536       外山 2204 男体山 日光市 7M4MHN 430 FM  
46 537   20日 寺久保山 357 田沼 佐野市 7K4NXB 430 FM   墓地の前を入ると10m位で竹藪となり、その左手を見ると斜面の上に尾根筋が見える。竹藪を抜け、斜面に取り付き30m位をひと登りすると尾根にでた。あとはピークに向け尾根筋を外さぬように登り、急勾配を上がると山頂からの尾根と出会う。ここからはしっかりした踏み跡があり、左手のゴルフ場に沿うように多少のアップダウンのある尾根上となる。ほどなく不動の滝からのコースと合流すると、1分で立ち木に覆われた山頂となった。戻りは同じルートを戻った。登り35分、下り25分。
47 538   21日 多高山 608 番場 佐野市 7K4NXB 430 FM   登山道は切通しのフェンス沿いに続いているが、背丈ほどの夏草が茂り歩き難い。小さな祠が見えてくると尾根道となるが、勾配が急な所では鉄塔巡視路用?のステップがあり快適な歩きが続く。特に足場の悪いところもなくほどなく山頂となった。山頂には石祠と三角点がある。少し東側に行くと2つの石祠と畳10畳ほどの平坦地となっていた。巡視路の仕様からするとかつてこの場所に鉄塔が建っていたのだろう。往復40分の速足で歩き次に急いだ。
48  539       三床山 335 田沼 佐野市 JG1FMR 430 FM   県道66号線を戻り、三床山の登山口となる鹿島神社の駐車場にクルマを置き、参道から神社左手の林道を進んだ。しばらくすると尾根コースと沢コースの分岐案内があり、尾根コースの方に進むと100m位で小さな沢となり、尾根コース50分の案内があり、これを入る。榊の群落の中に整備された登山道が続き、緩やかに高度を上げていくのでストレスはない。一度高度を下げ鞍部となるといよいよ最後の登りが始まる。小さな九十九折りとなった急斜面にはロープも下がる箇所もあり、100m余りを一気に登り山頂となったが、額からは玉のような汗が流れ落ちていた。山頂には三等三角点と石祠が2つ鎮座していた。ピークを少し下がったところで西〜北にかけての好展望が得られた。急ぎ足でピストンし45分で往復した。
49  540   22日 赤雪山 621 番場 足利市 7N2XYS 430 FM 栃木百 長石林道登山口前の林道余地にクルマを置き登山道に入った。いきなり木段の登りとなるがほどなく緩やかな尾根歩きとなる。鉄塔の建つ2つのピークを過ぎると、松田川ダムからの道と合流し急勾配の登りとなる。ただ勾配の先にはピークが見えており、ひと登りで東屋の建つ赤雪山山頂となった。あいにくの花曇りで展望はなかった。往路をピストンしクルマに戻った。登り33分、下り29分。
50  541       仙人ヶ岳 663 番場 足利市 7K4NXB 430 FM 栃木百 仙人ヶ岳は、松田川ダムから野山林道を終点まで入り登山道に取り付いた。2年前にも同じルートで登っているので迷うこともなく歩けたが、スギ林の急傾斜地は結構きつかった。尾根上となり、赤雪山からの道と合流するとほどなく山頂となった。ここも往路をピストンしクルマに戻った。登り18分、下り14分。
51  542       深高山 506 足利北部 足利市 JG1MOR 430 FM   深高山と石尊山は猪子トンネルの手前から林道に入り、猪子峠を過ぎた粟谷町からの登山口に取り付いた。ハイキングコースとの案内を入ると、スギ林の中の薄い踏み跡が続き、5分余りで尾根上の十字路となった。ここからは尾根筋を西に歩き、岩尾根を過ぎるとロープの下がる急登となる。登り切ると深高山山頂となった。ここからは軽いアップダウンの尾根歩きとなり、通行止めとなっている湯殿山への分岐を過ぎると見覚えのある石尊山山頂となった。戻りは往路をピストンした。登り42分(20分)、下り39分(17分)、()内は登山口-深高山間。
