やんちゃオヤジ山行備忘録 2013年下半期(7月〜12月)
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 102 8月 1日
甲仁田山
847
正丸峠
横瀬町
7K4NXB
430
FM
甲仁田山(847m、正丸峠)にはNTTドコモ無線中継所が建ち、車道が山頂まで続いていた。しかし県道53号線から進入すると直ぐにゲートとなった。ゲート横を抜け車道を歩き出すとほどなく右手に正丸教会の建物となった。車道は勾配が増すとアスファルト、緩くなると砂利道と繰り返しながら続き、問題なく車の通行も可能な状況だった。中継所が見えると山頂近くとなり、最後に階段状の道を上がると平坦な山頂となった。何一つ山名を表示するものは見当たらなかった。登り50分、下り45分。
2 103


正丸山
780
正丸峠
飯能市
JN1IKT
430
FM
正丸山(780m、正丸峠)は正丸峠から直ぐのピークで、関東ふれあいの道となってる登山道をカサを差しながら一気に駆け上がった。とは言えど結構な急勾配で、特に山頂直前の木段はステップが高く登り辛いので、九十九折の踏み跡を登った。往復25分。
3 104


ツツジ山
879
正丸峠
飯能市
JA1UZG
430
FM
ツツジ山(879m、正丸峠)は苅場坂峠から直ぐのピークで、ここも関東ふれあいの道を登ることになる。半ば付近でトラバースする関東ふれあいの道から分かれ尾根筋をそのまま行くとほどなく山頂となった。あいにくの空模様で山頂はガスの中だったが、三角点標柱と立派な山名表示が建っていた。往復10分。
4 105


タカハタ
408
安戸
東秩父村
7N2XYS
430
FM
タカハタ(408m、安戸)は東秩父村とときがわ町の町村境の尾根筋を栗山林道から辿った。取り付きから一旦100m近く高度を下げ、鞍部から登り返しとなるルートである。尾根筋にはピンクのリボンが連続し、この一帯が外秩父のハイキングコースとして整備されている様子がよくわかる。最高点には山名表示はなく黄色いテープが一本下がっていた。往復50分。
5 106


リュウゴッパナ
494
安戸
東秩父村
JK1OCK
430
FM
リュウガッパナ(494m、安戸)は漢字では竜ヶ鼻と表記するらしく、外秩父七峰縦走ハイキングコースの一部となっている。林道・御堂笠山線の物見山との峠にクルマを置きピストンした。ハイキングコースから分かれ尾根筋を少しばかり上るとすぐに山頂となった。往復15分。
6 107


物見山
460
安戸
東秩父村
JH1FAB
430
FM
物見山(460m、安戸)へは反対側へハイキングコースを這入り、トラバース路と別れて尾根筋の急登をあがるとすぐに山頂となった。往復10分。
7 108


臼入山
421
安戸
東秩父村
JF1MHN
430
FM
臼入山ナ(421m、安戸)へは奥沢神社の鳥居をくぐり石段をあがると社殿となる。その横手から尾根筋をたどるとやがて奥ノ院の小さな社となる。さらに尾根筋をたどりひとしきり急勾配を登ると山頂となった。三角点標柱と山名版が下がっていた。往復57分。
8 109
4日
天神山
1502
水上
みなかみ町
7K4NXB
430
FM
天神山(1502m、水上)はリフトを降りると直ぐに山頂となる。10人中10人が谷川岳を向う中、たった一人天神山の山頂に立った。山頂には東屋があり、周囲の山名案内板が建っていた。
高倉山(1449m、水上)は天神平スキー場の南側ゲレンデのトップからさらに100m位先にあった。山頂には斜めに傾いた三角点標柱があるだけで山名板は無い。
湯蔵山(1334m、水上)へは急勾配の下りがしばらく続くが、予想外に道はしっかり整備されていて登山道といった趣である。鞍部まで来ると送電鉄塔となるが、その先も整備された道が続いていた。ところが山頂まで150mまで来ると整備された道は東側へ下り始めた。慌てて戻って尾根筋の藪に分け入ると踏み跡は続き、ほどなく山頂となった。山頂は藪の中で展望は無く、すかいさんの山名板が下がるだけだった。  
今倉山(1037m、水上)へはそのまま尾根筋をゆっくりと下るだけで、踏み跡もしっかりしてるので特に問題はない。スキー場のゲレンデが見えてくると山頂は近く、ゲレンデ側から若干の薮中を行くと平坦なピークとなった。ここにも山名表示はなく、三角点標柱が草むらから頭を覗かせているだけだった。あとはスキー場のゲレンデを下るだけだったが、なんと本日一番の藪はこのスキー場だった。
9 110