52  543       石尊山 486 足利北部 足利市 7N4WMF 430 FM 栃木百
53  544       高萩山 377 足利北部 足利市 JM1MIL 430 FM   高萩山は群馬県境の山で、白葉林道の白葉峠から県境尾根を歩いた。最初の取り付きと山頂手前はかなりの急傾斜であったが、尾根筋の西側すなわち群馬側は広範囲に伐採されており、桐生市街地を終始展望しながらの歩きとなり気分は爽快だった。登り13分、下り10分。
54  545   23日 高室山 197 茂木 芳賀郡市貝町 JG1FMR 430 FM   高室山は東側を南北に走る車道から取り付いた。クルマ一台分の駐車余地から車道に沿うように作業道が付いている。ここを入り、篠笹と倒木の中をピークを目指すと、所々にはテープが下がり薄い踏み跡があった。緩やかに登りつめるとヒノキの植林地の山頂となった。往復15分でピストンした。
55  546       御岳山 162 祖母井 芳賀郡市貝町 7K4NXB 430 FM   御岳山は山頂に神社があり、南側から車道が伸びている。今回は車道は使わず、東側にある伊許山園地のキャンプ場からの木段を上がった。山頂には神社の後ろに社があり、その前に三角点があった。往復10分だった。
56  547   24日 焼森山 423 中飯 芳賀郡茂木町 7K4NXB 430 FM   雨の止み間をついて、5時前に登山道に入ったが時折大きな雨粒が落ちてくる。遠くからはゴロゴロと雷鳴も聞こえてくる。一の越からちょっとした岩場を登ると県境の尾根上となる。尾根筋を緩やかに高度を上げると焼森山となる。ここからは栃木県側の展望が素晴らしい。  
焼森山からは少しばかり岩場を下り、ゆねやかな稜線上を辿ると茨城県境の尾根となる。茨城県側からのルートと合流しながら歩き、少しばかりの急登で南峰となる。標高430mとの表示もあるが北峰に向かう。一度鞍部に下り登り返すと北峰となった。祠のあるピークは全方向に開け絶景ポイントとなっていた。登り37分(19分)、下り37分(18分)
57  548       鶏足山 430 中飯 東茨城郡 JG1FMR 430 FM 栃木百
58  549   25日 磐梯山 1819 磐梯山 耶麻郡 JL7VFX 430 FM 日本百 8時半過ぎに登山口に入る。樹林帯の中の緩やかな登山道をのんびり歩くと、30分ほどで硫黄臭が鼻をつく中の湯温泉跡となる。湿地帯の木道を過ぎると、登山道は次第に勾配を増し、所々では根張りが多くなり歩き難くなる。北側に開けた場所が出てくると、桧原湖や吾妻の山並の素晴らしい展望となる。やがて勾配が緩くなるとお花畑と弘法清水の分岐となり、お花畑の方に進んだ。お花畑に花はないが、天狗岩と櫛ヶ峰の景観が素晴らしい。山頂方向には弘法清水小屋や多くの登山者たちが見えてくる。5分で弘法清水となり、ここからは急勾配の荒れた登山道となり30分余りで岩稜の山頂となる。戻りは往路をそのまま戻った。往復5時間ののんびり登山だった。
59  550   26日 松倉山 345 烏山 芳賀郡茂木町 JA1LZV 430 FM 栃木百 県道274号から町営バス松倉山入口のバス停前の松倉山登山口の案内を入った。民家の間をぬうように狭い道を抜けると林道となるが、林道の方が広くて走りやすいw コンクリート道から砂利道となると路面は荒れだすが林道終点まで進入出来た。案内板に従い登山道に入ると間もなく左手に観音堂があり、ほどなく松倉山山頂となる。山頂には三角点標石と小さな祠があった。往復15分。
60  551       鷲子山 468 馬頭 常陸大宮市 7K4NXB 430 FM 栃木百 県道274号を北上し、国道293号線から茨城県側から鷲子山神社に向かった。栃木県側よりも広く整備された車道を進み鷲子山神社の駐車場に入った。ピークの位置は社殿の裏手にあるため、神社への階段は上がらず、神社横の遊歩道を通り山頂に向かった。2年前の訪問時には無かった遊歩道の先には真新しい祠があり、そこから少しばかり左に進むと山頂となる。と言っても明らかに山頂を示すものはなく、赤いペンキに塗られた標石とピンクのテーピングがあるだけだった。GPSのポイントとも一致するのでこの辺りが山頂なのは間違いなさそうだ。往復10分。
61  552   27日 桝形山 1086 塩原 那須塩原市 JG1FMR 430 FM   林道は次第に細くなり荒れてはくるが歩き難い事はなく、分岐を山頂方向に針路をとる。2つ目の分岐を左に進むと、100m位で最高地点となるが、右には雑木林に向かう踏み跡がある。尾根筋は広く、緩やかな勾配を上がるとほどなく平坦なピークとなる。山頂には三角点と馴染みの山名板が下がっていた。往路をピストンしクルマに戻ったが、約一時間の早朝ハイクとなった。
62  553       月山 875 高原山 那須塩原市 7K4NXB 430 FM   林道を南下し上伊佐野方面に向かうと送電線とクロスする。月山の取り付き地点は54号鉄塔手前にあり、その近くの駐車余地にクルマをデポし登山道に入った。夏草の茂みを抜けるとしっかりした山道になる。1分余りで、左の稜線への踏み跡があり、ここを上がると直ぐに広い砂利道となる。ピークに向けて真っ直ぐ伸びる砂利道を上がると、間もなく平坦地となり100m余り行くと何やら見慣れぬ表示があり、ROMANCE TOPとかBOMBER STRAIGHTと書かれている。マウンテンバイクのダウンヒルコースのスタート地点らしいが、今は営業している様子はない。周りを見回すと、月山の山名板と三角点標石が雑木林の中に静かに佇んでいた。往復20分の山行だった。
63  554   28日 富士山 1184 塩原 那須塩原市 JG1FMR 430 FM 栃木百 少しずつ夜明けが遅くなっている。4時半前に登山口を入ったが、始めのうちはライトが必要だった。とっつきは林道だったが、直ぐに急斜面の登りとなり、石段の連続となった。石段と言っても自然石を階段状に並べたもので、かなり年月も経過しているようで苔生していて滑りやすい。20分余りで山頂尾根となり、北に向かうとほどなく山頂となった。大きな山名標示と三角点のあるピークだった。
64  555       田代山 520 西那須野 那須塩原市 7K4NXB 430 FM   田代山の取り付き地点は、昨日の月山の帰りに下見しておいたので問題ない。ただ所要時間の見当が付かず一抹の不安を抱えながら向かった。取り付き地点の林道の十字路にクルマを置き、東側の尾根筋を目指して薄い踏み跡に入った。踏み跡は直ぐに廃道と化した作業道となるが、この作業道はいくつも枝分かれしているので、ピーク方向を選んで進んだ。ほどなく頭上間近に稜線が迫ってくると、林道から斜面への取り付きが幾筋が見えてくる。その一本に取り付くと直ぐに稜線上となり、尾根筋を外さぬようにピークを目指した。緩やかに登ると、ヒノキの若木の植林地となり、左に針路を変えると三角点のある山頂となった。三角点の近くには馴染みの山名板がぶら下がる、この辺りでは当たり前の展望のない山頂だった。往路を辿り、往復30分でクルマに戻った。
65  556   29日 三登谷山 433  中飯 芳賀郡益子町 JG1FMR 430 FM   三登谷山、雨巻山、御嶽山、足尾山の4山は尾根続きで周回で巡ることが出来る。起点となる大川戸の登山用駐車場にクルマを置き5時前に登山道に入った。最初の三登谷山までは200m余りの高度を上げるが、登山道は良く整備されており順調に山頂となった。次の雨巻山へは小さなアップダウンを繰り返し、最後に100m余りを一気に上がると山頂となる。広い山頂で南側に展望がある。  