高倉山
1449
水上
みなかみ町
JL1FDI
430
FM
10 111


湯蔵山
1334
水上
みなかみ町
7N2XYS
430
FM
11 112


今倉山
1037
水上
みなかみ町
7K2ODM
430
FM
12 113
11日
熊倉山
1427
三峰
秩父市
JI1IIF
430
FM
熊倉山(1427m、三峰)の登山道は3つある。一番手前の林道コースは一部崩落により通行止めとの案内がある。城山コースは尾根筋を直登しているので勾配はきつそうだ。ということで取り付いたのは日野コース。荒れた林道を1キロ余り行くと行き止まりとなり、日野登山口となる。登山口からやや下がり、沢沿いを左右に丸木橋で行き来しながら緩やかに登って行きます。今日も下界では40℃を超す猛暑となるとの予報を尻目に順調に上ります。朽ち落ち屋根だけになった官舎跡、最後の水場を過ぎ笹平へ出るとようやく傾斜は少し緩みます。ここまでは沢筋から急登を避け斜面を巻くように登ってきたが、この後も一切尾根筋には乗らず、ただ横切るだけで徹底した巻き道の連続となりました。やっとのことで城山コースと出会うと最後の50mが尾根筋の急登となり山頂に出ます。登り2時間、下り1時間30分。日野コースは徹底して急勾配を排除した巻き道コースでした。
13 114


猪狩山
822
三峰
小鹿野町
7N2XYS
430
FM
猪狩山(822m、三峰)へは林道から「猪狩山を経て御嶽山へ」と書かれた標識に従って取り付いた。一気に200mを上げる急勾配は、30度を超える暑さと背負った水とロープの重さもあり休み休みとなる。額からは玉のような汗がメガネに落ちてくる。やっとのこと40分かけて登り上げたピークには2つの祠があった。ここは猪狩神社の奥宮(標識などから判断すると行政ではここを猪狩山としているらしい)で、本物の山頂はこの400m先のピークであり、尾根筋を軽快に歩いた。大岩を右に巻いて急勾配を上がると本物の山頂となった。猪狩山822mと書かれた小さな山名板も確かに下がっていた。林道登山口から丁度1時間。
鞍掛山(716m、三峰)へはそのまま御岳山への踏み跡を行き、二つ目の北へ向かう尾根筋に入った。地形図の通り尾根筋は通っているので迷うことは無い。途中の大岩は右側の踏み跡を巻いて難なく通過し、さらにゆっくりと下って行くと木立の間から目指す鞍掛山が見え出してくる。ピーク近づくほどに下りの勾配は増し、立ち木を手掛かりにザレた足元を滑るように50mばかりを下げて鞍部となった。こりゃー帰りが面倒だななどと思うも間もなく、目の前にはほぼ垂直の岩壁が現れた。遠目でもかなりきつそうだったが、直下に来るとまるで垂直の壁のように見える。辺りを視線で探るも右も左もさらに切れ落ちていて到底足を踏み入れる場所もない。ふと見上げると3本の蔓がよじった縄のようになってかなり上から垂れ下がっている。戻りはロープがあるのでどうにかなるだろうと、蔓を手掛かりに腕力に任せて5m余りの岩壁をどうにかクリアした。それからも足元をしっかり確保しながら灌木を繋ぐように急勾配の岩場を必死で攀じ登り、最後の50m余りの壁を越えた。山頂には小さな祠が2つあり、北側の立木には小さな山名版が下がっていた。そこには確かに鞍掛山716mと書かれていた。猪狩山からはたったの50分だったが、今までにない長い緊張の50分間だった。山頂で山ランの儀式を済ませると、少し前から聞こえ始めていた雷の音が段々大きくなり、登り来た猪狩山の方向も曇りだしている。祠も北を向いてるし、北側の尾根筋には薄いが踏み跡も確認できる。地形図を見ると勾配はきついが北西に向かう尾根筋は下れないことはないと判断した。ピストンはロープを使い垂直懸垂で降りれるが鞍部からの上り返しも半端ではなく、何より雷が近づいているので豪雨となれば山中での立ち往生は必至である。帰りは遅くなっても、とりあえず安全地帯まで下りることが先決と迷うことなく北西の尾根筋を下り始めた。案の定、尾根筋の勾配は急であったが、近づく雷鳴と競走するように下り、最後は杉の植林地を駆け下りた。いつの間にか落ち出した雨は次第に大粒となり、やっとのことで駆け込んだ廃屋の軒下に入るや否や豪雨となった。頭上の雷鳴は約30分で足早に去り、疲れ切った足を引きづりながら車道をとぼとぼ歩き、猪狩神社からの登山道を辿ってクルマに戻った。雨宿りを入れて5時間10分の大周回となったが、思い出に残る山行になるだろう。
14 115