次の御嶽山、足尾山へはいくつかの急坂を下ることになるが、猪転げ坂は名の如く急勾配の長い下りとなり、登りには使いたくない。やっとのことで御嶽山となると、足尾山との鞍部への急な下りが待っていた。ここの下りは岩場となっており鎖が下がっていた。慎重に下り、登り返すと4つ目の足尾山となる。山名板だけの足尾山を足早に下り出すと、ほどなく沢伝いの下りとなる。しばらく沢に沿った悪路を下り、途中から稜線を一つ越えるとやっとのことで駐車場となった。2時間40分で周回したが、この縦走路で好展望が得られたのはピークからのみで、ルート上からはほとんど無かった。また逆周回は登り勾配が急となるところが多くて大変そうだ。
66  557       雨巻山 533 羽黒 芳賀郡益子町 JA1JCA 430 FM 栃木百
67  558       御嶽山 433  中飯 芳賀郡益子町 7K4NXB 430 FM  
68  559       足尾山 410  中飯 芳賀郡益子町 JA1LZV 430 FM  
69  560       高峯 520 羽黒 芳賀郡茂木町 JA1DZR 430 FM   高峯は茨城県境の峠から上がり、県境の尾根筋に作られた遊歩道をただひたすら登るといった感じなのだ。ハンググライダーのフライト場跡からの展望が唯一の目玉と言った感じだ。往復50分の山行だった。
70  561       磯山 105 岩瀬 真岡市 JF1SHZ 430 FM   磯山は浅間山へ先に行くつもりで走っていたら、磯山遺跡の案内板を見つけちょっと入ってみたら、そこが登山口だったという落ちが付いた山となった。林道というか作業道というのか、何とも言いようのない道路が沢山ある山で、今回運良く入り込んだところは、爆弾三勇士の碑が建つ地点の直ぐ北側だった。ここから作業道を南に歩くと平坦な雑木山の中に一等三角点のある山頂となった。往復10分の歩きだった。
71  562       浅間山 208 岩瀬 真岡市 7L4NAE 430 FM   最後の浅間山はちょっとばかり様子が違った。今回も栃木の山紀行さんの紀行文を片手に臨んだが、踏み跡のほとんどないルートで、倒木と密藪に悩まされるスタートとなった。プリントしたルート図をなぞるように歩いたが、最初は篠笹と灌木で苦しみ、途中からは倒木と灌木の連続となる。とりあえず歩きやすいところをと、ピークの方向を気にせず尾根を目指した。それがである、やっとのことで尾根筋となったら、なんとそこには立派な遊歩道があるではないか。半信半疑で先に進むと、その方向は次第にピークに向かい山頂への尾根筋となった。遊歩道は最後までしっかりとしていて、取り付きから27分で浅間山の山頂となった。石祠のある山頂からの展望は、伐採されてから年月が経つ雑木が目線を遮っていた。戻りは遊歩道を確認するためにそのまま下ると、清掃センターの方向への薄い分岐があるだけで、一本道で北西に向かっていた。降り立ったところは阿部岡という地区で、その取り付き地点には浅間山遊歩道入口との立派な案内板があった。山頂から17分で下ったので、ここを起点にすれば、45分前後で往復できるだろう。
72  563   30日 安戸山 1152 関谷 那須塩原市 7K4NXB 430 FM 栃木百 新たに石柱の案内が設置された登山口を4時30分に入った。民家の登山者ノートと案内図も健在である。まだ薄暗い登山道を熊鈴を鳴らしながら歩き、沢を渡るといよいよ急傾斜の登りが始まる。ルートは急斜面のスギの植林地の中をほぼ一定の勾配で、トラバースするように作られているので歩きやすい。しかし長いw 歩き始めてから40分でやっとのことで林道となるが、ここがまた凄い。背丈を越える夏草が踏み跡を塞ぎ、草露で全身びしょ濡れとなる。足元はスパイク長靴のおかげで心配ないのが何よりもの救いだ。やっとのことで夏草を脱し広場となると、林道から山の中へと登山道は分岐する。ここからは山頂から北西に伸びる稜線に向かう笹の中の巻き道となる。ほどなく稜線上となると戻り返すように左に針路をとり、痩せ尾根を越えると、ロープの下がる急勾配の登りとなる。必死に50~60m位を登り切るとなだらかな山頂尾根となり、熊笹に覆われた踏み跡を探しながら歩くと山頂となる。2年前に比べ北側の雑木が伐採されているようだったが生憎の天気で視界は無かった。そのまま往路をピストンしクルマに戻った。登り72分、下り57分。