鞍掛山
716
三峰
小鹿野町
7M2RRT
430
FM
15 116







430
FM

1.ただの草地
2.
3.
4.Gさんの黄色テープのみ
5.ここはこれだけ
6.ここもこれだけ
7.細窪山とも言うらしい
8.山頂には東屋が
9.今にも抜けそうな三角点
10.すかいさん製のみ
11.新旧の三角点?が並んでいた
12.有名なでかい山名板
13.しっかりありました。
14.小さいけど大きな山名板

15.

16.

17.

18.

19.

20.
No. 山ラン 登山日 曜日 山名 標高 地図名 移動地 交信局 周波数 型式 名山関係 コメント
1 90 7月 4日
白石山(毘沙門山)
997
長又
小鹿野町
7K4NXB 430 FM
白石山(997m、長又)へのルートは南側の採石場跡からが最短のようですが、立ち入り禁止との情報も有り諦める。そこで地形図を見直すと山の北側の尾根に池原地区から続く破線が伸びていた。これを使い836Pから回り込めば山頂に達するとみた。吉田川に架かる赤い橋を渡ると、しっかりした作業道になった。この道は先の畑への作業道で、その畑を過ぎると急に踏み跡は薄くなる。いくつかあった朽ちた作業小屋の先で踏み跡を見失い、強引に尾根筋に上がり尾根筋を辿る。大した登りでもなくのんびり行くと鉄塔巡視路と出会い、その先は快適な踏み跡となった。836Pで進路を南に変え、小さな鞍部からの150m余りの急勾配となったが、立ち木を手掛かりに足場を確保しつつ必死に登った。その後は一変し快適尾根となったが、最後の切り立った岩場のピークだけは慎重に登った。標高は1000mに届かないが、ピラミダスな頂の高度感はかなりのものである。登り2時間、下り1時間30分。
2 91


観音山
698
長又
小鹿野町
7N2XYS 430 FM
観音山(698m、長又)へは中腹にある観音寺への石段から始まる。寺の右手を進むと急勾配の木段となり、ひとしきり必死に上がると分岐となりしばらくはトラバース路となる。再び急斜面となると、登山道は九十九折となり小さな鞍部から尾根筋を行くと山頂となった。往復59分。
3 92
11日
破風岳
1999
御飯岳 嬬恋村 JF1WCL 430 FM
破風岳(1999m、御飯岳)へは毛無峠から西側へ向かうが、笹原の稜線には九十九の登山道が続いていた。笹の朝露でズボンはびしょ濡れとなってしまう。土鍋山への分岐を分けると、直ぐに山頂となった。大岩がゴロゴロ転がる山頂はちょうど朝焼けに染まり、鋳物の立派な山名板が立っていた。標識毛無峠から30分。
土鍋山(2000m、御飯岳)へは分岐へ戻り、そのまま笹原を下ると五味池分岐となり左へ分けるとさらに笹原の下りとなる。膝丈ほどの笹原がしばらく続くが、山頂近くなると足場は極端に悪くなり、朽ちた梯子段などもあり歩きにくい。それも束の間、山頂となった。ここにも鋳物の立派な山名板が立っていた。下山は往路をピストンした。破風岳から30分。毛無峠まで40分。
御飯岳(2160m、御飯岳)へは硫黄鉱山の遺物鉄塔の建つ急勾配を上がると毛無山となる。ここで一旦高度を下げ鞍部から少しばかり急斜面を登り返すと樹林帯となる。その後は緩やかな笹原歩きとなり、ほどなく広い山頂となった。登り1時間5分、下り50分。
4 93


土鍋山
2000
御飯岳 嬬恋村 7M1IYK 430 FM
5 94


御飯岳
2160
御飯岳 嬬恋村 7K4NXB 430 FM ぐんま百
6 95


老ノ倉山
2020
御飯岳 須坂市 7N2XYS 430 FM
老ノ倉山(2020m、御飯岳)は上信スカイライン(万座道路)から長野側への分岐点近くが登山口となる。取り付くと直ぐに背丈を越えるネマガリダケの笹薮となるが、踏み跡はしっかりしている。勾配はきついが直線距離200m余りしかなく、疲れる前に一気に駆け登った。山頂は平坦で、朝一番で登った御飯岳〜破風岳〜土鍋山の稜線が広がっていた。往復20分。
7 96


黒湯山
2007
御飯岳 嬬恋村 JP1RNE 430 FM
黒湯山(2007m、御飯岳)は完全な薮山だった。踏み跡を上がると直ぐに笹薮が始まるが、勾配はさほど急ではない。しかし行程の9割は笹薮で、その半分以上は背丈を越えるネマガリタケだった。それも山頂に近づくほど薮は醜くなり、左右からネマガリタケが踏み跡に被っていた。山頂部は笹が切り開かれていたが、山名板は高みから下がっていた。登り50分、下り30分。
8 97
15日
丸山
1495 茂倉岳 みなかみ町 7N2XYS 430 FM
丸山(1495m、茂倉岳)へは、ゲートを抜けるとしばらく廃林道が続き、40分ほどで林道終点となる。終点先には朝日岳登山口の道標があり良く踏まれた登山道となるが、宝川左岸を高巻くように小さなアップダウンの悪路が続いた。二股の手前で宝川を渡渉し右岸を行くとほどなく広河原となった。ここでフェルト底沢靴に履き替え初めての沢歩きとなる。おっかなびっくりで水面に足を突っ込むが、足底から伝わる感覚は安定感の一言である。滑るという感覚はほとんどなく、面白いように歩ける。そんなこともあってか、ちょっとばかり図に乗りすぎたようでルーファンをミスしウツボギ沢を直進してしまった。およそ20分のタイムロスで丸山越えに続く一の沢へ入った。一の沢の幅は狭く、最初のうちは藪っぽいところもあったが流れはしっかりしている。進むうちに次々と2〜3m程の小滝が出てくるがどれも難なく越えられる。支流に出会う度、流れの多い方を選択して登っていくと次第に丸山へ突き上げる方向となっていた。沢筋はだんだん細くなるが構わず源頭部まで突き上げた。その先は丸山越えからの尾根筋に乗るように高みを目指したが、背丈を越えるネマガリタケが続くようになり青色吐息の藪漕ぎの連続となった。やっとのことで尾根筋に乗ると今度はシャクナゲやツツジ類の灌木とネマガリタケの混合藪となる。踏み跡や獣道らしきものも皆無で、やっとのことで辿り着いた山頂にもピークを示す表示物は無く、高みにでも残雪期の名残りがあるかと辺りを見渡すがテープの一つも見当たらない。灌木の中で展望もほとんどなく、いつもの儀式を終えると濡れたシャツを着替え、おにぎり一つを胃袋に放り込むと早々に下山に取り掛かった。戻りはGPSの軌跡をトレースし、沢筋に合流するとあとは一気に広河原まで下りた。この先は宝川沿いに登山道を戻り、順調に林道からクルマに戻った。登り4時間10分、下り3時間。
9 98
18日
三国山
1636
三国峠 みなかみ町 7N2XYS 430 FM ぐんま百 三国山(1636m、三国峠)へは30分で三国峠となり、その後は急勾配の木段となる。時折雨足が強くなり木陰で雨宿りをしながらの登りとなった。キスゲの群落を抜け、平標山方向へのトラバース路を分けたあたりから、やっと雨は上がり青空となってきた。登り着いた平坦な山頂には三角標石と山名板があった。三国峠から1時間を要した。
三角山(1690m、三国峠)へは三国山から上越国境の尾根筋を北上する。登山路は上信越自然歩道で、しっかり刈り払われていて歩きやすい。何度かのアップダウンで三角山となった。道標の柱に山名が記されていた。
大源太山(1764m、三国峠)へはさらに尾根筋を進み、平標山へのトラバース路から分岐する形で西尾根に乗るとほどなく山頂となる。三角点標石と山名板の建つ山頂からは、仙ノ倉山〜万太郎山〜谷川岳の稜線が飛び込んでくる。
黒金山(1684m、三国峠)はさらに尾根筋を東に向い100m余り下げ、登り返すと黒金山となった。山頂には山名板があるだけだった。ここまでの登山路はほぼすべてで刈り払いが行われており、これといった急勾配もなく問題箇所は無い。往復6時間20分。
10 99


三角山
1690
三国峠 みなかみ町 7K4NXB 430 FM
11 100


大源太山
1764
三国峠 みなかみ町 JH1DZS 430 FM ぐんま百
12 101


黒金山
1684
三国峠 みなかみ町 7N4GBZ 430 FM
1.山名板は朽ちて三角点のみ
2.山頂の大岩に山名板
3.真鍮の山名板
4.ここにも真鍮製
5.達筆板とすかいさん板
6.唯一の山名
7.遥か高みに
8.藪山の山頂に立つ
9.急登の先に
10.上越国境の山
11.
12.