73  564   31日 若見山 1126 塩原 那須塩原市 7K4NXB 430 FM 栃木百 明るくなった4時40分に登山口を入ったが、まだ杉木立の中は暗い。2年前には無かった「栃木百名山若見山登山口」と書かれた案内板が鉄塔巡視路の黄色いポールの横で目立ってる。杉の植林地の急斜面を大きく折り返しながら登り切ると尾根上となり18号鉄塔への分岐となる。ここからは軽いアップダウンの尾根歩きとなり、しばらくは余裕の歩きとなる。小さな鞍部となり登り返すと、左側は切れ落ちた崖となり崩落している箇所も出てくる。次第に斜度は増し、上方にピークが見えだすと勾配は一際急となり、ほどなく山頂となる。雑木の山頂部は平坦で広く、多くの山名板が歓迎してくれたが、立ち木で視界はない。往路をピストンし、所要時間は登り50分、下り36分だった。
1.ここは栃木百名山
2.大久保の頭には山名板は無い
3.傾いた高原山w
4.県内12分の1、一等三角点が鎮座している
5.杉木立の中に
6.山部3Dが山名板がありました
7.山頂は杉木立の中
8.こっちの山頂は雑木林
9.尾出山と同類だな
10.山名板が山頂を教えてくれた
11.ベニヤ板の山名板
12.藪山の中に
13.山名表示のない大峠山
14.県境尾根の山名柱はこのタイプ
15.ここもです
16.ここもです
17.ここのもだけど、字が剥げている
18.稲荷山山頂には一等三角点が
19.それにしてもこの通し番後は邪魔だ!!
20.これは良いね。万人の山名板だね
21.堂岩山の登りから見た地蔵山
22.ピークより少し下がった位置に山頂が
23.関東百名山100個目のピーク
24.中尾根ノ頭の遠景
25.八間山
26.弁天山
27.案内ポールの支柱にエビの文字が
28.栃木の山にはしっかり山名板がある
29.斜に構えた山名板
30.この山名板も見慣れたもの
31.朝の暗がりの中フラッシュ撮影
32.年季の入った岳の山の山名板
33.ここもかなり年季が入っている
34.良い味出てますね
35.久しぶりに見たR.Kさん山名板
36.串刺し山名板w
37.雑木の中で展望なし
38.唯一下がっていた山名板
39.こちらの栃木山紀行さんはゴシック体
40.こちらの山部さんは浮き彫り3D
41.ここにもいつも山名板
42.ガレ石でしっかり押さえられていた
43.白檜岳には栃木の山紀行さんの山名板があったはず
44.関東百山77座目は無骨な山名板
45.ここにも在りました
46.これは初めて見るタイプ
47.アルミ板に刻まれた山名
48.この形の案内表示があちらこちらに
49.赤い文字が良いですね
50.新しくなったかな...
51.味わい山名板その1
52.味わい山名板その2
53.群馬県境の山には栃木に馴染みの板は無し
54.ここにも在りました
55.ここにもあるはずだけど....見つからなかった
56.なかなかの山名板ですね
57.雨に濡れた山名板
58.日本百名山18座目
59.この山名板しか見当たらず
60.ピーク近くの真新しい祠
61.いい山名板ですね
62.うーーん、味があるね
63.正しい標高は1184m
64.ここも栃木の山紀行さんの山名板では514mだ
65.ベンチの置かれた三登谷山
66.沢山の山名板がある
67.御嶽山からの下り(写真撮り忘れたw)
68.足尾山
69.仏頂山では無いよ。高峯です
70.一等三角点の山、磯山
71.ここにも山紀行さんの山名板
72.真新しい縦看板風の山名板
73.今月最後の山は若見山